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ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

第101回日本陸上競技選手権大会を観に行ってきた!

こんにちは、ペコちゃんです。
先日大阪で開催された日本陸上競技選手権大会を観に行ってきました。8月にロンドンで行われる世界選手権への切符をかけた今大会。男子100mにおいて9秒台が出るのではと期待も大きく報道もよくされていました。

陸上のこと全然分からないド素人の私、知っているのはリオオリンピック4×100mリレー銀メダルの4選手、サニブラウン選手のみ。もちろん大会は短距離だけではなく、3000mや800mを始めとするフィールドの競争競技そして走り高跳びや三段跳びの跳躍競技、円盤投げや砲丸投げの投てき競技も行われるのでかなりの長丁場です。事前にちょっぴり不安になりました、途中で飽きてしまわないかなと・・・ でもそんな心配は無用、楽しくてあっという間に時間が経ってしまったのです

陸上の試合を観たことがない、どんな感じなの?おもしろいの?と思われる方に、ペコちゃんの楽しいと思ったところをお伝えしたいと思います!

 

●陸上競技観戦の楽しみ方【準備編】

1.前売り券を購入しておこう
陸上競技大会の多くは入場無料ですが、日本陸上競技選手権やゴールデングランプリ陸上など一部の大きな大会は有料になります。諸事情ありペコ家は間に合わなかったのですが、前売り券の購入をおすすめします!仕事で会場入りしていた友人が当日券を購入してくれていたのでセーフでしたが、A席の当日券は完売、SS、S席は前売り券のうちに完売していました。今大会では、SS、S、A、B席の用意がありました(エリアのみ指定で座席は自由席)。SS席を購入の場合、S席、A席、B席への移動可、S席を購入の場合、A席、B席への移動可です。

競争競技のゴールは、SS、S席の前にあります。跳躍競技、投てき競技はA席、B席の方が見やすいです(下記画像をご覧ください。入場時にもらえる会場案内で、折り目通りに折ると応援グッズになります)。大会によっては前売りで購入した場合プログラムの無料配布等の特典がつくことがあります。事前に特典内容をホームページ等で確認しておくと良いです

2.タイムテーブルを確認しておこう!
各種目がいつ行われるかをきちんと把握しておかないと、席を外している間に注目レースや選手を見逃してしまうこともあります。大きな大会は数日にわけて開催されるので、せっかく行ったのに観たかった種目がやっていなかったということもあります。

3.選手や記録をチェックしておこう!
どの選手が優勝候補か注目選手か、そして過去の成績やベスト記録などの情報をチェックしておくと、観戦がより一層楽しくなります。ペコ家は購読している新聞に毎日特集コーナーがあったので、そちらを読んでいました。あとは、選手のtwitterinstagramなどもチェックすると親しみがわきますよ。日本陸連の公式サイトなどにももちろん情報が載っています。

4.ルールを簡単に知っておくと面白い
日本陸上競技連盟の公式サイトで競技ごとのルールが掲載されています。全部覚えなくても、さらっと読んでおくと観戦の面白みが増します。ちなみに砲丸投げの砲丸は男子は7.26kg、女子は4kg。

5.持って行くと便利なもの
双眼鏡:競技場は広いです。観たい種目や気になる選手の出場時にそのエリアへ移動できれば良いのですが、他の競技も観たい場合むずかしい。双眼鏡があると便利です。会場内の大型モニターにも映りますが、種目や出場選手は多いので、おめあての選手の緊張感あふれる様子、喜ぶ姿も観られて嬉しい。

・タオル:夏は日除けや雨除け、冬は防寒対策のマフラーとして使えます。大きめの物ですと、クッションの代わりにもなります。

・防寒具:寒い季節での長時間の観戦はカイロやマフラー、手袋、クッションなどでしっかり防寒しましょう。

・はおりもの:夏場は日焼け、紫外線予防にそして夕方からは涼しくなることも多いので、パーカーやカーディガンなど脱ぎ着しやすい上着を持っておいた方が良いです。

・ポンチョ:雨予報の場合ですが。3日にわたって行われた今大会、時に雨が降りました(はい、こちらでも降りました)。先日のディズニーシーでの社員旅行でも大活躍のポンチョを持参したのですが、満席だったので傘をさすとあぶなかった&後ろの人にも邪魔にならないので便利でしたよ~

・大会プログラム:会場内で購入できます。各競技の開始時刻や競技場所、出場選手が書いてあります。過去大会の記録や陸上競技関係の読み物の記載もあって雑学が増えます。

・タイムテーブル:プログラムを買うまでは、という方は大会のサイトからもタイムテーブルを確認できます。出場選手も確認できます。ちなみに登録選手はエントリーリスト、実際に出場する選手はスタートリストに記載されています。

・飲み物・食べ物:会場内に販売所や自動販売機がありますが、並んでいたり割高なこともあります。瓶と缶の持込は不可ですが、ペットボトルやもちろん水筒の持込は大丈夫なので持参すると便利です。特に夏場は水分補給をしっかり、多めに持っていくことをおすすめします。

・ゴミ袋:45Lくらいのものがあると便利です。満席に近いと荷物を座席の下に置くこともあります、雨の場合にもさっと袋にバッグを入れられると濡れず汚れず便利です。

●陸上競技観戦の楽しみ方【観戦編】

1.まずは競技場のどこで何の競技が行われているかを把握
大切ですよ~ 

2.そして観戦場所の確保
会場外にはスポンサー企業のブースがあり、グッズや体験イベントなどをしていることもあります。人気のある大会の場合座席がすぐ埋まってしまうので、まず座席の確保をしてからブースに遊びに行くことをおすすめします。

会場内の大型モニターがよく見える座席で観戦すると分かりやすい。競技の映像やスタート前の選手紹介、競技結果、記録、優勝選手のインタビューなどが表示されます。もちろんタイムテーブルで各競技の開始時間を確認し、移動して観戦するのも楽しい。

ブースはアシックスさんのものがあり、記念Tシャツなどウェアの販売、短距離のスタート時に使うスタートブロックやハードルなどの展示、記念Tシャツを着用(サイズが揃っていて貸してもらえます)しての記念撮影、アプリをダウンロードして決まった場所で撮影すると桐生祥秀選手と記念撮影ができるというものもありましたよ~

3.競技ごとのおすすめ観戦場所
・長距離トラック競技
1500m以上の長距離トラック競技はレーンに関係なくオープンコースで競技が行われます。スタート前に全選手の紹介(名前、所属チーム)がありモニターに表示されますので、ゼッケン番号をチェックしておきましょう。私の母校や地元横浜の選手にやはり親近感がわき応援していました。

・3000m障害物
長距離トラック競技に含まれますが、初めて観戦しました、というよりも初めて存在を知り興味深かったので個別にご紹介を。400mトラックを約7周走る間に、障害物を28回、水濠(すいごう)を7回の計35回障害を乗り越えて走る3000m障害物。障害物は、平均台を横にしたような物で、高さは男子が91.4cm、女子が76.2cm、それぞれ400mハードルの高さと同じです(高い!)。ですが、ハードル競技と違って障害物が倒れないように作られているので、手や足をかけて乗り越えてもよいことになっています。障害物が倒れないかわりに飛び越える際足をひっかけてしまって選手が転れてしまうこともあるようです。

3000mを走る間に35回もの障害を越えるためには、長距離種目に求められるもの以上の脚力や筋持久力が必要で、リズムやバランスを崩さないで障害を跳び越える技術も重要となります。長距離競技は選手の苦しさを感じて応援にもつい力が入りますが、3000m障害物はそれ以上に身体が前のめりになって応援していました。3、4コーナーの中間にある水ごう障害が見える場所での観戦がおすすめ。日本の陸上競技場はトラックの外側に水ごう障害が設置されているので、障害を越える瞬間や水ごうに入った際の水しぶきが間近で見られ迫力があります

・短距離走
これは正直迷います・・・調べると、レース前の様子が分かるスタート地点での観戦が良いとの意見がありましたが、陸上競技に詳しい友人に聞くとゴール付近がおすすめとのこと。今回ゴール付近で観ましたが、少しでも前にと競う選手の姿が観られやはり感動しました。書いておいて何ですが、お好みの方で^^

・跳躍競技、投てき競技
上から2枚目の写真にあるよう、場所が決まっているので間近で観ることをおすすめします。迫力が違います!フィールドに着地した投てき物は、特殊なラジコンカーで元の投てき場所に戻ってきます。テレビで観戦したときには見られなかったので、なるほどいい仕組みと感激しました。ラジコンカーには日本陸連のマスコットキャラクター、アスリオン(こちらも上から2枚目の写真に載っています)が座りさも運転しているかのようでした。さーーっと戻って行く姿がかわいかった。

●陸上競技観戦の楽しみ方【番外編】

今大会では、スタジアム横にあります競技場で選手の方がアップとクーリングダウンを行っていました。写真はスタジアムから撮影したものです。通り道に、選手を待つ人がたくさん。隣りに座っていた方に教えていただき、ペコ家も待ってみましたが、すぐ目の前を好きな選手が通っていくのでこどもたち大興奮。特に競技前は気持ちのコントロールもありますしあまり騒ぎ立ててはと思いますが(他のお客さんもいますしね)、手を振り返してくれたり、笑顔を向けてくれる選手も多かったです。

●観戦中大切にしたいこと

1.スタート前は静かに
実際に行ってみて分かったのですが、競争競技のスタート前は有無を言わずそういう雰囲気になります。モニターや、フィールドにいるスタッフの方手持ちの看板に「お静かに」の文字はありますが、選手紹介後に「シーーーー」と流れる音源。この「シーーーー」が聞こえると会場全体がしんと静まりかえります。これは本当行かないと感じられないものでした。2万人の観客が静まりかえる様子は圧巻。

2.選手のリクエストに応えよう
リクエストは、手拍子です^^ 跳躍競技ややり投げの選手から手拍子を観客に求められるときがあります。選手の気持ちを高めたり(友人曰く短距離走に必然的に集まる注目をこちらに向かせたい選手もいらっしゃるとか)、リズムをつかむ手助けになったり。選手によってリズムが違うのでよく聞いて合わせましょう。会場の一体感も味わえます。

3.いろんな競技を楽しもう、いろんな選手を応援しよう
今大会の目的は男子100m、200m観戦でした。100m決勝は2日目、200mは3日目の最終種目。それまで飽きてしまわないか心配しましたが、ブース、アップ会場の見学と過ごしつつも、他の競技が楽しくてあっという間に時間がたってしまいました。

男子100mは報道も良くされ知っている選手も多く分かりやすいのですが、10秒とすぐ終わってしまいます。見たい選手が1人だけだと出場しなかった時のショックは計り知れません。(陸上競技は当日出場キャンセルのケースも多くあります。息子の大好きな桐生選手は200mの決勝に出場されなかったので、息子大きなショックを受けていました)

陸連のサイトや記事で色んな選手が特集されています。裏話やこれまでの頑張りを知ることができ気になる選手が出てくると思います。観戦の楽しみを多く持っていくことをおすすめします^^

陸上競技は実際に観るともっともっと楽しかったです。決まっていることは多くないので、最低限のマナーを守ってぜひ競技場に足を運んでみてください。ペコ家もまた行きます^^

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あの美しい人に花束を

こんにちは、ルーペちゃんです。

今日は本当は愛媛編の続きを掲載するつもりでしたが、

急遽取りやめてこの文章を書いています。

 

6月22日、フリーアナウンサーの小林麻央さんが乳がんのため亡くなったことが

本日ご主人の市川海老蔵さんから発表されました。

34歳、小さいお子さん二人を遺しての、あまりにも早すぎる死でした。

 

現役キャスター時代の彼女については、正直あまり印象がありません。

失礼ながら何年かしたら活け替えられる”華”的な存在なのだろうと思っていました。

ただ、子供のような真っ直ぐな目でひたむきに人の話を聞く姿勢が好ましく、

テレビ界には珍しい、邪気や邪心のない純粋な人だなと思っていました。

 

歌舞伎界の名門のプリンスとご結婚なさって、ああいう純粋な人には大変な世界だろうけど

幸せにお暮らしなのだろうと思っていたところに、乳がんの公表。

しかも病状は極めて深刻。

病気を隠してひっそりと最期を迎える道もあったかと思います。

でも彼女はそうしなかった。

テレビに出ていた人なら絶対に公にしたくないであろう、こちらが見るのをためらうほど

生々しい闘病中の姿を、彼女は当然のようにごく自然に、ブログに掲載しました。

そして、ブログの題名「kokoro」そのままに、まるで親しい友だちに語りかけるかのように、

自分の正直な心情を綴りました。

時折弱音や悲しみが見え隠れするものの、それはほんのわずかで

様々な感情を、必ず前向きな明るい言葉でていねいに包んであるのでした。

その美しい言葉の数々は、彼女のように辛い病状に苦しんでいる人のみならず、

健康に過ごしている私たちにも大きな感銘を与えました。

なんて強い、強い人だったのだろうと思います。

 

ブログから伝わってくるのは、穏やかで淡々とした日常。

亡くなる数日前であっても、変わらぬ明るさ。

実際の彼女の生活は壮絶だったに違いないと思うと、その明るさに驚きます。

人は、楽しいから明るくなるのではないのですね。

明るくふるまっているから楽しくなるのです。

彼女のブログからはさまざまなことを学びとれます。

 

小林麻央さんも毎年きちんと人間ドッグを受けていたのに、ということで

ときどき「健診を受けても病気が見つからないこともあるし健診は意味がない」

などという趣旨の文章を見かけることがあります。

しかしそれは完全な間違いで、健診でガンが見落とされる可能性と、

自分がガンにならない可能性を混同しているだけです。

あなたが人生という道を歩くとき、その道に落ちているすべての石を拾うことはできませんが、

つまづいたら大怪我をするかもしれない危険な石を取り除くことはできるのです。

 

弊社の読影ドクターは、すべて実際に病院で診察を行っている臨床医です。

ドクターたちは自分の病院で診察を行いながら、残り少ない自分の時間を読影にあてています。

アキコ先生などは、起きている時間は全部診察と読影にあてていると言っても過言ではないかもしれません。

ドクターたちが自分の時間を犠牲にしてまでも必死で見つけようとしているものは、

あなたが病気であるという証拠ではなく、あなたが健康であるという証拠なのです。

だから、怖がらないで健診に行ってみてください。

 

小林麻央さんが命とひきかえに私たちに伝えてくださったもの。

健康の尊さ

明日がある歓び

周囲への愛

どんなときも明るく

小林麻央さんの人生に拍手を送ります。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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ドクタールーペ社員旅行@東京ディズニーシー

こんにちは、ルーペちゃんです。

●社員旅行@TDS

日曜日、ドクタールーペ社員旅行@東京ディズニーシーが無事に実施されました。
この場合「無事に」という言葉でくくってよいものか迷うのですが、まあとにかく全員揃って何事もなく、という意味では無事に終わったのでした。

昨年は東京ディズニーランドに行きましたが、今年は子供たちのリクエストにより、ディズニーシーに。
毎回社員のみならず各家庭の子供たちまで招待してくださる、極めてアットホームな社員旅行なのです。

ディズニー好きの梨子ちゃん一家は山梨から朝4時出発!
横浜からのペコちゃん一家も朝7時に出発!
電車で15分の一番近いルーペちゃん母娘は朝8時過ぎに出発!(地元だからってのんびりしすぎや!)
この時期のディズニーは一年で最も空いていると言われる通り、日曜日でもそれほど混雑しないのが良いですね。
朝8時開園で9時についても、ファストパスはまだ全部残っていました。

ミッキーシェイプのハンドソープ。花王さんの提供です。

ルーペちゃんはペコちゃん一家と一緒に回り、お昼は予約しておいたビュッフェレストラン「セイリング・ディ・ブッフェ」に全員集合して会食。
社長や明子先生も合流して総勢10人でワイワイとゴージャスなランチをいただきました。

子供向けメニューの中に「ミッキーシェイプのケチャップご飯」があります。

大変に可愛らしいのですが、ぶっちゃけ単なるケチャップご飯なのでそうたくさん食べられるものではない・・・
と思っていたら、ペコちゃんの息子さんペコ太郎君がこれをメチャメチャ気に入ったらしく、全部で4個も食べていました。ナニ━━Σ((  д ) ゚ ゚━━!!
ちなみにうちの娘はプチトマトを山盛りにしてニコニコ。
親の心子知らず。。。せっかくのディズニーのビュッフェなんだから、キミたちもっと単価の高いもの取ってきなさいよ!

ご飯を食べているうちに雨が降り出してきて、午後は雨降りディズニー。
それもかなりの土砂降りで、歩いているうちに靴もお尻も頭もびしょ濡れ・・・
あまりの雨に梨子ちゃん一家やうちは夕方には撤収しましたが、ペコちゃん一家は夜8時までいたそうです。
さすが鉄人一家!

久々の全員集合、とっても楽しかったです!

雰囲気だけでも伝わりますか?

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【愛媛へ行ってきたよ】その2・松山城

【愛媛へ行ってきたよ】その1・道後温泉
【愛媛へ行ってきたよ】その3・内子
【愛媛へ行ってきたよ】その4・和蝋燭・内子座

こんにちは、ルーペちゃんです。

●松山城

愛媛編第二回。
松山といえば道後温泉と坊っちゃんとお城というくらい有名な松山城。
その歴史は1603年からで、何度かの焼失を経て1854年に悲願の天守復興を成し遂げるも、その15年後には版籍奉還。
江戸時代を最初から最後まで見守ってきたお城です。

海抜132メートルの勝山の山頂に建つお城は、遠くからでもぽっこり顔が見える松山のランドマークです。
お城まではリフトかロープウェイで行くとラク。


リフトは一人乗りで、そこそこスリルがある高さ。
高いのが苦手な方はロープウェイをおすすめします。

この立派な石垣、美しい〜。

松山城の石垣は特に扇状の曲線の美しさに評価が高いそう。
重機もコンピュータもない時代によくこれだけの壮大で緻密な仕事が人間にできたものだと思います。
築城を願い出たのは「賤ヶ岳の七本槍」のひとり、加藤嘉明ですが、城の完成直前に会津藩へ転封してしまいました。


このお城、隅から隅まで公開されているなぁという印象です。
小天守・大天守・櫓に至るまであっちこっち見て回れるので、昇って下りてが忙しく、見どころ満載。

お城ならではの急な階段。
降りるときはお尻を外に向けてはしごを降りるようにすると安心です。

閉館間近の時間だったため、あまり人がいなくて写真撮り放題でした。
天守閣で武将ごっこをする娘。

昔の人の叡智の結晶であるお城へ行くと、限られたリソースと技術で、いかに頭を使い工夫して生活していたかを感じることができます。
柱の建て方、床板の張り方、そして建物の向きや庇の角度。
ひとつひとつに様々な場合を考えてそのようになっている、理由があるものです。
文明に浸かってのほほんとしている自分、もうちょっと頭を使って生活しないと!と喝を入れました。

こちらは加藤嘉明にちなんだ「よしあきくん」という名前のゆるキャラ。

●心に残るあぶり鯛めし

愛媛に行って思うのは、その辺で適当にふらっと入ったお店でもハズレがない!ということ。
素材の良さと、それを活かす調理文化がしっかりしているからでしょうか。

夕飯を食べに入ったホテル近くのお店で出てきた「あぶり鯛めし」というやつがまあ美味しくて。

私は東の人間なので、「鯛めし」というと、塩焼きにした鯛をご飯と一緒に炊いたものを連想します。
愛媛の鯛めしは鯛の刺し身をご飯の上にのせてタレをかける、鯛茶漬けに近いものです。
炙り鯛めしは皮を香ばしく炙った鯛の刺し身が載っていて、甘いゴマだれと出汁と、両方で味わえます。

ヒイヒイ言って食べました。美味しくて。
この立派な炙り鯛めし膳・・・お高いんでしょう?
なんと1500円ですよ、奥さん!
日本酒をチビチビ呑みながら、つまみは宇和島産アジの刺し身やかまぼこ、そして娘。
幸せなひとときでした。

おいでん家

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【愛媛へ行ってきたよ】その1・道後温泉

【愛媛へ行ってきたよ】その2・松山城
【愛媛へ行ってきたよ】その3・内子
【愛媛へ行ってきたよ】その4・和蝋燭・内子座

こんにちは、ルーペちゃんです。
梅雨入りすると紫陽花がますます色鮮やかに元気になる気がしますね。


しかし梅雨なのに雨降らないなーと思っていたら、弊社の社員旅行が行われる日曜日は久しぶりの雨予報。
ええ、降らないはずがないと思っていましたよ!

●愛媛ラブ

以前からちょいちょいブログに登場している「愛媛に住む姉の夫のご両親」、そう「ほぼ他人」の私に年に何度も珍しいかんきつを送ってくださる心優しい方々です。
何年もそうやって愛媛のかんきつを食べ続けているうちに、なんだか自分の故郷のような親近感が湧いてきました。
今まで2回しか行ったことがないのに「愛媛っていいとこだよね〜」と人に自慢してみたり、
リタイアしたら愛媛で海を見ながらのんびり暮らしたいなあと妄想してみたり。
そういえば一昨年は娘と「香川・うどん旅」に行ったのでした。
どうやら私は四国に惹かれるものがあるらしいです。

今年の春休み、娘は塾の春期講習で朝から晩まで休みなく勉強漬けでした。
なんてかわいそうな娘。どこかで気晴らしに行ける時間はないものか。。。
始業式の前2日、ぽっかり空いています。
1泊2日で翌日始業式という強行スケジュールですが、ここで旅程を組むことにしました。

行き先は、あそこしかありません。
松山市にある国の重要文化財、道後温泉本館です。
近々耐震改修工事を着工するという話を聞き、今の状態の道後温泉をぜひとも体験させたい、と強く思ったのです。

●空港から道後温泉へ直行

松山空港から市内行きのリムジンバスに乗り込むと30分ほどで道後温泉駅前に着きます。

四国の何が好きかって、ひとつは街がコンパクトなことですね。
移動に時間がかからない、そこがいい。
道後温泉駅前から5分くらい歩くと、道後温泉本館です。

このたたずまい、しびれます。
受付で料金を払うのですが、ここでちょっと迷います。
道後温泉本館は4つの料金体系があって、一番リーズナブルな「神の湯階下」で410円、一番高い「霊の湯三階個室」で1,550円、と幅があります。
銭湯的にじゃぼんと入って出るだけよりは、せっかくなら二階席の「おもてなし」を娘に体験してほしかったので、「神の湯二階席」840円を選びました。

平日のお昼時、お客さんはまばらです。
というか私たちが入ったときには他に誰もいなかった。。。
耐震工事前に駆け込みで訪れる人でごった返しているのではとの予想はあっさりと裏切られました。

マンション育ちでこういう古い日本家屋に馴染みのない娘はすっかりエキゾチック・ジャパンモード。
建物のすべてが木でできていることにいたく感動していました。

長年使い込まれた滑らかな廊下の感触とか、頼りなくきしむ階段とか、「ならでは」を味わうことができて、やはり工事前に来てよかったと思いました。

お風呂は狭くてそんなに長くいられる雰囲気でもないのですが、とにかくこの二階席が快適すぎて動けなくなりました。
桜が咲き始めた頃の、ちょっとだけ暖かくなった空気が湯上がりに心地よく、娘はハイボールならぬ、
「みかんジュース飲んでウィー」とくつろいでいます。

案内のお姉さんに「改築工事がもうすぐ始まるから急いで来ました」と話すと、「まあ来年だけどねえ」と笑われました。
私が聞いた話では今年の愛媛国体が終わったら着工とのことでしたが、その後の計画では2018年からとなったようです。
・・・なーんだ、あと1年以上あるのか。
道理で人が殺到していないわけです。
おかげでのんびりと満喫できたのでよしとします。

●路面電車のある街はいい

松山を旅するのに欠かせないのが路面電車。

山手線のようにぐるっと円を描いている路線もあれば一方向の路線もあり、でも路線の種類は多くないので目の前に来た電車に飛び乗ってしまえばほぼどうにかなります(←適当)。
電車は次から次へとやってくるし、停留所の間隔は近いし、普通の電車と違って乗り降りがものすごいラク!
なのでめちゃめちゃ便利です。

渋滞のないバスって感じでしょうか。
コレに慣れたら他の都市に住めないよねってくらい便利です。
いろんな車両があって見ているだけでも楽しい。
これは松山駅前で遭遇したスタバのラッピング車両。

興奮して写真を撮りまくりましたが、地元の人は冷ややかだったので特に珍しくもないのかも。

乗り放題チケットでは乗れませんが、800円で坊っちゃん列車という蒸気機関車を模した列車に乗れます。
ディーゼルエンジンで動いているそうです。

こんな便利な乗り物に2日間乗り放題のチケットが800円。。。偉すぎる。
実は2日間ですべての駅を通過する乗りつぶしを達成したので、その時点ですでに元を取ったと言えますが、
この2dayチケット、おまけがついています。
いよてつ高島屋にある大観覧車「くるりん」に無料で乗ることができるのです!
ちなみにこの「くるりん」の正規料金は700円。
どこまでいい人たちなんや。。。松山。

●くるりん、結構コワい

デパートの屋上に設置された観覧車「くるりん」は、見た感じは小さいのですが、建物の上に設置されているため地上から最高点までの高さが85mもあります。
そう、足し算された乗り物なので、見た目の数十倍コワいのです。
1周15分と時間もそれなりにかかります。

ゴンドラが建物の中にあるときはまだいいのですが、だんだん建物を離れて空中に向かう独特の怖さがあります。

ここがてっぺん。
ひえええ高い。
しかも、この観覧車ってビルに乗っかってるわけでしょ。
ありえないとは思いつつ「土台がバキって壊れたらどうしよう」と想像してしまってさらに背筋が凍りました。

せっかくのキレイな夕景も楽しめないまま、固まり続けた15分間。
(なので写真は娘が撮ってくれました)

松山編続きます。

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