千葉・台風被害
こんにちは、ルーペちゃんです。
●令和元年台風15号”ファクサイ”
連日報道されている、千葉県に上陸した台風による一連の被害。
こんなに長く続く、しかも広範囲な災害になるとは誰も予想できませんでした。
電気がないって本当に大変なことです。
東日本大震災で学んだはずなのに、たった8年でもう過去のことになっていました。
統計開始以来、最も強い勢力で関東地方に上陸したという台風15号。
ちなみに「ファクサイ」という名前ですが、
”台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風15号の名前「ファクサイ(Faxai)」は、ラオスが提案した名称で、女性の名前が由来”だそうです。(ウェザーニュースより)
●自治体首長の発信力
台風被害に関する各種支援情報をまとめています。屋根等の損壊による雨漏り防止ブルーシートの配布、被災により住宅に住めない方に市営住宅を提供しているほか、住宅被害・住宅の建替え・補修に必要な資金融資に関する相談窓口なども開設しています。https://t.co/8e85fhruKA
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) September 13, 2019
今回特に注目を集めているのは、熊谷千葉市長の情報発信力と連携力。
熊谷市長といえば財政破綻の一歩手前だった千葉市の財政をV字回復させた手腕が特に評価されますが、就任してすぐに、当時まだ珍しいツイッターを開始し、情報提供とダイレクトな交流に努めてきたことでも有名な人。
これまで縦横無尽にツイッターを使いこなしてきた方で、私も長年フォロワーとして発言を見てきました。
ツイッターを見ていると、この方の頭の良さには舌を巻きます。
言葉の正確さ的確さはもちろん、絶対に揚げ足を取られない、将棋でいうなら10手くらい先を読んだ発言をするので、ときたま”イチャモンつけたいだけです輩”が現れてもだいたい一言返すだけであっさり撃退します。
今回、市長のツイッターでは進捗状況や援助物資、避難所の情報などを逐一発信していますが、発信していない自治体としている自治体があったとして、両者の仕事量が同じくらいだったとして、どっちが市民に「頑張ってくれてる!」と思われるかというと、いわずもがなであって。。。
「仕事を実行する」ことと同じくらい「仕事を発信する」ことの重要さを感じました。
それにしても、ツイッターの写真で見る市長がみるみる頬がこけてきているので心配。
早く電気が完全に復旧しますように。
●木更津へ
出張帰りの夫が、木更津にある取引先の様子を見に行くとのことで、羽田空港まで車で迎えに行き、そのままアクアラインへ。
秋の3連休のアクアラインとしては異様なほどに空いています。
川崎から海を渡ってほんの短い距離にもかかわらず、木更津に入った途端、屋根にブルーシートの家が目立ちます。
駅前の方はひと気も車も少なく、なんだか沈んだ印象。
(前からなのか台風でなのか。。。)
商店で庇テントがついているところはもれなく破れ傘状態のビリビリ。
(前からなのか台風でなのか。。。)
ぐにゃぐにゃに曲がって原型を留めない、かつて何かだった何かが道端に放置されています。
(これはさすがに台風のせい)
夫が被災見舞いを持っていった会社の人に、「なにか困っていることや足りないものはないですか」と聞くと、「お金が足りない」と。
泣き笑いだったけど、本音だろうなと夫がポツリ。
両脇には刈り取られるのを待つばかりの田んぼが広がっていました。
停電の影響で乾燥機が使えないため稲刈りができないそうです。
例年、千葉の米は8月末から9月の初めにはだいたい稲刈りが終わっています。
この時期に田んぼに米が残っているのは異常です。
農作物の被害額もこれから明らかになることと思いますが、台風の残した爪痕の大きさに身震いがします。
●食べて飲んで買って支援を
帰り道、災害派遣された自衛隊の車と沢山すれ違いました。
こちらは練馬から来てくださったみなさん。
ありがとうございます。
帰りの高速もガラガラ。
しかし途中の市原PAに寄ってみると、大盛況でした。
営業しているPAが少ないのか、被災された方が休みに来ているのか。。。
売店は通常通り、商品がたくさん並び賑わいがあり、
被災地支援のつもりで、いつもよりたくさん買ってしまいました。
千葉名物MAXコーヒーの。。。えーと、か、寒天?なぜそこ行った?
この「キヌノワプリン」絶品でした。これは次に出会っても確実に買います。(このプリンを作っている店舗も屋根が吹き飛ばされたそうです)
●ルーペちゃんちは
ところでオマエんち大丈夫なのかよ、と思ってくださった方、ありがとうございます。
ルーペちゃんの住んでいる街は電線地中化が進んでいるマンション街のため、台風には強いのです。
ありがたいことになんらいつもと変わらない暮らしができました。
ただ、地元の友人たちは色々あったようで、3,4日停電して冷蔵庫の中が全部ダメになったなんて話も聞きました。
それぞれの市区町村では必死にやっていると思いますが、もうぎりぎりのところではないでしょうか。
一刻も早い激甚災害指定と国の手厚い補助を望みます。
(と書いていたら今日の今日、激甚災害指定する”方向”との報道が出ましたね。指定は週明けか、、、週末の台風くれぐれもお気をつけて。)
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