Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

猫の鳴き声、鈴の音。子供の声はうるさくない。

こんにちは、ルーペちゃんです。

●テニスラケットの公園

ルーペちゃんが住んでいる街は、埋立地に都市計画されて作られた新しい街なので、碁盤の目のひとつずつにマンションが建っています。
100%マンション住民で多様性に欠けるものの、治安が良くて落ち着いた街です。
たとえばマンションの前に放置しておいた新品の電動自転車が、鍵をかけ忘れた状態で3日間何事もなかったとかですね。
この話で最も責められるべきは、3日間マンションの前に自転車を放置していた私ですがそれはおいといて。

とにかく治安がいいというのが自慢。
特に私が心打たれたのがこちらの光景。

石畳の広場がある公園に、誰かがラケットとテニスボールを設置しました。
これで自由に遊んでちょうだい、と。
実はこれ、設置されて1年くらいたつのですが、いまだにラケットとボールが減る様子がないんです。
子どもたちが楽しそうにテニスをして遊んでいるのをよく見ますが、その後はお行儀よくきちっと戻っています。
大人が子供を大事にするから、子供も大人の期待にこたえるという、よい相乗効果が生まれています。

●ある夏、日比谷線の母娘


数年前の夏、日比谷線の中である親子と出会いました。
娘さんは3歳くらい、とても利発そうでペラペラとおしゃべりが止まりません。
お母さんはその声がうるさくないか気が気でないようで、「静かにしようね」「もうちょっと小さい声でね」としきりに娘さんを注意します。
しかしその声はどう客観的に聞いても大きい声ではないのです。
もしかしたらお母さんは以前に電車の中でいやな思いをしたのかもしれません。
なんだかお母さんにも娘さんにも気の毒になって、つい声をかけました。

「プリキュアのスタンプラリーやってるの?」
彼女がスタンプラリーの台紙を持っていたので、そう声をかけました。
夏休みの東京メトロの名物イベント、スタンプラリーです。
「そうだよ、次はね、○○駅で降りるんだよ!」と元気に答えてくれました。
私に小学生の娘がいること、娘もプリキュアが大好きだったことを話し、しばらくプリキュアの誰が好きだとか、どういう技がカッコいいとか、プリキュア話をして数駅間過ごしました。

お母さんはまだ「うるさくてすみません。。。」と小さくなっているので、
「ぜーんぜんうるさくないよ、おねえちゃんがすごくおりこうさんでびっくりしちゃった!こんなおりこうさんなかなかいないよ〜」と伝えると、お母さんは涙ぐんで笑顔になりました。

彼女たちが降りる駅で、「久しぶりにプリキュアの話ができて楽しかった、ありがとね、気をつけてね」と別れました。
ドアが閉まる瞬間、ふと見ると、その母娘はホームに立って私に手を振っています。
電車が発車し、姿が見えなくなるまでずっと手を振ってくれていました。

●泣き声を聞くと振り返ってしまう

子供を過剰にうるさがったり、過剰に気を遣ったり、お互いにもうやめませんか。
たかが数駅電車に乗るだけであんなにビクビクさせてしまうなんて、おかしいですよ。
言って聞く年齢ならまだしも、言葉が通じない子にはどうしろっていうねん。
みんな生きていれば、必ず誰かに迷惑かけるんだから。お互い様なんだから。


むしろ、私にとって子供の声は、迷惑どころか「浴びたい」ものです。
うちの子が乳幼児期を過ぎて早10数年、あの乳幼児独特のかわいらしい声が懐かしくて。
猫の鳴き声のような「ふんにゃあああ」という泣き声、鈴を振るような透明感のある笑い声、舌っ足らずのたどたどしいおしゃべり、すべてがかわいすぎる。

小さきものよ、なんて愛らしいの。

電車の中でそういう声がするとつい「どこどこ?!」と振り返ってしまうのですが、どうやらそれを「世間の冷たい目」と誤解されるようで、「ほら、みんなの迷惑だから静かにして!」とご両親を余計に恐縮させてしまうこともしばしば。
違うんですよ、お顔が見たかっただけなの
電車の中で子供の声に振り返るおばちゃんはほぼ、子供が見たいだけの人ですから(言い切った)、どうか気にしないでくださいね。

●もう子供が犠牲になる事件・事故は見たくない

どうしてこの話を今回書かずにいられなかったかというと、小さい子供をお持ちのお父さんお母さんが、社会から拒絶されているように感じてしまっていないかということが気になったからです。

子供を連れて出かければ、ベビーカーに嫌な顔をされ、泣き声に舌打ちされ、飲食店では迷惑にならないよう流し込むように食事をし、子供の顔に傷でもあれば虐待を疑われるんじゃないかと心配し、そして暴れ、ぐずり、泣き、はては寝てしまった子供を抱えてぐったりと帰るのです。
もう書いてるだけで泣けてくるよ。。。

そんな大変な思いをするのが分かっていても、しない訳にはいかないからえいやっと外出しているのに、ここ最近起こった複数の、子供を巻き込む事件・事故は、ようやく振り絞った外出へのやる気を奪うのに十分なものだったんじゃないかと思います。


だからこそ伝えたい。
私たちはあなたのお子さんが大好きですよと。
どうかその可愛い顔を見せて、可愛い声を聞かせてくださいと。
今日は、あなたを応援しているよ、ってことだけ覚えて帰ってください。
ルーペちゃんでした。

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長男の足にしもやけが!治療と予防について

こんにちは、にわちゃんです。
ある休日、長男が主人と外遊びをしていたら、『みずふーせんやりたい!!』と言い出しました。
『こんな寒い日はやらないよ〜』と言っても、まぁ当然ですが納得せず。
渋々水風船を作成している主人を横目に、にわちゃんは見て見ぬふり。。
手が真っ赤になって、かじかんじゃうのにね〜(¬_¬)

皆さんは冬になると、こういうことが困る…という何か、ありますか?
乾燥による手の指のあかぎれ、唇カサカサ・肌もカサカサ・膝小僧カサカサ。
入浴時の、お風呂と脱衣所との温度差。。
なんか家の中で着込んで肩がこる。。。

にわちゃんは子どもの頃から足の指がよくしもやけになっていて、しかも大人になった今でも毎年なります。
そんなしもやけ、自分のことはたいして気にしていなかったのですが、一昨年の冬、ふと長男の足の指にしもやけを発見し『えっ、キミも?!( ゚д゚)』と驚いてしまいました。

昨年も、そして今年も、長男の足の指は赤く少し腫れ上がっている部分がありました。
どのくらいかゆかったり痛かったりするのかもわからないので、とりあえず早めに病院に連れて行きました。
一応本人に聞いたところ『いたくない』『かゆくない』とは言っているのですが。。。
自分の身体ではないし、子どもはどの程度の痛みや苦しみを言葉で表現してくるのか、いまだにわからないんです。
このしもやけに限らず、
ちょっと目をパチパチさせたり
ちょっと肌にブツブツができたり
ちょっと鼻水が止まらなかったりすると心配ですぐ病院に連れて行ってしまいます。
にわちゃんは、小さな命の異変に一人毎日ビビっているのです( ;∀;)

●しもやけとは

【凍瘡】(とうそう)の俗称で、寒さや冷えなどからくる血行不良による炎症のこと。
耳たぶや手足の先など末端部の血管の細い部位になりやすいそうです。
症状としては皮膚が赤く腫れたり、かゆくなったりするのが特徴です。

ん?
長男を見ていると、外に出かけると耳や頰も斑点のような赤みが出てくるんです。
気になってはいたのですが、これもしもやけってことなのでしょうか!

●しもやけの原因

寒いところに長時間晒されたこと+いろんな要因が絡んだときに発症すると考えられます。
例えば遺伝的なもの、気温差の激しい住環境、食生活、あとは手足など洗ったりしたときに水分がきちんと拭かれていない状態、など…

にわちゃんも長男もウエッティ?いつも手足が湿っぽいので、それももしかしたら、しもやけの原因かも…。
スーパーのポリ袋も簡単に口を開けられます。
(そこだけが手が湿っぽくて便利だと思うところです…。)
湿った状態で寒いところにいると、それが冷えてしもやけを発症してしまうんですね。
それにしても遺伝的なものがあるとはビックリです。
てことはにわちゃんのせい?!と思ったら主人もしもやけによくなるって。
ひょいっと足を見せてくれました。
知らなかったよ。あまり興味なくてごめんね(°▽°)

●しもやけの治療法

ビタミンEには血行促進の作用があるので、塗り薬や飲み薬での治療があります。
長男は一昨年も昨年も、病院でビタミンEの塗り薬を処方してもらいました。
すぐに治るわけではありませんが、悪化はしなかったかな、という印象です。

ちなみに食事ではビタミンEを多く含むカボチャが良いそうですよ。
長男・次男とも、カボチャにきな粉をかけるのがいま、ブームなのでチャーンス(^u^)

●しもやけ予防

ずばり、しもやけになりやすいところをあまり冷たい空気に晒さないことです。
帽子も、耳と頰まで覆うものを被せているし、
玄関が寒くて冷えていると思うので、靴はリビングの暖かいところに置くようにしました
冬でも足は汗をかいているので、外遊び帰宅後に靴下を履き替えるようにしています。


現在3歳のわが子。
このしもやけに限らず、気持ちを言葉で伝えられないことがきっとたくさんあるのでしょうね。
それでも、「あしのおくすり、ぼくもぬりたい」と言って、小さな人差し指で口をとがらせながらじっと患部を見つめて「ここね??よくなーれ、よくなーれ」とぬりぬりしています。

きっと長いお付き合いになるであろうこのしもやけさん、予防のためにしてあげられることが多いので、今後も症状をなるべく最小限にしてあげたいと思います!

参考:
「凍瘡について」メディカルノート
「ひふの病気」日本臨床皮膚科医会

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自分のいびきを聞いたことがありますか?『いびきアプリ』使用レポ

こんにちは、ルーペちゃんです。

●熟睡できていないワケ

記録的な暖冬が予想される今年、本当に暖かい日が続きますね。
毎年北側の窓の結露に悩まされる我が家(過去記事「冬の窓の悩みに・結露防止シートを貼ってみた」)としては冬が暖かいのは助かりますが、各方面に影響が出ているそうなので、何事もほどほどがよいですね。


例年ほどではないにしても、お布団が恋しい季節です。
朝、目覚ましに起こされる瞬間、「このまま布団に入っていられたらどんなに幸せだろう」といつも思います。
特に「今朝は寝たりない」と思うときはなおさらです。
いつもと睡眠時間は変わらないはずなのに、なぜかいつもより眠いときがあります。
ひどいときは朝起きて頭痛がしたり。
先日娘に言われてハッと気づきました。
ママ、いびきすごいよ。私の部屋まで聞こえてくるよ。
どうやら私はいびきのおかげで熟睡できていないらしいのです。

●いびき対策アプリ

それから口にテープを貼ったりして対策をはじめました。
「どう?最近聞こえる?」
と聞くと、「まだ聞こえるよ」とのこと。
えええ、口を閉じてもいびきをかいてるって本当かよ!
ああ、熟睡しながら自分のいびきを聞いてみたい

そんな矛盾した願いを叶えてくれる夢のようなアプリがあるのです。
というか、いびきアプリ、たくさんありますね。
今まで知らなかったョ(はーと)
選びきれないので、健康雑誌で紹介されていたこちらのアプリを入れてみました。
Snore control」。。。そのまんま。
でもこの素直でストレートな名前、自信ありげじゃないですか。

無料版もありますが、有料版でも360円なので購入してみました。
まず設定を行います。

「睡眠の録音」をオンにすると、いびきをかいたときだけ音声を録音してくれます。
録音した音声は翌朝、このように一覧で見られます。

うわあヽ(; ´Д`)ノなんか恥ずかしい。
こちらの詳細はまたのちほど。

●いびきストップ機能

役に立つなあと思ったのが「いびきストップ」機能。

機械が見過ごせないほどひどいいびきをかいているとき(爆)、アラートで教えてくれます。
「(PД`q。) ムニャ、わたしいびきかいてるのぉ?」と起こされるので、いびきを止めることができる優れもの!
眠りが浅い人はその後眠れないかもしれませんが、問題ない人にはおすすめ。

このアラート音、デフォルトの設定は味気ない機械音なのでちょっと嫌な感じです。
そこで色々選択肢があります。
ひとつは、「スマホを腕にバンドで装着して、音声なしのバイブのみにする」。
個人的にはこれが一番効果がありそうだと思いますが、腕にバンドで装着、というのがハードルが高くて未経験。
現在私のアラート音は、「録音した自分の声」です。
「いびきかいてるよ!」という声を録音して使っています。
自分の声って寝ているときに聞くとかなりドッキリします。
おかげですぐ起きます。

●朝起きたらいびきチェック

さてこのアプリを起動させたまま、スマホを枕元に置いて一晩寝てみましょう。
起きたらまずはレポートを閲覧。

寝ている時間:6時間34分
いびき時間:9秒
いびきストップ回数:1
録音データ数:28

個々の録音データはこのように見られます。

きれいな波形ですね〜。
再生ボタンを押すとそれぞれのいびきが再生されます。
これ、全部いびきとして聞こえるんですが、機械はそう判断しないみたいで、「いびき」とされたのは1つだけでした。
この辺の判断基準がよく分からない。
25番はいびきと判断され、アラートが発動したので、波形が乱れています。

だいたい私のいびきはきれいな波形で規則的なものなので、どうやら無呼吸状態になっているときはないようです。ホッ。

あまりにも規則的で長いいびきになると、波形を通り越して帯状になります
これなんか27分もいびきをかいていたので、こんな帯です。

●お気に入りの。。。

このように何日かいびきを録音していくと、面白いことに徐々にいびきの回数や時間が減っていきました。
アプリが学習してノイズを拾わなくなってきたことに加え、自分自身でも「いびきをかかないようにしよう」と強く思うからかもしれません。
実際、寝る前に「私はいびきをかきません」と口に出して言うと、いびきが減るという話もあるようです。

しかし朝起きて昨夜の自分のいびきを聞くのが楽しくなってきたことも否定できないので、減ってきたことに複雑な気持ちが。
なんというかですね。
でっかい耳垢をまじまじと見てしまうとか、おへそを掃除した後の綿棒の匂いをかいでしまうとか。
そういうことってないですか?!ありますよね!(恥)

どうも、そういった層(どういう層?)に向けて(か分からないけれど)「お気に入りの録音データ」というメニューがあるのですよ。

ほーーーーら、やっぱりそうじゃーーーん。
言い訳はできませんよ。
いびきを「お気に入り」呼ばわりしてるんですから。
実際に私にもお気に入りのいびきのひとつふたつ、あるのです。
自分以外に聞かせることはありませんが。


自分の知らない自分のいびき。
朝の寝覚めが悪いと思ったらぜひ一度お試しください。

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経験者として~梨子ちゃん、体験談を梨娘の学校にてお話させて頂きました~

皆さんこんにちは。

平成最後の、という言葉をよく耳にする今日この頃。
次の年号はどんなだろう。
それと同時に、10連休があるとかないとか。
そんなに休める会社って存在するのかしら。。。
(休めるものなら休みたい)

●先生からの提案

先日、梨娘の学校の先生より
『どうか保護者の目線で、入学を希望される生徒さん達の親御さんに向けてお話をして頂けないか。』との連絡がありました。
梨娘の通う学校への入学を希望される方々は、大半が中学時代の不登校など
様々な問題を抱えていらっしゃるご家庭が多く
先生方のお話だけでは全てを伝えることが難しく、より深く学校のことを理解してもらう為にも、現役通信制高校生の保護者からの話を聞くことで、何か参考になることがあるのではないか、とのことでした。
この試みは、今までなかったことで、初めてのことだそうですが
先生方のご意向に賛同したので、自分に出来ることがあればと思い協力させて頂くことになりました。

●通信制高校の3年間

梨子ちゃんがお話させて頂いたことは主に3つ。

その①梨娘の中学校の状況

中学校はほぼ3年間不登校。
テストも受けられなかったことがほとんどで親としても心配が尽きなかった。
授業に出られない為に評定が付かず、進路にとてつもない不安が押し寄せる。

その②通信制高校を選んだ理由

少人数制で大人数が苦手な梨娘に合っていること。
先生方との距離が近いので、きめ細やかな対応をして頂けて安心出来ること。
今の高校が交通の便が良く、無理なく通うことが出来そうだったこと。
(まずは学校に行けることを最優先にしたかったのでこの要素はとても大きく重要だったこと。)

その③高校生活と今後の進路について

積極的なボランティア活動や資格検定取得に励み、かなり上級まで取得出来た検定もある。
授業やレポート提出も頑張り、努力の甲斐あって大学進学を視野に入れることが出来ている。
そして何よりも『楽しい』という気持ちが芽生えて日々成長していく姿が見られていることが一番の幸せ。

●進む道はたくさんある

通信制高校というと、全日制高校に比べて周囲の認識が良くなかったり認知されにくかったりという状況が昨今でもまだまだ根強くあるのは否めません。
しかし、その子に合った、確実なしっかりとした学習環境が作れるので、梨子ちゃんは、梨娘の選択は正解だったと思っています。
進んだ高校が今後を全て左右し決める訳ではない、進んだ道で何をしてどう過ごしどこに進むのかをちゃんと考えることが出来、行動出来れば、場所はどこでもいいのではないでしょうか。

オープンスクールといって、中学生が様子や雰囲気、詳しいカリキュラム等を知るために学校を訪れる機会が、梨娘の学校には多くあります。
幸い梨娘は、そういった場面で、リーダーとなり高校生活の説明をしたり、積極的に中学生に話しかけコミュニケーションを取ったりと、とても頼もしい様子を見せてくれるようになりました。
学校を訪れる親御さん方は大抵、現在不登校のお子さんを持っていて、表情からも神妙な、かつ不安で心配な様子が見て取れました。
まさに、3年前の梨子ちゃんそのものを見ているようで。
胸に来るものがありました。
経験したからこそ分かるいろいろな思い。
少しでも届いていたらいいなと思う梨子ちゃんです。
その後、お話を聞いて下さった親御さんのお子様何人かは、梨娘の通う通信制高校への進学を決めたそうで、少しほっとしました。

●みんな頑張っています

梨娘の学年は男子も女子もみんな頑張っている子達が多く、推薦をもらったりして大学進学を目指して現在も頑張っています。
梨子ちゃん、いろ~んな思いがた~くさんありました。が。
梨娘の成長した姿を見ていたら
”もし全日制高校に行っていたら。。。”なんていう考えはいつの間にかとっくに消えていました。
一人一人に合った道をしっかりと歩んでいけたら。
遠回りでも、人とは少し違っても、いいのだと思います。
梨娘に出来ること、梨子ちゃんに出来ることを少しずつでも見つけていきながら、幸せで過ごせて行けたらと思うのです。

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大腸内視鏡検査を受けてきました

こんにちは、ペコちゃんです。健康診断を受けたシリーズ3回目(健康診断を受けてきた胃部X腺を乗り切るコツ)。健康診断のその後、詳細に状態を見られる大腸内視鏡検査を受けてきました、今回はそちらをお伝えします。

ルーペちゃんも隔年で内視鏡検査を受けていますが、大腸の場合カメラはお尻から入れます。ただでさえ不安な検査なのに、緊張が増す。。皆さんもこれから受診する機会があるかもしれません。検査はどう進んだのか、そして乗り切るコツをお伝えします!

正直に諸々のことをお伝えしたいと思っていますが、大腸という場所柄、いろいろな単語が出てきます。お食事中の方はまた後ほどご覧いただけたらと思います!

●なぜ大腸内視鏡を受けたのか

健康診断で便潜血の結果が陽性の場合、大腸の疾患が考えられます。実は検査の結果、陰性でした。なのになぜ内視鏡を受けることになったのか。そもそも今回の健康診断を受けるきっかけは大腸への不安でした。数年前から下痢と便秘の繰り返し。ストレスかしら?と深く考えていなかったのですが、正常な状態ではないなと思い始めたのです。

内視鏡の結果、8mmのポリープがひとつ発見されました。便潜血検査結果が陰性、かつ40代で内視鏡を受けたことを驚かれましたが、(かなり頑張って)受けてよかったです。

●内視鏡検査の流れは?

検査は肛門よりカメラのついた管を入れて、大腸にある疾患を調べるものです。疾患は主に、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、虚血性腸炎、大腸がん。腸の中に何かがあると、正確な検査ができません。検査の前に全部出します

持ち物は万が一のための着替え、ポカリスウェッ、普段のんでいるルイボスティーを500mlずつ、本。

①前日:消化の良いものを食べます(うどん、おかゆ、じゃがいも、バナナ、豆腐など)。夕食は19時までに済ませ、それ以降は検査まで水分以外はNG(氷砂糖、カンロ飴などつぶつぶの入っていない飴はOK)。20時頃事前に処方されていた下剤をのみます

夜中3時頃に便意をもよおし、それから約1時間ごとにトイレへ行っていました。

②当日朝:鎮静剤を使うため検査後眠気が続きます、なので運転はNG、送迎をしてもらうかタクシーを利用します。私はタイミングが合ったので、行きは病院の送迎バス、帰りはタクシーをお願いしました。

③検査の説明を受ける:小部屋に案内されて説明を受けます。メンバーは6名でした。説明から推測するに、65歳以上の方3名、50代の方2名、40代私、初めて検査を受ける初回メンバーは私を含めて2名。65歳以上は検査後一泊入院し、体調の急な変化に備えます。検査後1時間ほど横になるのですが、だるさは少し残るので、入院できるのは安心ですね。

・2時間で2Lの下剤をのむ、目安としては、250ml/15分。→下剤の味はですね、味のないスポーツドリンクといったものです。甘い塩水のような。冷やしてあるとまだのみやすいはず。

・下剤以外でも水分をとる(最低1L)。→水、お茶(種類問わず)、スポーツドリンクを勧められました。私としては水よりも、味のあるものがのみやすかったですが、水をのまれていた方が多かったです。

・たくさんトイレへ行く。出ないと思っても、座れば出る。身体や腸をどんどん動かしましょう。→体操など大げさなものではなく、歩く、お腹をマッサージするなどで充分ですよ。私は、階段を使って他の階のトイレを利用していました。

④下剤をのみ進めていくと:私は250mlのむたびにトイレへ行きたくなりました。体内に吸収されない下剤なので、身体をさーーーっと通り抜けていきます。人によって様子は異なり、普段から便秘気味の方はなかなか出ず最後には腸を洗浄してもらっていました。大体の方は2時間半後には検査のできる状態に。便の様子を看護師さんに確認してもらうのですが、OK(透明になったら)をもらった方から順番に内視鏡検査を受けます。

⑤いざ検査:検査着に着替え、ベッドに左側を下にし横になり、鎮痛、鎮静、脱水防止の点滴を受けます。2、3分たつとぼーっとしてきます、ゼリーをつけて検査開始。ポリープの有無、個数によりますが、私はポリープ1個を切除し、約30分かかりました。

腸の内部を見やすくするために、時々空気を入れます。私はそれがきつかった・・・ ルーペちゃんが胃の内視鏡検査記事で教えてくれた「背中を丸めると楽」ということ。経口ではないのですが、同じように丸めたら楽になりました。ついこわばってしまう身体がほぐれたような。

画面で腸内を見ながら検査を受けることができます。腸の様子に神経を集中させたり、深ーく息を吸って吐いてと深呼吸を意識していると、痛みをのがせましたよ

⑥検査終了:鎮静剤の効果を消す注射をしたら、点滴をつけたまま処置室へ移動。ベッドに横になり、1時間ほど休みます。最後に血圧を計測し終了です。

●検査後気をつけること

お腹がはった状態が続くので、ガス(onara)を出すと段々楽になります。教えていただいたのが、横になり、右→下→左→上と順番に向きを変え、2分間で1回転のペースで動くとガスが抜けやすい。この方法で楽になりました。

数日間は運動、入浴(シャワーOK)NG、食事は水分をとって不快感がなくなったらOKでした。私は、1時間横になったら大分身体楽になりましたが、ややぽーーっとする感じ。やはりタクシーを利用して安心でした。

●その後

切除したポリープについては半月後に検査結果が出ました。腺種性ポリープで、2年後に再度内視鏡検査を受けて様子を見ます。

腸をきれいにする前処置や、腸に空気が入ることがきつかったですが、一緒に検査を受けた方々とお互い励まし合って水分をとったり。厳しい大腸内視鏡検査を乗り切るという同じ目標を持ち仲間のよう、支え合いました。一人だったらきつかっただろうな・・・ お話ししたり、トイレに行っていたら時間はあっという間に過ぎていき、持参した本は1回も開きませんでしたよ。

私は普段の体調を見て、内視鏡検査を受けました。検査はもちろん重要で必要なものですが、日常の自分の身体を知っているのは自分。時には身体の声を聞くことも大切だと感じた今回の検査でした。

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