まだ見ぬあなたへ
こんにちは、ドクタールーペのルーペちゃんです。
ドクタールーペ読影医・アキコ先生は内科医であり、
毎日診察で多くの患者さんと向き合っています。
そのためなのか、アキコ先生は一件一件の読影にも
びっくりするほどものすごーーーーーく真剣に向き合っています。
「レントゲン画像と年齢性別、既往症などを見て
その人がどういう生活をしている人か、
生身の人間としてひとりひとり想像します。」
つまり、ドクタールーペで読影をされた方たちは、
アキコ先生の診察室で診察を受けているのと
同じなんですね。
アキコ先生のその姿勢を象徴するのが、
ドクタールーペの所見用紙にあるコメント欄。
読影には所見コードと呼ばれる番号があって、
「どの臓器が」「どんな病気で」「どの程度悪いか」
ということをそれぞれ数字やアルファベットで表します。
(この所見コードは医療機関によって異なります)
普通はこの番号を書き込んでオワリ、なんですが、
アキコ先生が「技師さんや医師さんたちにコメントを伝えたい」
との要望でこのコメント欄が追加されました。
「この患者さんの昨年のデータを見せて下さい」
「ご本人の自覚症状はいかがですか?」
「この影は○○なので心配いりません」
などなど、アキコ先生がコメントを書き込んでいくうちに
相手側の技師さんやお医者さんからも
質問が寄せられるようになりました。
「この管はどこまで太くしたらいいですか?」
「この影はどう解釈したらいいですか?」
「エコー上の見分けのポイントがあったら教えてください」
「この患者さんにどこか紹介できる医療機関はありませんか?」
それらに対して、さらにアキコ先生が返答したり
参考資料を添付したり。。。
アキコ先生は
「手紙のやり取りをしている感じ」
と表現しました。
「読影をしながらこういうやり取りができるのが楽しいんです。
お会いしたこともない技師さんたちが私を信頼して
一生懸命コメントを書いてくれるので、
それに対してこちらも一生懸命お返ししたいんです。」
何げなく受けている健康診断の裏側では、
色んな人達が自分のことを一生懸命考えてくれているんだな~
と思うと、次回の健康診断が楽しみになってきませんか?!
ルーペちゃんでした。