Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

ルーペちゃん車検証の住所変更をしてみた(後編)

こんにちは、ルーペちゃんです。
ちょっと前になりますが、「ルーペちゃん車検証の住所変更をしてみた(前編)」の記事の続きをお送りします。
さあ、ルーペちゃんは無事に車検証を交付してもらうことができるのか?!
(もらえなかったら逆に一大事)

●車庫証明を取るのにまたひとやま

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前回陸運局で車庫証明を取り直すよう指示されたルーペちゃん。
その足で最寄りの警察署に向かいました。
車庫証明は2回ほど自分で手続したことがあったのですが、その度に細かいことを忘れているので今回もほぼゼロからのスタート。

運転していてパトカーとすれ違うと違反していないのにドキドキしてしまう。
そして警察署の中に入るときはあまり人に見られたくないと思ってしまう。
警察あるあるです。
ルーペちゃんも「手続きにきただけですよ〜」とわざと車検証の書類をこれみよがしに手に持って中に入りました。
車庫証明の窓口は入り口から入ってすぐ。
親切そうなおじさんに「住所変わっただけでも取り直しですよね」とダメ元で聞いてみるもやはりその通りだとのこと。
仕方なく申請書類をもらいました。

ちなみに車庫証明は、書類をもらう、提出する、交付を受ける、の計3回警察署に足を運ぶ必要があります。
そして手続き時間は月〜金のビジネスタイム限定。
つくづく、普通に働いてる人にはムリです。

●車庫証明の書類を書く

3回も行かなくてもその場でチャッチャッと書いてすぐ提出すればいいんじゃ?と思われるかもしれませんが、車庫証明の書類というのはチャッチャと書けるものではありません。
まず地図をふたつ、書く必要があります。
自宅から駐車場までの地図と、駐車場内の配置図です。
Google Mapで印刷したものを「別紙添付」してなんとかクリアしましたが、さらに面倒なのが「保管場所使用承諾書」。
これは駐車場を借りている場合に必要なもので、駐車場の大家さんに「確かにこの人に駐車場を貸してますよ」という証明を有印でしてもらう書類です。
今回私は大家さんのところに行って書類を渡し、出来上がったものを取りに行き。。。と2回出向きました

(あまりの面倒さにこの辺でやめたくなってきましたが、記事にしてしまった手前続けざるを得な社会人としての務めですから。キリッ)

●車庫証明の申請と交付

ようやく整った書類を持って2度めの警察署へ。
提出するには2200円の印紙を貼ります。
地味に高いな」という印象。。。
ただ、警察では車庫証明の申請を受けた際は原則「現地調査」を行うそうで、その手間を考えると仕方ないかも。
申請の際、書類をチェックしていた係の方に2点訂正指示を受けました。
1つめは、駐車場内の配置図に駐車場所を記入すること。
月極の公共駐車場なのでゲート内ならどこに停めてもいいことになっていると伝えましたが、「どこでもいいので書いといて」とのこと。
2つめは、契約期間の終期を記入すること。
月極のため特に期限の定めのない契約なのですが、「年度末とか適当に書いといて」とのこと。
うーん、体裁のための手続なのか、手続きのための体裁なのか。

1週間後、交付された車庫証明を受け取りに行き(そのときさらに500円の印紙が必要)、無事車庫証明をゲットしました。

●待ってろ!陸運局

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いよいよ陸運局にリベンジです。
鼻の穴をふくらませながら新しい車庫証明とともに書類一式を提出して車検証が交付されるのを待ちます。
待っている間周りをキョロキョロ見ていたら、こんな書類ラックを見つけました。
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複雑な登録申請の種類ごとに手続きのハウツーを指南するガイドが用意されていました。
名義変更、廃車、解体、輸出、などなど・・・番号がAからUまで振られた21種類の手続きの説明書!
現場の職員の方々のご苦労がしのばれるとともに、車関係の手続きが一筋縄ではいかないのがわかりますね。

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ほどなくして「ルーペさーん」と名前を呼ばれ、ようやく、ようやく、住所が変更された車検証が私の手元に届きました。
期間にして2週間、費用にして3350円(住民票300円+車庫証明2700円+陸運局350円)。
これだけあちこち駆けまわっていろんな書類を書いて時間もお金もかけて、得られた成果が「住所変更」
色々思うところはありますが、とりあえず社会人として義務は果たしたぞ、という清々しい気持ちです。
ただ、もし万が一、このブログを運輸省のエライ人が読むことがあったら、ちょっとやり方を考えていただきたいなぁというのが正直な気持ちです。

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ルーペちゃん車検証の住所変更をしてみた(前編)

こんにちは、ルーペちゃんです。

●引越しから2ヶ月が過ぎ・・・

各種住所変更の手続きもようやく一通り終わったかなというところです。
思いつくものは一覧表にして片っ端から手続きしていき、あとは五月雨式に来る転送郵便物を見て、「あ、ここもやらなきゃ」と連絡します。
毎月通知が来るクレジットカードや、日頃利用する銀行はすぐ思いつくのですが、いつ作ったのか分からないポイントカードなどは面倒ですよね。
別に住所変わっても問題ないやと思っていても、ある日突然ダイレクトメールが送られてきたりして、しかもそれが転送のきかないメール便だったりして。
自分が住んでいた家の現住人に、個人情報が漏れるのが気にならなければほっとけばいいんですけど。
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何度も書いたように、ルーペちゃんはこのところほぼ3年に1度のペースで転居しているので、転送郵便物がすごいことになっています。
ひどいものになると3回くらい転送をかけられた末に流れ流れて、という感じでたどり着くものもあり、郵便局の方には大変ご迷惑をおかけしております。
しかし賞賛すべきは、まるで逃亡者のように住所を転々としているにもかかわらず、ちゃんと追跡してくれる日本の郵便局の仕事ですよね(迷惑をかけているので持ち上げてみました)。

●車検証の住所変更ってやったことあるぅ〜?

郵便局の有能さに甘えて、住所変更しないままなんとなく過ごしているものもいくつかあるんです。
たとえば、車検証の住所
引越しをしても、そのままにしている方がかなーーーり多いことで有名な(?)手続きですね。
手続きが煩雑なことや、車の買い替えの際などは別にして日常生活に支障がないこと、また税事務所へ住所変更のはがきを送るだけでOKと思っている方も多いこと、などが関係しているようです。
実際は「車検時についでに変更する」方が多いのではと思われます。
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が、法律上は「義務」です。道路運送車両法第12条にはこう記されています。
「自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から十五日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。」
転居してから15日以内って。けっこうハードル高いなオイ。

車を買ったお店で「住所変更お願いするとおいくらですか?」と聞いてみました。
すると、「行政書士に依頼するので2万ちょっとです。」とのこと。無理無理無理無理。
おや?そういえば私、昔「取っとけば何かの役に立つかも」と思って行政書士の資格を取ってたな。
今までこの資格が役に立ったことは一度もないけど、今こそまさに役に立てるときではあるまいか!
(今回も、直接役に立つわけではないけども)
面倒な書類仕事は大好物、キッチリA型のルーペちゃんが自分で車の住所変更手続に挑戦してみました。
なお、今回私は何度も「マジか!」って言いますのでご了承ください。

●下ごしらえ(必要書類を揃えること)が9割

過去に、姉から車を譲ってもらったとき、自分で名義変更手続きをしたことがあるので、陸運局の手続きの煩雑さは経験済。(そういえばこのときも結局書類が一度では通らなくて出直したわ!)
申請書などは陸運局にあるので、家から持っていくのは
・車検証
・住民票
・委任状
・車庫証明
の4つです。
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↑これは車検証。車に積んであるので忘れる心配はない。

車の名義が夫なので、私が手続きをするには妻であっても委任状が必要です。
まずは委任状をネットからダウンロードし、夫に書いてもらいました。
区役所に住民票を取りに行き、これで必要書類は準備できました。

次はいよいよ陸運局に向かいます(ルーペちゃんちから車で10分。ありがたい)。
お役所は受付時間が短いので注意が必要です。
私が行った千葉陸運局(正式名称は「関東運輸局千葉運輸支局」)の受付時間は8:45-11:45、13:00-16:00。当然のように平日のみです。
マジか!
働いてる人にはこれが第一の関門ですね。

●いざ陸運局へ

千葉陸運局は建て替えたばかりなのかとてもキレイな建物です。
陸運局といえば、(気が荒めの)業者の方ばかりで素人さんには厳しい雰囲気という印象ですが、なんだか優しくて親切な雰囲気で驚きました。
手続きごとに行くべき窓口の番号の順番が表示してあり、表示に従って窓口に行けば大丈夫なようになっています(私の場合は2→3→7)。
まずは登録用紙と印紙を販売している窓口に向かいます。
窓口の方に「初めて?」と聞かれて頷くと、丁寧にやり方をレクチャーしてくれました。
この用紙は鉛筆で、この用紙はボールペンで書けとか、番号札は先に取っておけとか、たくさんの情報を教えてくれます。
教わったことが頭からこぼれないよう、そーっと記入台に向かいました。

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↑これがOCR用紙。この用紙は有料なので破損しないよう注意。

OCRで読み込むとのことで、鉛筆で記入します。
OCRっていう技術もなんだか久しぶりに触れたような気がしますが、住所はなんと「住所コード」で記入!
マジか!
記入台にひもでゆわえつけてある紙のファイルを開くと、町名までの住所がずらっと並んでいます。
そこから自分の町名を探しだし、数字で最長12桁の数字を書き込みます。
ええええ〜こんなことやらせるのか〜。
またこのOCR用紙も非常に分かりづらくて、とてもじゃないけど万人が間違いなく確実に記入できるようなものじゃないんですよね。
だから代書屋さん(行政書士)がいるんでしょうけど。。。にしてもなぁ。

●住所変更への道のりは遠い!

記入例を見ながらなんとか用紙への記入が済み、登録窓口に提出しました。
そこで書類をチェックしていたお姉さんから衝撃の一言が。
車庫証明を取り直してください
マジか!
すこーしそんな気はしていたけれど、もしかして何とかならないかなと思っていたのですが。。。
というのも、引越しと言っても同じマンション内の別部屋に移っただけなので、当然駐車場の場所は変わりません
このまま何食わぬ顔で通らないかな〜と思っておりましたが、やはり車庫証明の住所が違うとダメだそうです。
部屋番号しか変わってないのに。。。二重線で何とかなりまへんかのお。。。

かくして今回も「出直し」となりました。
ムキになったルーペちゃん、リジェクトされたその足で警察署に向かい、車庫証明の書類をもらいに行きましたよ。
そこでルーペちゃんを待っていたのは、またしても「マジか!」の嵐。

思いがけず長くなったので次回に続きます。
ルーペちゃんは無事住所変更ができるのか?!

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