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ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

根岸通信[12]入谷で異世界・ローカーボランチ「ホワイトサンズ東京」

こんにちは、ルーペちゃんです。
今年はインフルエンザ予防接種ワクチンの供給が遅れているようです。
私は早めに接種したので問題ありませんでしたが、先々週に娘の接種をしようと思ったら近所はどこの病院も予約中止になっていました。
探し回った挙句、車で20分ほどかかるちょっと遠い病院まで接種しに行きました。
厚生労働省によると「最終的には行き渡るから落ち着いて!」とのことですが。。。(落ち着けなかった!)
接種の有無にかかわらず免疫力アップとうがい手洗いなどの予防は必須。
この冬も無事に乗り切りたいものです。

インフルエンザに関する過去記事
「静かなるインフルエンザ、不顕性感染(ふけんせいかんせん)」(2014年1月10日)
「インフルエンザが治ったらいつ学校に行ける?」(2013年5月14日)

●ローカーボ(糖質制限)ランチを食べに「ホワイト・サンズ」へ


会社周辺のランチ情報をお伝えする「根岸通信」第12回、今回はちょっと珍しいお店です。
入谷にありながら目を疑うようなオシャレな外観。(おい、入谷に失礼だぞ。)
お店のサイトには「ダイニングバー」とありまして、スタンス的には「バー」らしいですが、
お料理のクオリティとボリュームはダイニングバーの域を越えています。

入谷の「ホワイトサンズ東京」さん。

ほーらオシャレでしょう?
場所は、入谷駅前の入谷西交番の並びです。駅近なので酔っ払っても駅までは戻れて安心!

お店の前では様々な種類のハーブを育てていて、前を通り過ぎるだけでいい香りがします。
お店の中はネイティブ・アメリカンに関する写真やグッズがたくさん飾ってあり、
男の隠れ家っぽい雰囲気満点。

店内はひとつひとつこだわりの強いものばかりで、きょろきょろしてしまいます。
たとえばテーブルの上にあったソルトアンドペッパー入れ。

あいたかったー
あいたかったー
あいたかったー

きーみーにー

くだらないキャプションをつけたくなるほどの愛らしさ。

●声に出して読みたいメニュー

どんなお料理があるかな〜♪とメニューを覗いてみるとすごいことになってます。

ヒィィ。。。肉が最低300gから。
300gの肉を平らげる自信のない人は入店すらできませんよ。
いや、ピザあるか。でも炭水化物はこれだけ。
チキンを400gって、どんだけローカーボなの〜。
ランチは全品1,000円でフリードリンクつき。
ちなみにお料理はオーナーさんがおひとりで作ってらっしゃいました。
そのためか、ドリンクはセルフサービスとなっています。

こちらがドリンクバー。
あ、当然上にぶら下がっているお酒は飲み放題ではありませんよ。
女性に嬉しいのが、4種類ほどのハーブティがポットで用意されていて、しかもそのハーブがティーパックではないこと。
もしかしてお店の前で育てているハーブが使われているのかな?
伺おうと思っていたのに聞くのを忘れてしまいました。

三人ともハーブティをいただきました。

●肉・肉・肉そして肉

さあいよいよお料理が到着しました!
ルーペちゃんが注文したのは「ハーブチキン200g+スパイスポーク100g」

写真だとたいしたことなさそうに見えますけど、これお皿メチャメチャ大きいですからね。

ヒラコ社長の注文は「ハーブチキン400g」。

ペコちゃんは「ハンバーグ200g+ハーブチキン100g」。

見た感じ、大味なお料理を想像していましたが、各種ハーブが絶妙に組み合わされた繊細な味です。
ポークは味が染み込みにくいので食べていると飽きてしまうことがあるのですが、
こちらのポークは肉自体の味がしっかりして、かつ柔らかさもあり、
たっぷりのレタスで巻いて食べるといくらでも入りそうな美味しさ。

鶏肉は臭みがなく、ポークとは味付けも異なるのでこちらもまた食べ飽きることがありません。
お肉の満足感がすごいので、ご飯とかパンとか、全然必要なし。
むしろ、これでご飯がついてたら大変なことになります。
なるほど。こういう食事で糖質制限ダイエットをすればいいんだな!と参考になりました。

みんなで美味しいね☆とモリモリ食べ続けていたのですが、ルーペちゃんのペースが徐々に下がっていきました。
・・・お腹は大丈夫なんです。
胃袋より先に歯に来たYO!
前回書いたように、この頃は歯の調子が最高潮に悪かった時期
悪い歯の反対側でばかり噛んでいたら歯とアゴが痛くなってしまいました。
ときどきギャル曽根ちゃんが大食い中に「お腹は大丈夫だけどアゴがダメ」って言うことがありますけど、このことかぁ!

●歯が治ったらぜひ再訪


ルーペちゃんはビニール袋をいただいて3切れほどのお肉を持ち帰り、娘の弁当のおかずにしました。
ヒラコ社長とペコちゃんはもちろん完食です。
(おまけにヒラコ社長は「食べてみたい」とピザまで追加注文していました。)

こちらのお店、立地がいい上に雰囲気が素晴らしくて、まるで旅行にきたかのような開放感と落ち着きがあります。
味もボリュームも申し分ないし、ハーブティも飲み放題だし、ゆっくり過ごしたいときのランチには最適。
おひとりランチのお客さんが多かったのが印象的。
ひとりでまったりしたくなるお店ですものね。。。

ぜひまたお邪魔したいと思うのですが、いかんせん抜歯したばかりのアゴにはハードルが高い。。。
歯が完治したら再訪したいと思います。

ホワイトサンズ東京
東京都台東区北上野1-15-1 ブロッカート1F
★ランチタイム 火・木曜日11時30分~13時30分ラストオーダー(禁煙)
★ランチタイム 月・水・金曜日11時30分~13時
★土曜日ランチお休み


歯ぎしりで歯を失ったルーペちゃんから伝えたいこと

こんにちは、ルーペちゃんです。
祝・うなりくんゆるキャラグランプリ優勝!
祝・チバニアン内定!
とうとう時代が千葉に追いついてきたようですね。フフッ。
ルーペちゃんが過去に書いた成田をぶらり散歩した記事もぜひ。
秋の小旅行(後編)成田山表参道で鰻を楽しむ」(2014年12月6日)

●歯、だいじに!

そんな祝賀ムードに水を差すような話題で申し訳ないのですが、
私、先程歯を抜いてきたばかりでまだジンジンしています。
親知らず以外の歯を抜いたのは初めてです。
もちろん一抹の寂しさは感じますが、この歯とはかなり関係をこじらせていたこともあり、
スッキリした気持ちの方が大きいかも。
悪い男と別れた後ってこんな気持かしら。

今日はそんな”彼”との付き合いから学ぶ、「歯の守り方」についてお話します。

●神経を抜いた歯に起こる「歯根嚢胞」


”彼”がいたのは上の前歯、第2小臼歯と呼ばれる、中心から5本目くらいにある歯です。
そもそもは20年位前に虫歯の治療で神経を取ってしまった歯でした。
神経を取ったことについて当時は「歯が痛くならないなんてラッキー」くらいの気持ちでした。
長いことその状態で頑張ってくれていましたが、2年前の夏、突然周囲の歯茎が腫れて痛みを持ち始めました。

1軒目の歯医者さんに診てもらうと「抜く以外ない」とのこと。
歯根膜という歯と骨をつなぐ組織が溶けてしまっていて、歯を支えられないというのです。
このように歯の根っこにできる嚢胞のことを「歯根嚢胞」といいます。
私のように過去に神経を抜いた、歯髄のない歯に起こりやすいそう。
レントゲン写真を見ると、たしかに歯の根っこのあたりに黒い影が占めるスペースがあり、
そこが溶けてしまっていると。

諦めきれなかったのでセカンドオピニオンをもらいにもう1軒訪ねるも、同じ結論。
なんとかならないかとネットで歯医者さんを探しまくり、最後の望みをかけて
面倒見の良さそうな先生を見つけ出しました。


いつかブログに書きたいと思っていたほどそれはそれは丁寧で優しい先生なのです。
たとえば、私が待っている個室に入るときは毎回カーテンをシャーっと開けて直立不動
そこから90度の最敬礼で「よろしくお願いします」と挨拶してくださいます。
衛生士さんたちにも私たち患者にも常に敬語、衛生士さんがバキュームしたり器具を渡したりしてくれるとその度に「ありがとうございます」と声をかける。
・・・なんていい人!

もちろん治療も懇切丁寧です。
私の壊滅的な”彼”の状態を見て「うーん・・・」とうなりながらも、先生は「なんとか残してみる方向で」と言ってくださいました。
そこから何ヶ月も通院し、歯髄や歯根を丁寧に掃除・消毒してもらいました。
”彼”は歯髄をぎりぎりまで削り取ってあるので、形状としてはうすーい筒状なのです。
喩えるなら、ヨックモックのシガールをアイスクリームにブスっと挿してあるような状態なのです。
・・・それはそれで美味しそうだな!

最初のうちは、掃除を始めると筒の中からどす黒い血とも膿とも言えない気持ちの悪いものがどふっと出てきました。
治療を続けるうち、それが少なくなるとともに、レントゲンに映る黒い影も小さくなっていきました。
半年ちょっと通ったでしょうか、いよいよ仮歯をつけてひとまず治療終了となりました。

●歯ぎしりがやばいらしい


治療終了とはいっても、今日に至るまで何度か歯茎が腫れたり痛んだりが繰り返されました。
先生いわく、「原因は寝ているときの歯ぎしり」とのこと。

「あなたは寝ているときにかなり歯ぎしりをしているはずです。
なぜならこんなに歯が削れて頭が平らになってしまっている
さらにいくつかの歯にはひびが入っている
歯茎が痛むのも、歯ぎしりで歯茎に力がかかって歯根膜が炎症をおこすから。
このままこの状態を続けると、ひどい場合は次々と歯が抜けていってしまいます。」
時々起こる前頭葉の頭痛や肩こりもこの歯ぎしりが原因ではないかと。

((((; ゚Д゚)))ガクブル なんと恐ろしい!
早速、歯ぎしりによる噛み締め緩和のため、マウスピースを作りました。
(保険適用で5,000円ほどです)

上の歯にパカっとかぶせます。
最初はちょっと違和感がありますが、「歯が砕ける」恐怖を思うとはめて寝ることくらいなんでもありません。
10年前にもマウスピースを作ったことがありますが、それは歯の部分だけカバーするものでした。
今回の方が歯茎もカバーしてくれて安定感があり、大きいのに違和感はこちらの方が少ないです。

必ず毎晩はめて寝ています。
マウスピースをつけた歯は虫歯になりやすいので、寝る前は徹底的に口の中をきれいにします。

こちらが私の就寝前オーラルケアセット。
①普通の歯磨き(最低10分)
②デンタルフロスで歯間掃除
③マウスウォッシュで消毒
④マウスピースにフッ素ジェルを塗ってからはめて寝る

●頑張ったけれども力尽きた”彼”

こんな風に頑張ってはおりましたが、なにせヨックモックのシガール状態の”彼”。
やがて歯根にヒビが入って割れてしまい、過去最高の辛さの歯根嚢胞の炎症が起きました
2週間ほど歯茎の痛みと頭痛とめまいと副鼻腔炎、諸々の体調不良を耐え、
ようやく歯医者さんを受診できた今日、即決で抜歯を決めたのでした。


ビックリするほどあっけなくぽろりと抜けた”彼”、先生によると
「ヒビが入ったところから歯根膜がなくなり骨から剥がれていたので、こういう歯は抜くのがカンタンです。」
そんな歯を一生懸命延命してくださった先生に感謝します、と言うと先生はさらに
歯としては大往生ですよ。いろいろあったのによく頑張ってくれました。

あーーーーーー!!!先生が優しすぎて泣けるんですけど!

●歯を失って


歯を失う原因は虫歯や歯肉炎ばかりだと思っていました。
今回のケースも、始まりは虫歯治療からではありますが、「歯ぎしり」が原因で
こんな結果になるとは思ってもいませんでした。
ちょっと前に歯が欠けた際にも先生から「歯ぎしりでヒビが入っていた歯だから」と言われていました。
歯ぎしりが歯茎や歯に与える影響の大きさに驚いています。
思い当たる方、保険で作れるのでぜひマウスピースを!早めが肝心!

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梨子ちゃんお気に入り記録~I love Gifu ,again !!!~その②~

皆さんこんにちは。梨子ちゃんです。
先月、娘と舞台を観に池袋へ行って来ました。
とっても素敵な、斬新な作品で、度肝を抜かれました。
芸術っていいですよね。
あー、主演の佐々木蔵之介様、なんなんですかあの方。
素敵、という言葉では言い表せないほどの、魅力。
トキメク、ってこれか!(芸術的ではない表現でスミマセン。)

●大好きな岐阜、再び《後編》

前回に続く後編を、今回はお届けします。

岐阜旅行、梨子ちゃん達が宿泊したのは
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷にある福地温泉

宿に、こんな看板がありました。


​へんべとり?何だろう?と思っていると。。。
宿の方が
『すぐ近くでこの時期毎晩やっている行事なんですよ。一風変わった面白いものなので是非観に行ってみて下さい。』と教えてくれました。
そして夕食の後、早速行ってみることに。

夏の高山祭り『福地温泉夏祭り』
の一環として毎晩20:30から21:15くらいまで
昔話の里・お祭り広場で行われています。
とても静かな温泉で山の中、まさに『秘境』と言っても過言ではないくらい、静かな場所なのですが、そこへ行ったら思いの外たくさんの人達が集まっていました。


最初に行われたのが『鶏芸』と呼ばれる舞。
龍と孔雀をイメージした衣装を身にまとい、鶏のとさかのような被り物をつけて男性たちが登場し、独特な舞を披露します。



地元に代々受け継がれている伝統芸能で平家落人の伝説が秘められているとか。
この福地温泉が発祥の地とされているようです。
衣装、舞う姿はとても幻想的で、その時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥りました。


次に披露されたのが『へんべとり』
獅子舞が登場します。
へんべとりとは。
へんべ=へび
で、かつて、村上天皇がこの福地にて病気療養をしていた折
村民たちに危害を加える毒蛇を美しい音色や楽しい踊りでなぐさめ退治した
との言い伝えがあるそうです。
笛や太鼓に合わせて獅子が蛇のぬいぐるみをくわえて舞う獅子舞です。


男性二人でその獅子舞を演じるのですが
なんともその動きに魅了されました。
獅子舞全身から表現されるアクロバティックな動きに釘付け。
本当に生きているような動きで圧巻のパフォーマンスでした。


その舞の最中、梨子ちゃんの目の前に蛇が飛んできました!


その蛇を獅子舞の前に投げます。
蛇に触れて。。。何かご利益がある気がしています。


地元の方のお話で興味深かったのは
この舞を、毎晩欠かさずに行っているということでした。
伝統的な行事、県外からも多くの方が見に来られます。
続けていくことは相当な努力と地元の方々の理解や協力、
地元を愛する心があってこそ実現できているのだとわかり
なんだか心が温かくなりました。
でもある男性がこっそり?教えてくれたのですが。
『これって、雨天中止なんですよ。だから、実は、たまに、今夜雨降らね~かな~、と、思っちゃったりするんです。たまには休みたい、と。。。』と苦笑しながらお話して下さいました。
夏の間、毎晩。
完成度の高い、難しくハードな舞を、毎晩。
想像しただけで、すごい!と思いました。
そんな風に、少し休みたい、思うのも当然ですよね。
本音、が伺えてちょっと嬉しかったりしました。


行事が終わり、帰り際、絵馬がたくさん飾られている場所がありました。
何枚もの絵馬、一枚一枚デザインが違っていてとても綺麗なものばかりで
観客の皆さんは食い入るように選んでいました。
ご利益があればと、そこで父が一枚絵馬を買ってくれました。
願い事いくつでもよい!というので
我が家は
『学業成就』
『無病息災』
『交通安全』
『良縁成就』
『家内安全』
の、5つ(欲張り!)をお願いしました。


玄関から家の中に向かって、馬が入って行くように飾って下さいとのこと。
この馬が家に福を呼び込むんだそうです。
これを飾って以来、パワーをもらえている気がする梨子ちゃんです。

伝統を守り続けることは本当に大変なことだと思います。
しかし、このように地元の方が、そして若い方たちが率先して地元を盛り上げ
神聖な行事を大切にしている姿に感動しました。
素敵な文化が残る素敵な場所。
また絶対に行きたいと心に誓った梨子ちゃんでした。
やっぱり、岐阜、大好き!

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