ペコ家のDS問題
こんにちは、ペコちゃんです。
同姓同名ということで、モデルのペコちゃんが気になる今日この頃です。
●DS問題
先日、ルールを守らなかった子どものゲーム機をバキバキに壊したという出来事を耳にしました。我が家でもゲームに関してはいろいろと考えるところがあります。今日はペコ家のゲーム(DS)問題のお話です。
●ペコちゃんにとってゲームとは・・・
アラフォーペコちゃんはファミコン世代。小学校低学年の頃ファミコンが発売され、機械もの大好きな父親がスーパーマリオブラザースとともにすぐに買ってきてくれました。マリオ、テニス、あと何かもうひとつ(いまいち思い出せない)にはまってしばらく遊んでいましたが、そんなにのめり込みもせず、外で自転車に乗って近所をグルグル回ったり、読書したり、友達と遊んだ思い出の方が強いです。
大人になってからもパソコンのテトリスを少しやっていたくらいで、携帯ゲームもやらず、ゲームセンターにも興味ないまま。でも嫌いというわけではなかった。けれども、こどもにゲームと考えるとその悪影響が心配で、ゲーム機は買わない方針でいこうと決めていました。外でたくさん遊んでもらいたかったですし。
ですが小学1年生の息子、昨年の夏休み頃DSが欲しいと言い始めました。いえ、保育園の時も言っていたのですが、本人もそこまで強い気持ちではなくペコちゃんは問答無用で大反対だったので買うには至らなかったのです。しかし、昨秋とうとうDSを購入しました。
●なぜDSを購入したか
あれほどまで大反対派ペコちゃんがなぜ買ったのか。4つの理由があります。
1. 放課後毎日のように遊ぶ仲の良い子が持っている。だいたい公園で遊ぶのですが、時には家に遊びに行きDS(またはwii)をすることも多い。借りたり、その子のするのを見ていたり。→借りてばかりでは申し訳ない気持ちがありました。一緒にプレイすることもできないですし。
2. 持っていないとDSへの思いが強くなり、かえって依存するのでは?という心配。
3. 周囲の家庭を見ていると、ゲームは一概にいけないものではないのでは?と思うようになった。最初にルールを決め、それを守れば大丈夫なのでは?と考えるようになりました。
4. 離婚している我が家ですが、こどもたちは父親と一緒に祖父母宅へお泊まりに行ったり、息子は父親宅へ泊まりに行っています。父親はゲームをする人なので、2人で過ごす時のコミュニケーションツールになるのでは?と考えました。(もちろん、ゲームだけがコミュニケーションツールでは困るのだけど)
●ペコ家のDSルール
購入にあたって、息子と話しながら8つのルールを決めました。
1. 1日1時間まで。
2. 週2日はやらない日を作る。
3. 宿題、明日の準備などやることはしっかりやる。
4. 外でもたくさん遊ぶ。
5. 自宅か友人宅でのみ(公園、地区センター、外出、外食時の待ち時間は×)
6. 家族、友達と話すことを大切にしよう。
7. 保護者制限するものはする(他の人との通信の一部、ネット閲覧など)
8. ルールを守れなかったら、一週間使えない、2回目は一ヶ月、3回したら誰かにDSをあげる。
●現在の状況
購入からそろそろ五ヶ月になりますが、1回ルールを守れませんでした(公園でDS)。なので一週間没収。それからは守っていますが、ゲームをしている最中の動画をyoutubeでみることにはまっています・・・
●DSを持つことのメリット・デメリット
調べてみると、ペコちゃんが不安に思っていること(視力の低下への影響、暴力的な考えをしやすくなるのでは、依存してしまうなど)はそれぞれ研究結果が違っていることが多くはっきりとしたことは分かりませんでした。ただ時間を決めていること、ソフトもこども向けのものなので、その点はそこまで心配しなくても大丈夫かと思っています。(DSソフトはコンピュータエンターテインメントトレーディング機構「CERO」の審査により、それぞれふさわしい対象年齢がA~D、Zで表示されています。)
《メリット》
・シンプルにゲームをすることを楽しんでいる。
・クリアし達成感を味わっている。
・通信をして友達と助けたり助けられたりしながらクリアすることもできるので、力を合わせて問題を乗り越えることを実感している(ような気がする)。
・コミュニケーションツールになっている(友達、父親、そして他の年代の方とも。先日は美容院のお兄さんとDS話で盛り上がっていました)。
・DSを持っている子が周りでも多いので、疎外感を感じない(他の遊びをしたら?と思うのですが、今はなかなかそうもいかないようです・・・)。
《デメリット》
・外で遊ぶことが以前より減った。
・DSの技や情報を調べるため、youtubeなどを見ることが増えた。
・欲しいものがすべてDS関連。
息子にも聞いてみました。DSを始めて良かったところは、友達と遊べるようになったこと。イヤなことは、保護者制限があってゲームの中でできないことがある。
●他のお家ではどうしているのか?
歌手の岸谷香さんのインタビューを拝見したことがあります。息子さんがDSを持ち始めたのは幼稚園の時。好きなだけしていいけれど、同じ時間だけ読書をするという約束をしたとのこと。親のコンロトールが効くうちに本に触れる機会を多くして、本の楽しさを知ってほしいと思われていたとのこと。息子さんは読書が元々好きだったようですが、小学6年生までに約2000冊の本を読み、中学生の今でもよく本を読んでいるそうです。
ペコちゃんのお友達家でも、岸谷さんと同じようなルールを作っています「ピアノを弾いた分だけDSができる」。ピアノ練習をした時間を書いたふせんをタイマーに貼っておきDSの時間が終われば、その時間分のふせんをはがす。お子さんは段々とふせんが増えていくことに満足するようになり、貯めたDS貯金ですがあまり使わなくなってきたようです。
他には・・・毎日してもいいが1日30分まで、家や塾の宿題を終えてからする、特にルールは決めていない、などなど。
●最後に・・・
購入当初設定をするために触りましたが・・・それだけでも楽しかったです。画面もきれいですし、ボタンを押すことで反応していくことが面白いのでゲームの魅力は想像がつきます。こどもの興味を持つ気持ちも尊重したい。これからルールは少しずつ変化していくかもしれませんが、ペコ家では今のところ現状維持。ゲームも進化しDSを使ってできることもどんどん増えていくでしょう、ペコちゃんも知識をバージョンアップしていかねば、と思っています。
実はペコちゃん用のソフトを購入してみました、やわらかあたま塾という脳活性化ソフト。自分でもゲームをの良さ悪さを実感してみます。でも外で遊んだり、本を読んだり、絵を描いたり工作したり、そういうことの良さも一緒に楽しみたいなと改めて思ったペコちゃんなのでした。
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