背中が丸くなる原因と対策
こんにちは。先日、若い男性にプロポーズされたペコちゃんです。はい、娘のクラスメイト、3歳の男の子でした。
「○○ちゃんママ、おおきくなったらぼくとけっこんしてくれる?」
「△△くん・・ありがとう。とっても嬉しいけど、ちょっぴり年の差が気になっちゃうなぁ。」
「ぼくはぜんぜんきにしないよ。」
あぁ!18歳になったらまた聞かせておくれそのセリフ!
●ペコちゃん腰を痛める
さてそんなペコちゃん先日腰をかなり痛めてしまいまして、2週間ほどきつい毎日でした。必要最低限の家事をして、あとは低燃費エコ行動をしていました。
考えられる原因として、
1. 2日続けての長距離ドライブ、休憩なし。
2. 突然の運動。背中を引き締めるものでしたが、近年まったく運動をしていないペコちゃんには負担が大きすぎたのでは?
3. 運動不足での筋力低下と体重増加が腰に負担を掛けている。
起床時に痛くて起き上がれなかったのですが、つらい半面「ブログネタになるではないか!」とプラス思考のペコちゃん。整形外科受診の際も、先生に質問ばかりでした。しかし、先生にとっても原因ははっきり分からないとのこと。レントゲンでも異常はみられないので、姿勢を変えずに長距離運転したことが原因なのではないか、ということで。
妙齢?の女性を前に、体重増加が原因ともはっきり言えないのでは?と勘繰りつつも、ご指導いただいた通り、入浴せずシャワーにし、冷やして程よくストレッチをし、骨盤バンドを常用しなんとかつらい痛みは落ち着きました。
腰が痛み出すと負担をかけまいと猫背になってきますね。ということで先日のルーペちゃんの記事「アジアの男性の背中が強烈に丸まってる件」についての考察です。
そうです、ペコちゃん体重増加だー運動不足だーと騒いでいますが、大学で運動学を学んだのでした。そして実は1年間のデンマーク滞在を経て帰国した際に、老若男女問わず背中の丸みが気になりました。丸くなっていることと猫背はやや印象が違うと思うのですが、原因は同じことのように思われます。
●背中が丸くなってしまう原因・・・
先日拝読しました為末大氏の著書『日本人の足を速くする (新潮新書)』に書かれていたのですが、(為末氏:スポーツコメンテーター、’01年’05年の世界陸上400m ハードル種目で銅メダルを獲得。)日本人の筋肉のつき方と、欧米人やアフリカ人の筋肉のつき方には違いがあるそうです。
欧米人、アフリカ人の場合、筋肉は背中側につきやすい(背筋や、ももの裏)、それに対して日本人は、筋肉が前につきやすい(腹筋や、ももの前側)。生活習慣の違いが影響されているかと思いましたが、根本的に身体の作りが異なるようです。
このことは日本人が短距離走で世界の頂点に立てない理由のひとつでもあるようですが、筋力の違いならもう無理だわ、と諦めたくな いですね。
●どうしたら恰好よい背中になれるか・・・
背中は自分の目で直接見ることがむずかしいため、鍛えることがむずかしいです。本格的な筋力トレーニングは数多くありますが、アスリートや普段運動しなれている人でなければ敷居が高いと思います。ここでは日常生活で簡単に取り入れられるストレッチをご紹介します。
【1】うつ伏せで両手を上にあげる
→お腹を基点として両足、両腕をあげて身体を反らす(5分ほど繰り返す)
【2】胸を張った状態で手を後ろで組む
→その手をグッと上に持ち上げる(座った状態でも立った状態でもOK)
【3】駆け足をするように両ひじを曲げる
→両ひじを後ろに勢いよく振り上げる(胸をはる)
【4】背筋を伸ばし、肩幅に足を開きつま先を正面に向けて立つ
→両手のひらを前に向けて、頭の上へ伸ばす(鼻から息を吸い、伸びをする)
→両手を横に広げながらおろす(吸った時間の倍をかけて息を吐く)
●最後に・・・
姿勢を良くしようとして、背筋を伸ばそう伸ばそうと意識をしたり胸をはりすぎ てしまうと、身体に固さが出てきてしまいます。そして他の箇所にコリがでてきます。紹介したものはどれも簡単なストレッチですが、身体の内側の筋肉が意識されるものです。柔らかく、自然に姿勢矯正、無駄なもののない恰好よい背中が作れるものと思います。
筋肉は一朝一夕でつくものではありません。毎日の仕事や家事、育児の合間に少し心がけることで体型が変わってきます。
背中を鍛えることは、腰痛予防にも効果が大きい。ペコちゃんも最近の不摂生を反省し、少しずつ進めていきたいと思います!
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