ペコちゃん看護週間イベントへ行く。
こんにちは。ルーペちゃんの網戸の記事を見て、2階奥の開かずの間の網戸を思い出したペコちゃんです。半分、破れてるんだった・・・
以前はこども部屋の網戸だったのですが、息子が友達と遊んでいたら何の勢いでか突き破ってしまい、どうやって張り替えたらいいのか分からず、まあいいや、と開かずの間の網戸ととりあえず交換したのでした・・・たしか去年の夏・・・記事を読んでペコちゃんもできそうと勇気が出たので、今度のお休みホームセンターに行ってグッズを調達しようと思います。暑くなる前にやらねば!!夏が来る。また一年たってしまう!!
●手術や治療を受けるこどもたちへの説明と工夫。
さて先日、神奈川県立こども医療センターで開催された看護週間イベントへ行ってきました。(厚生労働省は、かのナイチンゲールの生誕日5月12日を「看護の日」とし、その日を含む週の日曜日から土曜日を「看護週間」と制定しています。今年は5月11~17日。)ペコちゃんの行った日は『子どもにわかりやすい説明の工夫紹介』がされていました。
こども医療センターは、小児病院、肢体不自由児施設および重症心身障害児施設の3つの施設からなり、病気や障害のある小児に医療と福祉を一体として提供する小児総合医療・福祉機関です。神奈川や近郊からはもちろん、日本全国、時には海外からも治療や手術を必要とするこどもたちが訪れます。
ペコちゃんの娘も生後すぐに「心室中隔欠損症」という疾患が見つかり、産院からこちらのNICUに転院して以来通っています。ここでは、娘の生まれる前にはまったく知らなかった疾患を持つこどもたちに多く出会います。心疾患やダウン症候群ということで考えることの多かったペコちゃんを支えてくれたのは、医師や看護師、こどもが通院していた経験を持つボランティアの方々、こどもに付き添うお母さんお父さんでしたが、疾患を抱える痛みやつらさ、悲しさを表に出すことなく笑顔を見せて過ごすこどもたちの姿に敬服し、力をもらいました。
手術や治療は未知のもの、受ける前には治るという期待とともに不安が多く心を占めると思います。その不安を和らげる工夫が、今回のイベントで紹介されました。
●どんな工夫が?
木製の手術や検査、術後に使う機械です。ぬいぐるみや人形で、実際の使い方などを説明します。金属製で堅く怖いイメージのある機械ですが、木製ですと丸みを帯びていて、あたたかく親しみやすくなります。
こちらはキワニスドール。無地の白布と綿が使われ、目鼻や装飾を一切省いて作られたシンプルな人形です。処置の内容を説明する際に使用されますが、こどもたちに大好きな人の顔を描いてもらい心の支えとなっています。一緒に寝ているこどもも多いそう。医師には内臓の絵を描いて説明される人もいるとのことで、使いみちは様々です。
他にも検査室の前には、その検査を受けるぷーさんやアンパンマンなどのキャラクターの写真が張り出され、親しみをもてるようになっています。
●プレパレーションと呼ばれています。
これらの工夫は、プレパレーション(preparation)と呼ばれています。元々「準備」という意味ですが、小児医療では子供に対して治療内容などを分かりやすく伝えてあげることにより、不安や恐怖心を少しでも取り除いてあげることをいいます。こころの準備をして処置にのぞんでもらうことで、こども自身の頑張る力を引き出し、自信につなげてもらうのです。
娘は生後半年で手術を受けました。手術の前日より入院、宿泊しての付き添いはできなく、夜に母親がいないことに気付いた娘が泣いていると、同室のお姉さんが手を握ってくれていたそうです。娘と同じ手術を受ける、小学校4年生のお姉さん。手術に対する不安や恐怖、家族と離れている寂さを抱えていたでしょう。娘を支えてくれ、娘も支えることができたのかなぁと思います。
こども医療センターのロビーにボランティアの方々がいらっしゃいます。付き添いの兄弟を見ていてくれたり、タクシーや車の乗車を手伝ってくれたり。そして折り紙で時計や指輪、人形などを作ってくれていてこどもたちは好きなものをもらうことができます。息子はこれが楽しみで付き添いしてくれました。
ペコちゃんの将来の夢のひとつは、こちらでボランティアをすること。自分が支えてもらったように、幼い頃から困難に向かうこどもたち、悩む家族、長い時間付き添う幼い兄弟たちに少しでも寄り添えたらと思うのです。ペコちゃんぶきっちょなので、まずは折り紙の練習からがんばります!
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