Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

旅行に出る前に留守宅でしておくべき準備リスト

こんにちは、GWは南の島でバカンスだったのに洗濯のしすぎで普段より手が荒れたルーペちゃんです。
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家族で1週間ほどマレーシアに行っていました。連日強烈な日差しと70%を超える湿度にフウフウ言って過ごし、当然汗だくになるわプールに一日何回も入るわで、毎日洗濯物が山のように出ました。そのままにもしておけないので一日二回ホテルの洗面台で手洗い&手絞り。普段より過酷な家事をしたおかげで南の島にいたのにささくれが悪化。さらに帰国して降り立った空港で気づきたくなかったこの事実。
「今、日本って一年で一番爽やかな気候だったんじゃね?」
・・・ま、いっか。

さてマレーシアの話は今後何回かに分けて引っ張るとして(笑)、今回はその準備段階、「旅行に出る前に留守宅でしておくべき準備」の話です。さあ私はこれから「飛行機にも乗る前の話」からしようとしていますよ。どんだけ引っ張るつもりなんでしょう。

●留守宅準備の目的は複数ある

留守宅準備といえば火の元戸締まりと相場が決まっていますが、考え始めると「あれもやらなきゃこれもしなきゃ」と色々思いついて混乱してしまうこともあります。そもそも留守宅準備の目的は複数あることを理解しなければなりません。

●(1)防犯的準備

・新聞を止める
・郵便を止める
・留守電を切る
・ポストに「チラシお断り」シールを貼る
・照明をるすばんモードに設定する

新聞を止めることはすぐ思いつくと思いますが、郵便も止められることはご存知でしたか?留守の間にクレジットカードの請求書や税金の振込依頼書を探られることを避けるには、配達されないことが一番安全です。
郵便局の窓口で用紙に記入し、身分証明書を提示して提出すれば最長で30日間配達を止めることができます。(ゆうびんホームページから用紙ダウンロードも可能
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一点注意が必要なのが、「同居の誰かが在宅している場合は停止できない」ということ。家族の一部のみの停止もできないので、一家揃って留守の場合だけになります。

留守電やポストいっぱいにたまったチラシも留守を悟られるので避けたいものです。
また、最近のLED照明にはよく「るすばんモード」がついているのでこれも利用価値ありです。設定した時間になると自動で点灯・消灯して、在宅を装ってくれます。
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●(2)防火的準備

・ガスの元栓を締める
・元栓がない場合はコンロをロックする
・不要なコンセントを抜く

マンションなどではガスの元栓を締めにくい家もあるので、その場合は最低限コンロをロックしておきましょう。地震で物が落ちてきたはずみでコンロが点火するのを防ぎます。

またコンセントに積もったほこりに着火する「トラッキング現象」が留守の間に起こらないとも限らないので、できるだけコンセントは抜いておきます。特に「洗浄機能つき便座」のコンセントを抜くと電気代の節約にもなります。

●(3)防災的準備

・地震で上から落ちてきそうなものは下ろしておく
・洗濯機の水栓を締める
・レバーを下げて水が出る水栓の場合は、上や周りにものを置かない

阪神淡路大震災前は、台所などのレバー式水栓は「下げて出す」ものが多かったそうです。しかし、地震で上から物が落ちてきたはずみで水が出っぱなしになった事例があったため、その後はレバーを「上げて出す」製品が主流になりました。
(追記:たまたま時期的に重なっただけで、実際には欧米との規格統一やユーザーからの要望が主な理由だそう。ただ、地震の件も理由でないとは言えなくもないらしいので、いずれにしても排除できるリスクはしておくべきかと。)
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ルーペちゃんちは下げて出す方です?

自宅が運悪く「下げて出すレバー」だった方は、部屋に帰ったら水浸しという状況を見たくなかったらその辺も考えて準備しましょう。「地震が起きたら」ということを考えると、洗濯機の水栓も締めた方がよろしいかと。
3.11以来何をするにも「地震が起きたら」を考えて行動するようになってしまいましたね。

●(4)環境衛生的準備

・フタがある排水口はフタをしておく

帰宅時に感じる留守宅特有のいやーな臭いは、ほとんどが排水口からのぼってくる排水管の臭いです。排水口は排水管との間に水を溜めて臭いを遮断しているのですが、水道を使わないでいるとその水が蒸発してしまいます。フタがある排水口は閉じておくとその水が蒸発するのを防げます。

●目的が相対することもある

たとえばよく言われるのが「カーテンは閉めた方がいいか、開け放しておいたほうがいいか」という問題。防犯上は在宅を装うために開けておいたほうがいいと言われますが、環境衛生という点から考えるとこれからの季節は特に、室内の温度が高くなりすぎて部屋の中に支障をきたすおそれがあります。また、夜間もカーテンを開けたままだと逆に留守を気取られることがあります。

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これはもう部屋の主がどのように考え、優先順位をつけるかによるので、留守にする期間を考慮して、うまく折り合いをつけていくほかありません。

●まとめ

「旅行に持っていくもの」の準備だけで手一杯で、留守宅の準備なんか考えてなかった!と直前になって青ざめた経験を持つ方は少なくないはず。
旅先で家のことが気になって楽しめないのが一番もったいないことです。一番の防犯は「ご近所の目」という意見もありますので、普段から隣近所と挨拶くらいはしておきたいものですね。
パソコンや現金・通帳のたぐいを隠すことも重要ですが、ルーペちゃんみたいに大事なものを隠したはいいがどこに隠したか忘れてしまった、とならないようにくれぐれも気をつけて!お前はリスか!

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知る人ぞ知る、横浜で映画を観る!

こんにちは、生後2週間の甥っ子のお世話にいそしむペコちゃんです。
新生児って、本っ当に小さいですね・・もう片手で持てそうなくらい。
我が子の時は夢中であっという間に時間が過ぎてすぐ大きくなった感があるので、
甥っ子育児を楽しんでいます。もう孫のよう。

なのでGWは遠出せずに近場で過ごそうと計画。
近場で、たまにはインドアでと探していたら見つけました。

●知る人ぞ知る、横浜の名館。

ペコちゃんが勝手に思う横浜の誇り『シネマ・ジャック&ベ ティ』
ディープな横浜、関内-伊勢佐木町にあるミニシアターです。
(ジャックベティとあるように、監督・俳優特集、映画祭などを行う
横浜最後 の名画座「ジャック」、
単館系の新作ロードショー館「ベティ」
の2つのスクリーンがあります。)
ちなみに永瀬正敏さん主演の「私立探偵 濱マイク」の住む映画館は、
今はなき横浜日劇です。

こちらのシアターで5/9まで開催の、『家族でミニシアターを楽しもう! ウィーク』
上映回によって異なりますが、下記のプログラムがあります。

・客席後方一部の座席を通常より少し明るくした状態で上映。ベビーカー置き場も客席横に設置。
・上映中にこどもの託児あり。
・映写室ツアー。

上映作品は下記の他もあります。

「夢は牛のお医者さん」:テ レビ新潟制作の26年間密着のドキュメンタリー。「ズームイン!!朝!」などで放映され大きな反響があり待望の映画化です。(~5/23)
「世界の果ての通学路」: 道なき道を何時間もかけて通学する世界の子どもたちを追ったドキュメンタリー。(~5/23)
「チェコアニメ~アマールカとクルテクのゴールデンウィーク!」:チェコの大人気アニメ。(~5/9)

●日本初、ショートフィルム専門の映画館も。

 『ブリリア ショートショートシアター』新高島町にある日本で初めての、
ショートフィルム専門の映画館です。
GW中、ロシアのアニメ「ミトン」関連 のイベントがあります。
そして5/30(金)より「ショー トショート フィルムフェスティバル & アジア 2014」
が開催されます。

米国アカデミー賞公認でアジア最大級の国際短編映画祭。
“エンターテインメントをもっと身近に楽しもう”をキーワードに一部の
プレミアムイベントを除く会期中のプログラムが無料上映されます。

ペコちゃん、中学生の頃の愛読書は「スクリーン」と「ロードショー」
なほど映画好きなので、どちらもゼヒ行ってみようかと。

あ、そうそう、ブリリアショートシアターではオープン6周年を記念して、
シアター貸切キャンペーンが6月18日(水)~11月30日(日)で開催されるそうですヨ。
スクリーンにメッセージを載せられたり、サプライズプロポーズも
サポートしてくれるそう。
告白・プロポーズ、今まで50組以上のカップルが誕生し成功率100%とか。
・・・・まっペコちゃんには関係ないですけどねっ

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●追記、親子で感染性胃腸炎にかかる・・・

ペコちゃん体調がイマイチだったのですが、感染性胃腸炎でした・・・
冬場のイメージがありましたが、こどもたちの通う保育園ではやっていたらしく、
娘も感染。

娘が嘔吐したのが週末夕方だったので、少し離れた病院へ車で向かう中、また嘔吐。
段々顔色がなくなり意識が遠のいていき、声を掛けても反応がなくなってきました。
病院に着き尋ねると、嘔吐によって脳へ向かう酸素が一時少なくなり、
意識が遠のくことがあるとか。

何か他の病気での嘔吐と意識不明かと思い、運転する手が震えました・・・
皆さま、こういう症状もあることどうぞ頭の片隅に・・・

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ペコちゃん、写真展『ダウン症 家族のまなざし』を観に行く。

【お知らせ】GW期間中の休業について

こんにちは。妹が先週出産し今里帰りしているのですが、
ペコちゃん風邪をひいてしまい微妙に隔離され、なかなか赤ちゃんを抱っこできないでいます。
早く治さねば・・・じきに大きくなってしまう・・・

●写真展『ダウン症 家族のまなざし』

さてペコちゃんの4歳の娘がダウン症のあることを前回の記事でお話したのですが、先月、伊藤忠青山アートスクエアで開催されていた『ダウン症  家族のまなざし』という写真展を家族で観てきました。
(国連に制定された3月21日の「世界ダウン症の日」を記念したものです。ダウン症がある人たちの多くは”21“番目の染色体が”“本あることから、3 月21日が「世界ダウン症の日」と定められました。)

ダウン症のある娘をもつイギリスの写真家リチャード・ベイリー氏が中心となって、英国ダウン症協会が行った写真プロジェクト。
家族にダウン症のある人がいる写真家など22名が参加し、医療や福祉の領域とは一線を画す「ダウン症」の新たな表現に挑戦。
家族の愛情豊かなまなざしで撮り続けられました。
唯一撮影OKだったリチャード・ベイリー氏の代表作《365》を観る我が子2人。

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娘の生まれる前はダウン症のある人は皆さん同じ顔の特徴を持つと思っていました。
もちろん特徴はあるのだけれど、個人個人で異なり、両親や兄弟に似ます。
娘も兄と、母である私に似ています。

《365》の中の彼らは、いっぱいの笑顔を見せていたり、踊っていたり、微笑んでいたり、カメラを強く見つめていたり。
全身で自分の感情を存在を個性を表現しているように感じます。
そしてその周りには、彼らを見守り愛情いっぱいに包んでいる家族がいると想像できるのです。

●今回目に付いた言葉は・・・

両親は、彼らが将来、ウィンブルドンで勝ったり、マンチェスター・ユナイテッドのサッカー選手にならないことを知っています。医者にも弁護士にもならないでしょう。けれども、彼らは人生を歩む過程でいくつものゴールを決め、いくつもの困難を克服するでしょう。どんなこどもを持つどんな両親でもそうであるように、私たちはこれらのこどもたちが人生の階段を上っていくのを見守り助けていくでしょう。
(リチャード・ベイリー氏)

私が気にするのは、あなたがベストを尽くして、人生を楽しんでいるかよ!
(フィオナ・ベイリー氏:リ チャード・ベイリー夫人で写真家。)

ペコちゃんも同じ気持ちです。

出生前診断の実施に伴って論議がかわされる昨今、これらの写真は本当の幸せの意味を教えてくれるものと思います。
そして、天真爛漫で会う人みんなに声をかけ挨拶する娘がこれからどう成長していくのか楽しみなペコちゃんなのでした。