保温調理に鍋帽子®、ハンパない!
こんにちは、ルーペちゃんです。
毎週楽しみに観ている「孤独のグルメ」で、ものすごい近所のお店が登場して興奮したルーペちゃんです。五郎さん、来るなら言ってよ!
こんなに近所なのに、昔から知ってる場所なのに、こんなお店知らなかったってことがあるものなのですね。
見ているのに見えていない、街の盲点のようなお店を上手に引っ張り出してくるなぁと感心。
梨子ちゃんもこの番組が好きだそうで。
私も大好きです。アマゾンプライムでシーズン1から何度も観返すほどに。
五郎さんみたいな「調べない・語らない・文句言わない」おじさんは、もはや都市伝説並にいなくなりました。
●いいかげん新聞紙を卒業しよう
以前「簡易保温調理器」なるものをご紹介したことがありました。
(「まだまだ暑いので保温調理器を作ってみた」2013年9月4日)
保冷バッグと新聞紙にくるんで保温調理ができるよ!という内容でした。
・・・いやまあそのね、そりゃあできますよ、物理的には。
ただ、新聞紙と保冷バッグでぐるぐる巻にするたびに、なんだかわびしい気持ちになるのも事実。
人間はパンと水のみにて生きるにあらず、生活には彩りが必要なのです。
使って楽しくなる、むしろその道具を使いたいために料理するくらいの心はずむキッチンツールがほしいのです。
ただ、ミニマリストの端くれとしてなるべく物を持たない暮らしを心がけている手前、新しい道具は買いたくない。
バーミキュラ?バルミューダ?などのおしゃれ炊飯器とか、
サーモスのシャトルシェフとか、
物が増えると置き場所しまい場所を必要とします。
今ある手持ちの鍋を使った保温調理はできないものか。。。
●鍋帽子®
いろいろ調べていくと、画期的なグッズがあることがわかりました。
それが鍋帽子®。
Rマークをつけたことでお分かりの通り、こちら、公益財団法人全国友の会振興財団の登録商標です。
文字通り、帽子状のふわふわした布団を鍋にかぶせて保温調理するものです。
婦人之友社から「魔法の鍋帽子」という本が出ていますので、興味のある方はそちらをどうぞ。
これなら(かさばるけど)軽いし、置き場所を気にしなくていいし、手軽に使えそうです。
本には型紙がついていて自分で作ることもできます。
また、全国友の会振興財団に連絡すると3,200円(+送料着払い)で購入することができます。
買おうかな〜と思ったのですが、どうせ4,000円以上のものを買うならと、
習い事バッグや園グッズなど作って洋裁の仕事をしている友人に、本ごと渡して(4000円よりはちょっとお安く)作成を依頼しました。
「できたよ〜」と連絡を受けて、いよいよ鍋帽子とご対面です!
●思ってたより大きい
バーン。
猫かわいい(*´∀`*)ちなみに柄はおまかせでした。
思っていたとおり、ふわっふわで軽いです。
友人いわく「途中で綿が足りなくなって買いに行った」とのことなので、大量の綿が入っているようです。
我が家のルクルーゼも圧力鍋も、ぴったりサイズでした。
大きさがわかるように、ペコちゃんの記事に出てきたクルミッ子と比較してみました。
わかるかな?
●さすがの保温調理、鍋帽子すごい
もらったその日に早速あんこを炊いてみました。
あんこを作るには、砂糖を入れる前に豆をやわらかく煮ます。
お砂糖を入れてしまった後はどんなに煮ても柔らかくなりません。
豆だけでひと煮立ちさせてから、鍋帽子にイン。
4時間ほど放置して開けてみると、こんなでした。
豆が美しい!潰れてない!
まるで高級和菓子屋さんが作ったようです。
さすがにこの時点でまだ豆はあんこにできるほど柔らかくはなかったので、
再度火にかけて完成させましたが、
それでも火にかけていたのは普段よりずっと短い時間ですし、
見た目の美しさは言わずもがな。
煮崩れない、これぞ保温調理の大きな特徴のひとつです。
また次の日はチキンのトマト煮込みスープを作ってみました。
通常の作り方でひと煮立ちしたところで鍋帽子にイン。
6時間ほど経ったところで取り出すと、まだ鍋を持ち上げられないほどアッツアツ。
そして中身はこの通り。
じゃがいもの角が立ってる!
角が立つといえば普通は好ましくない状況ですが、じゃがいもに関していえば大変素晴らしいこと。
なのに食べるとほろっと崩れる柔らかさ。
鍋帽子素晴らしいです。
保温調理の威力を感じられる料理といえばビーフシチューや豚の角煮などの肉ホロホロ系料理。
なんの苦労もなく、焦がさず煮詰まらず、とろとろホロホロのプロの味になるのです。
これから夏ですが、煮込み料理の登場が多くなりそうな予感。
鍋帽子、忙しい方にこそ、おすすめします。
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