最新防災グッズコレクション・冬
こんにちは、一日中加湿器の奴隷のように働いているルーペちゃんです。
入れても入れても「もうハラ減ったぞ」のランプがすぐにピコーンと点くんですもの、どれだけ乾燥しているんですか。もう部屋に打ち水してやろうか。
関東はカラカラ天気ですが、四国で起きた季節外れの大雪の被害はいまだに把握しきれていないようです。「まさかこの時期に」とテレビで見る住民のみなさんがおっしゃるので、備えも対策も十分ではない中の大雪、本当に心配です。
思ってもいないときに思ってもいない事が起こるのが災害というもの。「うちは対策バッチリだから」という方ももう一度見直してみましょうよ。
というのも、災害対策というのは「準備した季節」に合わせて揃えがち。9月1日の防災の日に災害準備品を確認したとすると、それは夏を想定した物品になっていませんか?
今、こうして寒い冬になってみて「これが欲しいかも」と思うものはありませんか?
先日イオンモール幕張新都心で防災イベントが行われ、たくさんの最新防災グッズが展示されていました。色々と説明を伺って参りましたので、みなさまにもご紹介いたします。
●照明グッズ
まずルーペちゃんが気になったのは、「MPOWERED」のソーラーランタン。使わないときはコンパクトですが、空気を入れてふくらますとこんなおしゃれなランタンになるのです。
ソーラーパワーだから電源が不要で、どこにでも持ち運べて、水に浮かせることもできる!この会社のサイトにある写真ギャラリーを見るとやたらおしゃれで便利な使い方がたくさん載っています。防災グッズとしてだけでない使い方もできそうです。
●防寒グッズ
アルミ製の防寒シートは定番ですね。今は寝袋まであるんです。防寒シートはあんなに薄くても毛布一枚分の暖かさがあるといいます。私も電車に乗って遠くまで出かけるときは必ずバッグにこの防寒シートを入れていきます。体温を保つのは体力を保つことにほかなりません。
●トイレグッズ
簡易トイレは今まで正直「必要ないだろう」と思っていたんです。家にいるなら「ダンボールにゴミ袋と新聞紙敷いて」代わりになると思ったんです。
ですが、実際にその場面を想定してみてください。出るものも出ないでしょう?
「座ってそのまま用が足せる」ものって、家にあるもので代用できるものが思いつきません。
アベシンの簡易トイレ、パッケージは非常に薄くできていて厚み3センチほど。押入れの隙間にでも入れておけば場所も取りません。これは家に1個必需品だと思いました。
大地震の場合、集合住宅では配管類の安全が確認できるまで、一切水を流すことはできません。それが1週間後なのか1か月後なのか半年後なのか、誰にも分かりません。
特に高層階の住民はトイレの度に地上の仮設トイレに通うことは実際不可能です。となると、やはりそれぞれの家でトイレができる準備はしておかなければならないでしょう。
●食グッズ
非常事態が長くなってくると、食べたくなるのは「温かいもの」と「野菜」だといいます。
集合住宅の場合そう簡単に火をおこすことはできませんから、カセットコンロの用意があると便利です。不幸にしてカセットコンロがない場合、こんなグッズで食品を温めることができます。
「モーリアンヒートパック」というこの商品、ビニールパックの中に発熱剤と水を入れるだけで発熱するので、その中に缶詰やレトルトパックを入れておくと温めてくれます。
アマゾンでは加熱袋1枚発熱剤5個のセットで約1000円。
なお、「野菜」に関してルーペちゃんが常備しているのは「スプラウト」です。
水に浸したティッシュの上に撒いて10日ほどで収穫できるスプラウト。もちろん十分な量ではないでしょうけれども、少しでも生の野菜が食べられるありがたさを感じられるのではないでしょうか。
●防火防災グッズ
都会では頭上からガラスなどが降ってきて、避難するにも大変危険です。最低限帽子でも役には立ちますが、会社の机の中にこんなものがあったらより安全に避難できるでしょう。
厚みはこれだけ。
袋を開けるとこうなっていて
開いてかぶるとこんなかんじ。
これは「タタメット」という折りたたみヘルメットです。
これ、つい縦にかぶりたくなるんですが、横方向にかぶります。顔の正面に広い面積の部分が来るのです。
横から見るとこう。
サイズを調節すると子供から大人まで使えます。実際、置いてあるものを娘(小2)が勝手に自分でかぶり始めたので、使い方はとても簡単のはず。
投げ入れるだけで消火できる消火剤もかなり興味をひかれました。
先日我が家のオーブントースターから発火して肝を冷やしたので、ああいう慌てふためいたときには消火器よりも「投げて消火」の消火剤がひとつあると安心だなあと思いました。
(ちなみに発火の原因はヒーター下に溜まった油に引火したこと。会社だったら管理責任を問われて辞任ものです。主婦でよかった。)
年が明ける前に、今一度災害の備えについて家族で確認し、足りないものを補って、スッキリした気持ちで新年を迎えたいものです。ぜひあなたのおうちでもやってみてください。
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