ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

ドクタールーペ主催◇◆講演会のおしらせ◆◇

こんにちは、ルーペちゃんです。
本日はみなさまに講演会のお誘いです。

ドクタールーペロゴ

このたび、ドクタールーペ株式会社主催による講演会を開催することとなりました。
題名は「画像診断から治療までの流れ~循環器疾患を中心に~」

健康診断などで年に一度はレントゲンを撮る、という方も多いと思いますが、あのモヤモヤっとした写真から医師が何を読み取っているのか、疑問に思われたことはありませんか。

今回はレントゲンのみならず、CT、MRI、PETなどの読影実務において医師がどのような判断でどのように治療方針を決めるに至るか、臨床医の先生に詳しくご説明いただきます。
とはいえ、一般の方が疑問に思うような基礎的な内容にも触れていただきますので、一般の方にも実務に携わる方にも幅広く興味を持っていただける内容になっております。

講師は大学病院で循環器、特に心臓内科をご専門になさる先生です。
講演を聞いたり質問したりできる機会は普段はありませんので、大変貴重な講演会になるかと思います。

※この講演会は、社会貢献と読影の啓蒙活動を目的としております。
無料でどなたでもご参加できる講演会ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
一切の営業活動、個人情報の利用はありません。安心して知人友人の皆様にもおすすめください。

今まで受けたことのないような検査は、予備知識を得ておくと医師とのやり取りがより高度なものになります。
ご自分やご家族が検査を受ける際の予備知識として、また読影実務のノウハウとして、
さらに生涯学習として、この講演会をお役立ていただければ幸いです。

詳細は以下のとおりです。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

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□主催:ドクタールーペ株式会社
□題名:「画像診断から治療までの流れ~循環器疾患を中心に~」
□講師:大学病院心臓内科医師
(ご希望の方にはチラシをFAXさせていただきますので、お申し込み時にお知らせください。)
□日時:平成28年9月16日(金)15:30~16:30(15:00受付開始)
□会場:東京都立産業貿易センター台東館 会議室
東京都台東区花川戸2-6-5(東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩5分、都営浅草線浅草駅から徒歩8分)
□申込締め切り:平成28年8月31日(水)

以下のフォーマットにご記入の上、Facebookのメッセージまたはメール(info@dr-loupe.co.jp)までお送りください。
折り返し弊社よりご連絡いたします。
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(1)お名前:
(2)ご所属:
(3)ご所属先住所:
(4)電話番号(当日連絡可能なもの):
(5)メールアドレス:
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健康診断の季節です〜ルーペちゃん初・胃カメラ記〜

こんにちは、ルーペちゃんです。
GWを過ぎて人々の購買意欲が希薄なこの時期、様々な業界で「閑散期」と呼ばれる時期に入ります。
ところが私どもの業界ではいよいよ繁忙期です。
企業の健康診断は春か秋にあることが多いため、読影の件数も通常の何倍にも増えることになります。
なるべく早くお返しできるよう努めておりますが、通常よりもお時間をいただく場合がございますので、何卒ご承知おきくださいますようお願い申し上げます。

●隗より始めよ

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ルーペちゃんも、先日年に一度の健康診断に行って来ました。
今回は胃カメラマンモグラフィ子宮内エコーなど初めて受ける、またはめったに受けない検査がいくつかありました。
ルーペちゃんが加入している健康保険組合では、それぞれの地域を巡回する健康診断(検査項目が少ない)と保険組合の診療所で行う健康診断(検査項目が多い)が選べるのです。
いつもは巡回を受診しますが今回はしっかり調べてもらおうと、都内にある保険組合の診療所で受けました。

普段からこのブログで「健康診断受けましょう、マンモ受けましょう」と唱えているので、隗より始めよとばかりに自分の健診こそしっかり受けてみよう、と。

●初・胃カメラ体験

今回、生まれて初めて胃カメラを申し込みました。
特に不調を感じているわけではありませんが、ルーペちゃんも40代半ば。
もっと歳をとってから初めて受けるよりも、今ぐらいの年齢に受けておいたほうが挑戦しやすいかと思ったからです。
「おえっとなった」「苦しかった」と辛そうな話ばかり聞く胃カメラですから、一体どんな目にあうのだろうととても緊張して診療所を訪れました。

健診の受付をしてまず最初の検査が胃カメラでした。
(少しでも体力のあるうちに、または時間が経つと緊張が増すから、などの理由があるのだろうか?と勘ぐる私)
優しくて丁寧な看護師さんがつきっきりでお世話してくれます。

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まずは無味無臭の透明な液体をほんのポッチリ飲みます。
胃の中の泡を消す薬だそうです。
その後、寝椅子に仰向けになって、喉の奥に麻酔ゼリーを流しこまれます。
喉の奥にゼリーを溜めたまま5分放置・・・これが地味にツライ。
口の中に液体が溜まっているとつい飲み込みたくなる衝動がおこります。
しかしそれを我慢しなければなりません。
喉に意識が向かないよう、(ここにはとても書けないような)くだらないことを空想してしのぎました。

●いよいよチューブが喉に

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麻酔が効いたところでいよいよチューブが入ります。
まず穴の空いたマウスピースを咥え、その穴からチューブを通します。
最初は楽勝と思われたのですが、ある地点から急に違和感が強くなり苦しくなってきました
「今が一番イヤな感じのところですからねー」と先生が励ましてくれますが、実際はそのイヤな感じが、チューブを抜くまでずっと続きました

普段その存在を感じることのない喉や食道も、面白いことにチューブが通るとその形に痛みます
ですので、胃カメラが胃に到達したときには、喉から胃までが全部痛いのです。
喉や食道は生まれてこのかた食べ物以外を通過させたことはありませんから、その違和感たるや。
しかも検査をしやすいよう胃に空気を送り込んで膨らますのです。

先ほど使った「くだらないことを空想してしのぐ技」も、この圧倒的な現実感にはかないません。
涙とよだれを滝のように流しながら、早く終われー終われーとそればかり考えていました。
すごく長い時間のように感じましたが、実際は5分ほどの検査でした。

●地獄で仏

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私の立場としては、「胃カメラ痛くないですよ、怖くないですよ、みなさん受けましょう」と言わなければならないのかもしれません。
しかしここで人として正直に申し上げるならば、「なかなか気力体力を消耗する大変な検査である」と言わざるをえません。

ただ、額に汗をいっぱいかいて私の世話をしてくださった看護師さん、検査中ずっと背中をさすってくださった看護師さん、いろいろと励ましてくださった先生、みなさんこの検査にかかる負担を少しでも軽くしようと一生懸命でした。
そして全員の目的はこの検査によって病気の有無を確認すること、つまりは私の健康です。
ですから先程の「気力体力を消耗」という感想も、「誰のために何をしているか」を考えれば、我慢できない苦しみではない、と思います。

そして何より、終わった後で映像を見た先生から「キレイですね、問題ありませんね」と言われたときの爽快感!
テストで100点を褒められた子供のような気持ちになります。

●胃カメラからのマンモ、からの子宮内エコー

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胃カメラが終わってホッとしたのもつかの間、次の検査はマンモグラフィでした。
これもまた痛みが伴う検査です。
マンモで乳房を挟むとき、一旦止まるので「機械はこの辺で止まるんだな」と思っているとそこからさらにビックリするくらいまで挟んできます。フェイントです。
自分で予想する強さの倍挟む」と覚悟しておきましょう。
そしてそれが4回繰り返されます。覚悟しておきましょう。

ジンジンする胸をさすりながら「次は子宮内超音波取ります」と言われたときのヘナヘナ感。
いえ、経産婦ですから内診台に抵抗は全くありません。
しかしこの検査も、少なからぬ痛みがあるのです。涙でます。

●終われば爽快!

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痛苦しい検査を3連発で終わらせた後の検査は楽で楽で、天国のように感じました。
心電図なんか危うく寝てしまいそうになるほどリラックスしました。
しかも、どの看護師さんたちにも優しくしてもらったので、普段あまり優しくされる機会のないルーペちゃんはすごく癒やされました(泣)。
普段はやらない検査をした疲れと充実感と開放感でハイになり、鼻歌を歌いながら診療所を後にしたのでした。

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ルーペちゃん、「患者さんのご家族」になる

こんにちは、伊藤歩と木村文乃福士蒼汰と中川大志がそれぞれ同一人物だと思っていたルーペちゃんです。
若い人の見分けがつかないのは老化の第一歩!気をつけないと!
と思っていたら、ネット上でもこの人達の見分けがつかないという声が多くてちょっとほっとしました。

●患者の家族になってみて

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Timepiece by Steve A Johnson

日々ありがたいことに自分や家族は健康な体で過ごせているし、双方の両親も年を取ってきたものの手助けの必要なく自分たちで生活ができているし、病気とは縁遠い生活を送ってきました。
しかし病気というものは、本当にある日突然やってくるものなのです。
夫の父親にがんが発覚し、入院手術という怒涛の流れをここ2ヶ月の間に経験し、
私も「患者さんのご家族」と呼ばれる立場になりました。

●突然のがん告知

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Sonntag (Sunday) by Thomas Leuthard

健康診断で肺に影が見つかった、という知らせを聞いてはいましたが、やはり人間は最悪のことは考えから外すものです。
読影の会社に勤め、病気や健康に関するブログを書いているルーペちゃんですらそうです。
その後精密検査をし、がん細胞であることが確定し、手術することになりました。
無意識に楽天的な考え方をしていたので(これが正常性バイアスです。ルーペちゃんの過去記事ご参照ください「アントキノジブンと正常性バイアス」)、がんという事態についていけず、明日手術という日に病院にお見舞いに行っても頭のどこかでは「嘘だろ?」という思いがありました。

夫の父という人は、この年代の人には珍しく180センチを超える長身で、ほどよい肉付きはあるものの肥満ではありません。
リタイア後は年に200日以上ゴルフに出かけ、毎朝の散歩を欠かさないなど十分な運動もしています。
社交的で明るい性格で、サラリーマンのリタイア後の生活としてはほぼ理想的と言えるものです。
その義父ががんなんて。。。

ルーペちゃんはこれまでこのブログで何度も「がんは誰にでも起こりうる病気」と書いてきましたが、今回義父のことがあって初めて、そのことを実感したように思います。
幸いがんのステージとしては軽い方で、今すぐに命に関わるものではないとのことでホッとしました。

●待合室の家族たち

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Elderly Couple by Fede Racchi

治療方針も決まり、義父は胸腔鏡手術で肺の一部を切除することになりました。
命に別状はないとはいっても、70過ぎて体を切ることへの不安はあります。
また、肺を切除した後今まで通りの生活ができるのかも不安なところ。

がんは「開けてみるまで分からない」ことも多く、手術前は十分な情報を与えられているとは言えません。
そんな中、義母をひとりで手術付き添いさせるのが忍びなかったので、手術当日は私も早朝から病院に向かい、義母と待合室で過ごしました。

義父の病院では、手術中の患者の家族は「待合室」で待機することになっていました(病院によっては患者の病室で待ったりもするようです)。
いずれにしても、手術中に急変があった場合など速やかに家族と連絡を取るための措置ですので、ひとりで待っているとおちついてトイレにも行けません
なので、手術の付き添いは2人以上いた方がいいのでしょうね。

待合室はドアを開けると共有スペースとなる大部屋で、ソファや雑誌、テーブルがあります。
共有スペースの壁際に小さい個室が3つ並んでいて、早いモノ勝ちで使うことができます。
ソファが長椅子なのは、長時間の手術の際、家族がちょっと横になれるようにとの配慮でしょう。

私たち(急遽義父の妹が福岡から駆けつけていたので)3人は最初は個室で待機していましたが、窓がなく目の前に壁が迫る部屋に気持ちが暗くなってしまい、途中から窓のある共有スペースで待機しました。
待合室は常に3~4組の家族がおり、早めに呼び出される人、途中から入る人などが、くるくる入れ替わっていました。

私たちは女3人ということもあり、会話が途切れることもなくずっとあれこれおしゃべりしていましたが、やはり時折義母は大きく「はーっ」と溜息をついたり、心配そうに時計を見つめたりしていました。
この長い時間ひとりで黙って待っていたらさぞ不安だったろうと思うと、やはり付き添いをしてよかったと思いました。
義母は義父の付き添いですが、私と叔母は義母の付き添いなのでした

●見つけてくれてありがとう

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day dream by Robert S. Donovan

結局予定より長引いて、手術室に入って6時間後、ようやく私たちを呼び出す待合室の電話が鳴りました。
手術室の手前の小部屋で執刀医の先生から説明を受け、肺の3分の1を切除したことを聞かされました。
そして切除した肺の実物が食品用のタッパーに入れられて登場・・・。

思ったより大きいと感想を言うと、「空気が入っているとこの3倍位の大きさになる」とのこと。
がんの部分は小さいピンポン球くらいの大きさに盛り上がっており、表面が不自然にひきつれていました。
こうやって取り出してみたら一目瞭然ですが、先生によると「これより小さいと検診で見つからなかった」そうです。

肺は血液が集まり常に動いている器官なので、栄養も豊富でがんの進行が早い器官です。
このように極めて初期の段階で発見できたことは義父にとって極めてラッキーだったと同時に、このわずかな異常を見つけてくれた読影医の先生ありがとうございます、とルーペちゃんは思うのです。

これがまさに私たちの会社が日々行っている仕事だ、と思うとますます誇らしく思います。
もしかして義父の異常を見つけてくれたのはドクタールーペのアキコ先生でないとも限りませんしね。
(今、私の中では、義父の読影をしてくれた先生のイメージはアキコ先生になっています)

幸い術後の経過も良好ですが、これからは次の段階、抗がん剤治療が始まります。
義父にはまだまだ家族の柱でいてくれなくては困るので、これからも家族として支えて行きたいと思います。

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10月は乳がん早期発見啓発月間です。

こんにちは、明日から結婚以来初めてのひとり旅で京都に行くので浮き足立っているルーペちゃんです。
高校の同級生が京都に住んでいるので、彼女にフルアテンドしてもらうのです。
もう今、脳内ラジオでは「いい日旅立ち」がヘビーローテーションでかかっています。ああ?♪

●今年も10月がやってきた

これまで何度かこのブログでもお伝えしていますが、
10月は「乳がん早期発見啓発月間」です。

東京タワーやスカイツリーがピンク色のライトアップを行ったというニュースがときどきありますよね、と言えばああ、と思い当たる人も多いかもしれません。
私たちドクタールーペも読影を行う会社として、乳がん予防のことは声高にお伝えしていきたいと思います。

かかる人はものすごく多いのに、初期段階から検診で見つける確率が高く、ときに自分でも見つけられて、早く見つければ見つけるほど生存率は高い。そんながんは他にありません。自分次第で未来は変わるのです。

●とにかく検診を受けろと言われても

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時間がない、いつどこで受けたらいいか分からない、お金がない、行きたくない。。。
特に若い人が検診に行かない理由を見つけるのはたやすいことです。今現在健康に不安がないならなおのこと。
行く理由を簡単に見つけられるのは、よほど健康に意識が高い人か、近親者にがん患者がいる人でしょう。残念ながらほとんどの人にとって「がんは人ごと」なんです。

「宝くじに当たるかもしれない」と期待するのと同様に、「自分だけはがんにかからないだろう」という根拠の無い楽観的思考に支配されているためです。

●健康診断にくっつけるのが一番手間がない

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年が若く、自治体などの乳がん検診がまだ対象になっていない人にとっては、乳がん検診は確かにハードルが高いです。
年に一度であっても、乳がん検診だけのために病院予約して、仕事休み取って、病院に行って・・・と考えるだけでめんどくさい。
であるならば、「ついで」を作ればよいのです。

会社や自治体の健康診断のお知らせをもらったら、そのついでに乳がん検診を受けられるようすぐに手配してしまうのです。

まずは会社や自治体に「自費で乳がん検診を一緒に受けたい」と問い合わせてみましょう。もし手配してもらえなかったら、少し手間ですが健康診断を受ける病院に直接連絡し、「◯月◯日に◯◯の健康診断を受ける者ですが、一緒に乳がん検診を受けたいのですが」と言えば、一番よい方法を案内してくれるはずです。

●乳がんの育ち方

乳がんというのは成長の遅いがんです。たとえば40歳で1センチの大きさのしこりのがんが見つかったとして、そのがんができ始めたのは30歳の頃です。
ゼロから1センチになるまで10年かかるのに、1センチから2センチに成長するまでは1年半しかかかりません。早期発見が大事と叫ばれる理由がお分かりでしょう。

自己発見できる最低の大きさが1センチと言われていますが、マンモやエコーの画像診断では数ミリのがんも発見できます。

●若いうちはマンモよりも超音波の方がよく見える

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マンモマジ滅入る=MMM」とマンモグラフィにおそれを抱く人も多いのですが、検診では医師がその人にあった方法を考えますので、無理に勧められることはないので安心してください。

マンモ検査では乳腺とがんは白く、脂肪は黒く映ります。若い人は乳腺が発達していて脂肪が少ないので、マンモグラフィでは白く映ってがんを発見しづらいのです。
若いうちはむしろエコー(超音波)検査の方が異変を正確に見つけられます。MMMの方もエコーなら心配ありませんね。

●ドクタールーペ・マンモグラフィに関する過去記事リンク

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眼科検診のすすめ?緑内障?(1)

こんにちは、月曜日は掃除洗濯を済ませると録画していたタモリ倶楽部を

観ながらお茶を飲んで一息つくルーペちゃんです。

主婦の方なら確実に食いつくあるあるネタ・・・。

結局休日って主婦は倍疲れるものなのです。

さて秋晴れの日差しが眩しいある日、ルーペちゃんは重い腰を

どっこいしょとあげてとある場所に出かけました。

それは眼科医院。

年に一度の検診です。

ルーペちゃんは10年前に「緑内障が進行する疑いあり」と診断されて以来、

年に一度、眼科検診を受けることになっています。

今年も幸い視野狭窄などの進行はなく、眼科医の先生に

「また来年来てください」と無事に送り出されました。

今年の禊も済んだとほっと一息ついて街に戻ると、

足早に道を交差するビジネスマンたち、温かい笑顔でレジ打ちをするお店の人、

公園で子供を遊ばせるお母さん、自転車を降りて世間話に興じる奥さんたち。

そうした当たり前の風景を眺められることがありがたく愛おしく、

心の深い場所がじわっと温かくなりました。

大げさでなくて、目が見えるありがたさってそういうものだと思います。

視覚を失うという深刻な結果にもかかわらず、病気の進行については

まったく自覚症状がないやっかいな病気、「緑内障」は

決して人ごとではありません。

●緑内障とはどんな病気か。

「視神経乳頭変化およびそれに対応する緑内障性視野障害を認める病気」

と定義されます。

以前は「眼圧等によって視神経が圧迫され障害を起こす病気」

とされていました。

しかし、現在は眼圧が正常でも緑内障を発症する人が

全体の半分以上にも及ぶことが分かったのです。

なのでざっくり言うと、

「視神経に異常を起こしてだんだんと目が見えなくなる病気」

のことです。

かつて1位だった糖尿病が原因による失明を抜いて、

現在緑内障は途中失明の原因の第一位になっています。

主に40歳以上の成人がかかり、年齢が上がるほど有病率は上がっていきます。

40歳以上全体の有病率は5.93%で、約300万人といわれています。

ただ、30代で発症することも珍しくないそうです。

(ルーペちゃんも最初に指摘されたのは30代前半でした。)

●症状

視野の一部が徐々に欠けていくのですが、脳やもう片目が視野を

補ったりするので、普段の生活で気づくことはほとんどありません。

(急性緑内障を除いて)痛みなどもないので、

「老眼かな」「眼精疲労かな」で過ごしているとどんどん視野の欠損が進行していきます。

視神経に障害が起こる病気なので、一旦欠けてしまった視野は

戻すことはできません。

治療は視野を回復するものではなく、進行を止めるまたは遅くすることだけです。

●対策

近親者に緑内障の人がいたり、眼圧の高い人、生活習慣病との関連など

一定のハイリスクグループはいるようですが、それ以外の人がかからない

わけではないので、「誰でもかかるおそれがある」と考えておくべきでしょう。

とにかく早期発見が重要で、そのためには定期的な検診を受けるしかありません。

もし健康診断に眼底検査の項目が含まれていたら超ラッキー!

もし含まれていなかったらオプションでつけられるかどうか問い合わせてみましょう。

それだけの価値はあります。

なぜなら、緑内障は眼圧検査での発見率は20%しかありませんが、

眼底検査では実に95%と高い発見率だからです。

時間もかからず手軽に受けられるので、40歳を過ぎたら年に一度の眼底検査は

ぜひ受けるべきだと思います。

しかし、もっと万全を期すならば、やはり眼科専門医での検診が安心です。

健康診断時の眼底検査は動脈硬化を検査するためのものなので、

眼科専門医以外の医師が診る場合が多いからです。

なお、ドクタールーペでは眼底検査の読影は眼科専門医が行っております

ドクタープロフィール及びドクタールーペブログ「裸の血管はどこに?

をご参照ください)

眼底検査の専門家なので、動脈硬化などの内科的症状はもちろん

専門である眼科的症状をしっかりと診ることができます。

次回は実際にどんな検査を受けるのか?時間は?費用は?

などなど、ルーペちゃんの経験をもとにご紹介します。

参考文献・サイト

「正常眼圧緑内障」井上治郎・著 保険同人社

「白内障・緑内障 ここまで進んだ最新治療」山口達夫・著 双葉社

日本眼科学会ホームページ