Dr.LOUPEのDMとノベルティが、書籍に掲載されました。
こんにちは、「うわっ。。。時間の進み方早すぎ。。。」と、どこぞのバナー広告のようなひとりごとが出てしまうほど10月が来たことにビックリしているルーペちゃんです。あと3ヶ月で年が改まってしまうなんて。
最近ようやく「今年は平成26年で2014年」ということを覚えたルーペちゃんにとってはまた受難の日々が始まります。
iPhoneの秘書機能アプリ「Siri」に「今年は何年?」と何度聞いたことか。そんなアホなことにSiriを使うな!とスティーブ・ジョブズに怒られそうですが。
●そろそろ企業カレンダーが出回る季節
もう1ヶ月もしたら、企業ノベルティのカレンダーをたくさんいただく時期になります。ルーペちゃんは部屋にカレンダーを飾らない主義なので、いただくカレンダーのほとんどは実家や友人知人へ回すことになりますが、しかし、中でも「おぉっ、これはステキだ!」と目を引く、センスあふれるカレンダーがあったりすると、すばやく自分用にキープします。
考えてみて思い当たるのは、だいたいそうやってキープするものは、
(1)企業名が控えめであること(2)企業キャラクターがついていないこと(3)企業名やキャラクターがついていてもデザインとして一体化し優れていること(4)壁掛けではなくて置型のもの、
の条件に合致するものです。
●使ってもらえるノベルティを
シロウトが上から目線で生意気なことを申し上げますが、ノベルティを作る人に考えていただきたいのは、「使う人あってこそのノベルティである」ってことなんですよね~。
企業名をドカンと全面に出した、派手で目を引くデザインのノベルティが出来上がったとしても、使う人に、それを持って帰りたい、部屋に飾りたい、自分の日常に取り込みたい、と思ってもらえなくては意味がないと思うんです。
いただいても残念ながら「うーん、どう考えても使い道がないなー」とゴミ箱行きになるノベルティも少なからずあるもので、最近ではそういうものは「うちにたくさんありますので」とお断りするようにしています。
たとえ企業名がすごく控えめにしか書いていなくても、「あ、このノベルティセンスいいな」と思えばその企業にいい印象を持つし、知らない企業であったら何をやっている会社かと調べたりもします。宣伝は「手に取ってもらえてから」ではないかなと。
●志が高いノベルティグッズ
私の手元にとある書籍があります。
「コストもわかる!発注先もわかる!オリジナルグッズ・デザインコレクション」グラフィック社編集部
この本ではデザインの優れた企業のオリジナルグッズ・ノベルティグッズを紹介し、そのデザイナー・代理店・制作会社、さらにかかったコストや発注最低ロット数まで明らかにしています。
完全に企業のノベルティ担当者向けの本かと思いきや、デザイン的に極めて優れたグッズが数々紹介されているので、純粋な雑貨好きが読む本としても内容十分です。ほとんどのグッズで単価が明らかにされているので、何気なくもらうノベルティグッズのコストがこれだけかかってるのか~と改めて知ることができ、その点でも興味深いです。
布バッグは意外に安い割に(60円)、手ぬぐいはびっくりするほど高いんだな(300~500円)、とか。
●ドクタールーペのDMとノベルティがものすごくフューチャーされていた!
この本、巻頭にインタビュー記事がふたつありまして、実はそのうちのひとつが「ドクタールーペのDM(ダイレクトメール)とノベルティ」に関するインタビューなのです。
この分厚い書籍に200社近くのノベルティが紹介されている中の、ふたつしかないインタビューの、ひとつがドクタールーペ。うれしい。。。。・゚・(ノД`)・゚・。
創業当時からドクタールーペのディレクションをお願いしている(株)電通のTさんが、ドクタールーペのDMやノベルティを通じて何を伝えたいか、ということを語ってくださっています。
「ドクタールーペという会社のことを初めて世の中にお披露目するためのDMでしたので、しっかりと相手が受け取りたくなるもの、簡単に捨てられない仕様にしたかったのです。」
「斬新さよりも真摯に医療に向き合う姿勢を打ち出すことに力を注いだ」
「元気がある会社だと思われたいですし、時代の変化に対応できる会社だとも感じてもらいたい。」(インタビューより)
などなど、さすが一流のプランナー、弊社が発信したい姿を的確に表現してくださっています。むしろスタッフであるルーペちゃんの方が「そういうことかぁ~」と膝をたたく内容ばかり。。。勉強になりました。
弊社のDMへのこだわりは、2013年3月25日付ブログ「捨てられなさすぎるDM」という記事でご紹介していますので、よかったらそちらもぜひご覧ください。
インタビューのほか、作品としてもドクタールーペのDM/グッズを紹介していただきました。
「見る角度によって絵柄が変わるDM」(P82)
「ルーペ機能を持つ名刺」(P134)
「針自体に仕掛けを施した時計」(P177)
の3つも(!)ありますので、書店で見かけたらお手にとって探してみてくださいね。
●奥深いノベルティグッズの数々
ちなみにこの本でどんなグッズが掲載されているか、ごく一部をご紹介しますと。。。
食べたくなるなるお好み焼き
・映画「マルコヴィッチの穴」のノベルティは梱包用テープ。インパクトがあり、実用性もバッチリ。
・美術展のノベルティは原稿用紙がデザインされた付箋。同僚のメモがこんな付箋に書いてあったら思わずクスっとしそう。
・海藻屋さんのノベルティはレーザーカットを施した海苔(桐箱入り)。これ、ものすごく欲しいけれど、すぐ湿気てしまうから結局食べるしかないのかな。
・おなじみオタフクソースはお好み焼きが食べたくなる週めくりカレンダー。これを毎日見ていたら、ものすごくお好み焼きを食べる頻度が上がるんでしょうね。
・天然酵母パン屋さんはガリ版で刷ったDM。自分たちでガリ版印刷したので紙代しかかかっていないそうですが、不思議な味があります。私がこれをもらったら、しおりやコースターなど何かしら使い道を探して、きっと捨てられない。
世界一美しい海苔
この本で紹介されているのは、どれもお金を出して買ってもいい、いや買いたい!と思う完成度の高いグッズばかり。
私たちドクタールーペも、今後もこうして話題にしていただけるようなDM/グッズを作っていけるよう、ますます精進いたします!
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