安全運転を心掛ける~山梨交通事情~
こんにちは。
今年もあっという間に12月。。。
子供達が大きくなると自分の時間が持てるようになる、なんて
そんなことはありません。
今年も母として子供達の為に奮闘した一年。
それが喜びでもある梨子ちゃんです。
12月14日。
昨年6月に起きた東名高速でのあおり運転による痛ましい事故の裁判の判決が出ました。
懲役18年の実刑判決。
遺族の方々の
この判決がきっかけになってあおり運転がなくなることを願うというコメントは心が苦しくなるものでした。
最近のニュースでも、信じられないような、あおり運転や飲酒運転の映像を目にして恐怖を覚えます。
ここで梨子ちゃん在住の山梨の交通事情を少し考えてみたいと思います。
山梨県は完全なる『車社会』です。
都心やその周辺ほど公共機関が発達していない為、大げさでもなんでもなく
車がなければどこにも行けない、というのが現状です。
そんな山梨に『山梨ルール』と密かに巷で呼ばれている大変不名誉なものが存在します。
そのルールとは。
①右折優先
交差点において、対向車がいる、いないに関わらず、右折車が優先して直進車の前を曲がっていく。
直進車がもちろん優先で、右折車は直進する対向車が来ないのを確認してから右折、です。
が、このような車、かなりの頻度で見かけます。
以前県内ニュースでこの特集を放送していましたが。
実験的に定点カメラを置いて交差点の様子を撮影していたのですが
右折優先の車の多いことといったら。
見ているだけでかなりの恐怖でした。
②黄色は急げ
おい、こら、ふざけてるのか!と言われてしまいそうなあってはならないルールの一つになってしまっているこの言葉。
ひどい時には完全に赤信号でも交差点に進入してくる車も実際に見かけます。
③ウィンカーを出さない
もうこれはしょっちゅう遭遇してしまう非常に困ったドライバー達です。
ウィンカーを出さないのが当たり前のように走っているのを見ると
情けない気持ちでいっぱいになります。
④横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても止まらない
先日こんなニュースがありました。
横断歩道の前での一時停止。
山梨県ではたったの5.6%。
低い、低過ぎます、でも、普段運転をしていると
このような光景を多々目にしてしまうので。
この結果に、だろうね、と納得してしまう自分もいます。
梨子ちゃんの通勤時間、朝は徒歩の小学生や中学生、自転車通学の中学生や高校生がたくさんいます。
小学生が集団登校をしていて、信号のない横断歩道の前で黄色い旗を持った班長さんがいるにもかかわらず、止まらない車が残念ながらたくさんいるのです。
こうやって文字にして書いているだけで
同じ山梨県人として大変恥ずかしい。
梨子ちゃんは今まで無事故無違反のゴールド免許です。
が。
だからいい、のではなく、日々慎重に安全にをこれからも貫きたいと思います。
先日、梨乃介の高校で強歩大会が行われ、梨子ちゃん、PTA役員理事の為、お手伝いさせて頂く機会がありました。
担当場所は信号のある交差点。
生徒達が安全に道を渡れるよう、信号順守と安全の為
旗を振りながら交通指導に当たりました。
そこで。
もちろん、強歩大会が実施されていることを分かって運転しているドライバーの方々はしっかりと一旦停止して下さり、こちらに協力してくださいます。
しかし。
中には、減速すらしない車や、横断歩道に人がいてもあえて突っ込んでくる車がいて、恐怖と同時に悲しさや怒りも込み上げるほどでした。
生徒の安全はもちろん、交通指導に当たる保護者の安全も危ぶまれるような出来事で、本当に怖かったです。
FMのラジオのとあるDJの方が
『車に乗るということは、鎧をまとって強くなるのではなく、運転しているドライバーの心を乗せて走る、ということ。だから、その思いやりやモラルを見せながら乗ることが大切。』
というようなことを言っていて、激しく同意しました。
危険運転について考える機会をもう一度自分自身で作り
日々の運転を気を付けていかなければと身が引き締まる思いです。
山梨ルール、根絶を目指す山梨から梨子ちゃんがお伝えしました。