根岸通信[11]宮崎名物チキン南蛮「入谷キッチン&バル」
●宮崎名物「チキン南蛮」という存在
こんにちは、ルーペちゃんです。
さて事務所周辺のランチ処をご紹介する「根岸通信」、今回はチキン南蛮のお店です。
チキン南蛮といえば言わずと知れた宮崎名物、鶏肉の唐揚げを甘酢に漬けてタルタルソースを付けて食べるというあのこってりメニューです。
ここだけの話ですが、私ね、チキン南蛮を見るたびにいつも思うんですよ。
「なぜ味付けが二種類必要なの?」・・・と。
↑参考写真。だいたいこんな感じですよね。
すいませんすいません、先に謝っておきます。
決して悪口を言っているわけではないんです。
ただね、甘酢なら甘酢だけでよくない?
タルタルソースつけるならカリカリのままでよくない?
どうして両方いっぺんに、ってなっちゃうんだろうなぁ・・・って。
そしてそんな疑問を持っているからには当然、今までまともにチキン南蛮を食べたことはありません。
付け合せ程度のチキン南蛮しか食べたことのない私には決して分からない、
そうしなければならない(甘酢+タルタル)何か切実な理由があるはずです。
これは食べてみるしかないでしょう!
●入谷駅近くにある宮崎
こちらのお店は「入谷キッチン&バル」さん、入谷駅から歩いて3分くらい。
ご主人が宮崎出身だそうで、本場のチキン南蛮を東京で再現しているとのこと。
カウンターとテーブル1つだけの細長いお店ですが、夜はお酒を呑みながらチキン南蛮も食べられるそう。
「洋食&バル」と銘打っているだけあって店内はとても凝っていてオシャレ。
しかし、今回はせっかくのそのオシャレな店内にも一瞬しかいられませんでした。
なぜなら、予想外に仕事が忙しくて注文したのは「お弁当」だったからです。
こちらのお店はほとんどのメニューをお弁当としてテイクアウトすることができます。
注文するためにメニューを決めているとき、ペコちゃんとこんな話をしました。
「思ってたより安いですねえ」
「チキン南蛮だけじゃなくてハンバーグとか生姜焼きもつけられるんですね」
「しかも二種類にしても100円くらいしか違わないですよ!」
「だったら二種類の方がお得感ありますねえ」
というわけで、ふたりでそれぞれこんなお弁当になったのです。
私注文の、「チキン南蛮&ハンバーグ弁当」790円
ペコちゃん注文の、「チキン南蛮&豚生姜焼き弁当」790円
●揚げ物に全力投球
これは明らかに、私たちのような40過ぎの運動不足中年が日常的に食べてはいけないやつです。
毎日食べていいのはラグビー部所属の未成年くらいです。
こんなガッツリ飯、自分では絶対に作らないので、ヤバい、もう目でお腹いっぱいです。
しかも、横から見るとわかりますが、白飯が半分近くの面積を占める上、盛り上がって入っています。
ありがたいけどありがたくない、なんだこの複雑な気持ち。
しかしこの弁当からはお店側の振り切った全力投球が感じ取れます。
ついてこれる奴だけついてこい!みたいな。
アラフォー・アラフィフのルーペココンビ、史上最強のガッツリランチを食べ始めました。
チキン南蛮はしっかりガリッと揚がっていて、中はジューシィなまま。
甘めの甘酢はしっかりした味付けで、タルタルソースの具が少なめなのでマヨ感が強すぎて、
私にはタルタルは必要ありませんでした。
(やっぱり二種類つける意味はわからないまま・・・)
そしてハンバーグ。
お、おう・・・食べますとも。
うわぁ肉汁たっぷり系〜。
普段は肉汁は喜ばしいものですが、今日に限ってはむしろパサパサ系の方がありがたかった〜。
チキン、ハンバーグ、白飯、チキン、ハンバーグ、白飯、チキン・・・
(;´Д`)ハァハァすいません、どこかに給水所はありませんか・・・。
そう、このお弁当には、マラソンで言うところの給水所がないんです。
ずーっと炎天下の上り坂を全力疾走している感じ。
唯一の箸休め的なものが一口で食べ終わるサラダで、しかもサウザンドレッシング(またマヨ!)がたっぷりとかかっていて。
私とペコちゃんは食生活が似ていて、あまり外食しない上に、普段の食事は昔ながらの和食ばかり。
調理法は基本「素焼き・煮浸し・おひたし」という、胃袋がおばあちゃんな人たちなんです。
すいません、このお弁当二人とも完食できませんでした。
おかずを欲張らずにチキン南蛮だけにしておいたらヨカッタ。。。
ラグビー部所属の未成年だけでなく、揚げ物大好きチキン南蛮大好き、という方はぜひ。