Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

にわちゃん、電器屋さん事件、そして電子レンジを買う。

こんにちは、にわちゃんです。
皆さんは電子レンジにどこまでの性能を求めますか?
使いこなせば電子レンジだけでいろいろな料理ができるんですよね!
にわちゃんはあたための他は、頑張ってクッキーやケーキ作りくらいですかね〜。

●子どもへの使用頻度高し


とにかく毎日のご飯タイムは時間との勝負。
次男の離乳食は基本的に作り置きしてフリージング。
長男のご飯もお昼寝している間に作ったり、ハンバーグなどは多めに作って冷凍。
なのでご飯のときはあたためや解凍で、電子レンジは大活躍です。
(本当は作りたてを食べさせたいんですけどね〜。もう少し大きくなるまでガマン)

我が家の電子レンジは、もう10年選手の年代物。
にわちゃんが学生の頃、一人暮らしを始めるときに買ったものです。
秋頃から、扉がきちんと閉まらなくなったのか、不穏な動きをし始めました。
あたためスタートをすると、ブォーという音はしているものの、お皿が回っていない、光ってない!

それでもグッと扉を押したり、コンセントを一度抜くなど、だましだまし使い続けました。
そんなときに限って
長男『おなかすいたぁ!』
次男『ぎゃー!ぎゃー!(早くご飯食べたいよぅ!)』
にわちゃん『いま準備してるから待ってねー!』ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
マンガのような子育てドタバタ劇を繰り広げています。

だましだましの技も熟練の域に達し、だいぶ慣れてはきたものの、
「さすがにこれはストレスだ…」とある日突然気づきました。
電子レンジの寿命は平均10年。替えどきなのでしょうかね、お疲れさまでした…涙
そんなわけで、この度買い替えを決心しました。

●いざ、電器屋さんへ

申し訳ないのですが電器屋さんは下見のつもりでした。
ネットのほうが安ければネットで買おうね、と主人と打ち合わせして。
お店に着くやいなや、長男は(案の定)お店中を走り回っています。
主人と交代で動き回る長男を見ながらの落ち着かない状況の中、電子レンジを物色します。
にわちゃんが店員さんと、電子レンジの性能や置き場所について話しているときです。

『すみません、お皿を割っちゃって…』

ん?誰??ϵ( ‘Θ’ )϶
振り返ると、ウチの主人が電子レンジの欠けたお皿を持って立っているではないですか!!
長男が電子レンジの扉を開けたはずみでお皿が落ちてしまったようですΣ(゚д゚lll)

にわちゃんは頭の中が真っ白になりました。
これは弁償?!買取?!いくら払えば?!
むむむ、まず、とにかく謝ろう!
にわちゃん『すみません!!申し訳ありません!!!』
店員さん『あ、いえいえ、大丈夫ですよ。お子さんにお怪我はありませんか??』
にわちゃん『あ、はい…』
店員さん『それならよかったです。では、こちらの商品の置き場所ですよね。今使っている電子レンジの幅と同じくらいですか?』
と、欠けたお皿のところは他の店員さんに掃除をお願いして、にわちゃんが見ていた電子レンジの説明を続けてくれました。
一切動じる様子もなく、何事もなかったかのように説明を続ける店員さんを見て思いました。

「プロだ。。。この人達にかなうわけがない。。。」

説明だけ聞いて帰ろう
とか
スキあらば値引き交渉をしよう
とか考えていたのに、すっかり毒気を抜かれてしまいました。
恥ずかしさや申し訳無さや気まずさやいたたまれなさ、早くお店を出たくてあっさり
『これにします』
と言ってしまいました(°▽°)
そして私が指定した商品の色は在庫切れで取り寄せ。
入荷後に再びお店に取りに行くことに(°▽°)(°▽°)

●もう子供には絶対商品を触らせない!

最近本当にチョロチョロして、目が離せない長男。
走り出したら動き出したら言い出したら止まらない、いま毎日の育児の中で、一番の悩みです…。
◯ネッセの◯まじろうの教材が毎月届くのですが、最近の教材の中で
『お店のものは見るだけでござる〜さわらないでござるよ〜』って◯まじろうが忍者の格好をしてるのを長男は喜んで見ているはずなんですけどね…。
お店のものを壊す、というのが初めてだったので、かなりパニックになってしまってドッと疲れました…。
今回の経験を教訓に、子供を同伴するときの買い物について工夫していきたいです。

しかし、何はともあれ新しい電子レンジをゲットしたので、ご飯作りのモチベーションが上がります!
届くのが楽しみだ!

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捨てないという選択もある 段ボールでお財布を作ってみた

こんにちは、ペコちゃんです。

突然ですが、島津冬樹さんをご存じですか?いろいろなメディアに出られていて、昨年12月には島津さんを追った映画『旅するダンボール』も公開されたのでご存じの方も多いかと思います。


島津冬木さん著書:段ボールはたからもの

段ボールに注目したアーティストで、段ボールの持つ独特の温かさ、地域や国、品物によって異なる個性を愛し、お財布などを作っていらっしゃいます。(HPはこちら。HP、国立新美術館などでもお財布か購入できます)

島津さんの作られているお財布を見て、作ってみたい気持ちがムクムク。器用な友人が作り方を教えてくれたのでご紹介します^^ 家にあるもので、こどもでも簡単に作ることができる、世界にひとつだけの自分のお財布です。

●段ボール財布の作り方 用意するものは?

・段ボール
ぜひ自分の好きなものを探してみてください。私チョイスはこちらの野菜ジュースが入っていたもの。私の体調を心配した伯母が送ってくれ、見るたびに伯母の優しさに心がじんわりします。

・カッターマット、カッター、はさみ、クリップ、木工用ボンド、えんぴつ、定規、霧吹き。どうしてもボンドはベタベタするので、代わりに両面テープでもよいです。

●作り方

1)21cm×20cmに切ります。段々の方向をお間違えなく。ぼこぼこしている方が20cmです。

2)このままでは厚いので、表面(ライナーといいます)を剥がし薄くします。

まず裏面に霧吹きで水をかけます。なくても、キッチンペーパーなどを水で濡らし軽くしぼった状態でこすりながら濡らしていっても大丈夫。

3)濡れたままで、指や手のひらでグッグッと押し、なじませます。段ボールはけっこう丈夫なので、濡れた状態で強い力で押しても平気。

4)一番上の紙(ライナー)をはがします。

段々について残ってしまう部分もありますが、後から剥がせるので、気にせずに。

5)乾かします。陽にあてても、今ならストーブで乾かしても。近づけすぎないようにご注意くださいね。段々を乾かしたものがこちら。左側を1cm下側に折り、右側を2.5cm上側に折ります。折ることによって、はじの部分の劣化を防ぎます。ケガも心配ですしね。段々と平行に折りますよ~

6)そのままの状態で縦方向に折ります。中心を1cmほど左へ。このずれでお札が出しやすくなります。そして上下1cmずつ内側へ折ります。

7)オレンジの部分を切ります。はさみが切りやすい。

8)切るとこうなります。

9)ボンドで止め、クリップではさみしばらく固定。1cmに折った下の部分もボンドで止めました。

10)半分に折り、サイドをボンドで止め、またまたしばらく固定。

11)しっかり乾いたら完成!カードを入れられるポケットもつけました。途中で切れていますが、書いてある文字は健康直送。我々も同じ気持ちであります。

お札も見やすい。

内側も段々がステキ。

後ろはこんな感じ。

小銭入れもつけたいとこですが、簡単にすぐできるところが気に入りました(トータル40分ほど)。普段すぐ捨ててしまう段ボールですが、作業の過程でどんどん愛着が増してきました。かわいい。

島津さんは著書の中で、リサイクルや新しいものにシフトするのでもなく、「捨てない」という選択肢をもっと選べたらいいな、捨てる前に次のその使い方を考えてみたら、捨てようと思ったものがたからものに見えてくるかもしれない、と話されています。

実家を絶賛片付け中の私。不要なものをどんどん捨てて、自分の欲しいものを揃えたいと思っていたのですが、一歩立ち止まって、今あるものをじっくり見て大切にしたいと考え始めています。

島津さんの段ボールをお財布にする活動は、アップサイクルのひとつ。アップサイクルとは、元の製品よりも、次元・価値の高い製品へ作り変えることです。そんな高尚なことはできないけれど、自分のまわりのものは大切にしたいと思うペコちゃんでした。

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インフルエンザ!家庭内感染を防ぐためにできること

こんにちは、ペコちゃんです。

猛威をふるっているインフルエンザですが、祖母の往診に来て下さる先生がおっしゃるには、今年は例年以上に患者さんが多いとのこと。我が家の子どもたちも揃って先日A型を発症しました。。

表は、国立感染症研究所が発表しているインフルエンザの流行レベルマップ。ほぼ全ての都道府県で最高レベルの警報が出ていますね。


出典:国立感染症研究所ホームページ
インフルエンザ流行レベルマップ、2019年 第03週 (1月14日~1月20日)

我が家は、足が不自由な94歳の祖母、小学生2年生、4年生のこどもたち、そして私の家族構成なので、私が倒れることは何としてでも避けたいのであります。感染を防ぐべく出来る限りの対処をしましたのでご紹介します。

本当は発症した子どもたちが別室で過ごして、夜も別々に就寝することが一番良いのでしょうが、娘は熱がなかなか下がらずしばらく食事も取れずぐずぐずしてしまうことが多かったので無理でした・・・


帰宅後の手洗い、うがいは必ず。こどもたちに接する前後も意識してするようにしていました。

●対処法ご紹介!

まずインフルエンザの感染は、飛沫(咳やくしゃみで口からウィルスが飛ぶ)と接触(感染した人がウィルスのついた手などを洗わずに何かに触れ、そこを介してウィルスがつく)があります。その経路をできるだけ絶とうと考えました。

1)マスク

私は基本いつも着用し、こまめに取り替えを。こどもたちは長時間つけられないので、側にいるときは咳の際タオルを口元にあてるようにしました。

2)換気をこまめにする

天候がよかったことが幸いでしたが、暖かい日中に数回窓を開けて空気の入れ換えをしました。子どもたちのいる部屋のドアは閉めていたので、時間がたつと空気がどんよりしてきましたが、換気をすることですっきり。気持ちも明るくなります

3)布団干し、寝具を毎日交換する

我が家は布団で寝ています(3人で2枚の布団を敷く)。家に布団が4セットあるので、毎朝起床後に干して昨日干した布団を新しく敷いて入れ替えました。寝具も都度付け替え。

なるべく物を持たないようにしているのですが、吐いてしまってシーツなど交換することがあったのでストックも必要なときがあるなぁと。洗濯のできる柔らかいラグやバスタオルなどで今回はカバーしました。

4)洋服を毎日洗濯

冬服の厚手のものは通常毎日洗濯しないのですが、今回、着用したものは家族全員分毎日洗濯しました。セーターは面倒なのでトレーナーなど洗濯のしやすいものを着るように。

5)濡れタオル、洗濯物を室内に干す

ズボラな私、加湿器を清潔に保つ自信がなく持っていません。洗濯物を部屋干し、タオルを濡らして部屋に干します。大きいボールに自作の喉スプレーで使ったチンキ剤をたらしたものも部屋に置きました。湿度が低い、乾燥している空間ではウィルスが飛びやすいのです。ドアを閉めて、湿度を上げましょう。

6)気づいたら霧吹き

チンキ剤を数滴たらした水を霧吹きに入れて、気づいたときにシュッシュッシュッシュッとスプレー。ハーブの匂いもいい感じ。

7)こまめに水分補給

体調が悪くなければ水、お茶などで充分、こまめに飲んでいました。喉を潤すには、飴もいいのでは?と時々飴も。効果のほどは分かりませんが、毎食時に緑茶を飲む祖母は94年間インフルエンザにかかったことがありません・・・ あやかりたく、緑茶を飲んでいました。

●効果有り!

『一般的に、インフルエンザを発症してから3~7日間はウイルスを排出すると言われています。ウイルスを排出している間は、患者は感染力があるといえます。』(出典:国立感染症研究所ホームページ) こどもたちの発症後7日以上たっている今、私はインフルエンザにかかっていないので、対処は効果的であったとほっとしています^^

どれも小さなことですが、色々な対策を重ねたことで家庭内での感染が防げたのではと感じています。

●用意していて助かったこと

今回、偶然にも冷凍庫に肉や魚、冷凍うどん、野菜や果物(りんごや缶詰)、乾物が家にあったので外出の必要がなくとっても助かりました。葉物野菜がなかったのですが、調べると一度茹でてから冷凍保存することもできるそうです。途中身体が欲したので、挑戦してみよう。そして、災害時の備蓄食料もこういう場合に対応できますね

今回我が家では、こどもたちが感染し母の私は大丈夫でしたが、もちろん逆の場合もあります。その際はルーペちゃんのこちらの記事をぜひ参考になさってください。『お母さんが寝込んでいるときにこれだけはしておいてほしい11のこと』

今年は一度ならず二度インフルエンザにかかることもあると聞きました。我が家も気をつけます。皆さまもどうぞお大事に。ペコちゃんでした。

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平成最後に皇居東御苑で散歩を嗜む(後編)

こんにちは、ルーペちゃんです。
今日は前回の続きです。

平成最後に皇居東御苑で散歩を嗜む(前編)

●歩けばわかる

地図で見ると皇居東御苑は皇居全体の3分の1ほどの大きさです
にしても大きいです。

(クリックすると大きい画像が出ます)

九段下から歩いて行って、東御苑を半分ほど周り、最後は大手門から出て電車で帰りましたが、帰宅するとスマホの歩数計が18,000歩を示していました。
距離にして12km。

江戸城がいかに大きかったか体感できます。

●竹林に吸い込まれる人々

庭園ではテーマごとに植物をまとめたエリアがあります。

こちらは「桜の島」と名付けられた、桜の木を集めたエリア。
ここに限らず園内には桜の木があちこちに植えられているので、桜の季節も見てみたいものです。
今はまだ枝ばかりのさみしい様子ですが、つぼみは春を待っていましたよ。

宮内庁のサイトでは、きめ細かく園内の花の開花状況を更新しています。

興味深いのが竹林エリア。
いえ、別に竹に興味があるわけではありません。
行列ができんばかりの勢いで、外国人観光客が次々と吸い込まれていき、写真撮影に励むのです。

竹は温暖湿潤な地域にしか生息しないので、ヨーロッパや北米、オセアニアでは見られないそうです。
そのことから竹は日本的なものの象徴として、京都の竹林なども訪日外国人にとても人気があるとのこと。
たしかに皆さん嬉々として眺め、撮影し、触っています。

説明板にこのように書いてありました。
この竹林は天皇陛下のお考えから、平成8年に整備されました。
こうなることを予想していらしたとしたら、めっちゃグッジョブであらせられます。

●松の廊下

東御苑の中にはあの「松の廊下」の跡地があります。


・・・へえ、としか言いようのない状況ですが、まあそりゃそうだと。
建物があるわけじゃないので。
この辺で「殿中でござる〜」ってやってたのねーと思いを馳せればよいのです。
本丸からこれくらい離れてたんだな、ということも実感でわかるのでいいですね。
背景を知らない外国人観光客も立ち止まって眺めているので不思議に思っていると、みなさん手にスマホを持っています。

宮内庁が無料の音声ガイドアプリを公開して、美術館の音声ガイドのように観光ガイドを聞けるようになっていました。
少ない費用で効果に優れた素晴らしい取り組みだと思います。

続く広場に人だかりがしているので見に行くと、小さな果樹園のごとくビニールハウスに入った柑橘が。


こちらは見事な「文旦」です。
何度も言いますがこんなによく管理された公園が無料、無料ですよ。

●大番所、百人番所

いわゆる江戸城の警備にあたる人たちの詰め所です。
こちらが大番所。

他の番所よりも位の高い与力・同心によって警備されていました。
そして百人番所。

物置のCMじゃないですけど「百人詰めても大丈夫」的な大きさ。
大迫力です。
何度も言いますが、これが東京のど真ん中にあるのです。

●売店


東御苑の中にも売店があります。
菊の御紋の入った財布やカードケース、ネクタイやハンカチなど、場所柄なのかビジネスマン向けのグッズが多かったようです。
季節なので皇室カレンダーが猛プッシュされていました。
お箸や扇子、置物なども豊富です。
人気の「皇居の財布」は牛革製なのに1500円。
グッズの値段は全体にリーズナブルなので、売れ行きはいい感じです。
絵葉書のラインナップも豊富。

伊藤若冲のはがきが大量にあり、ウハウハで買い漁りました。

※ちなみに食べ物のお土産は扱っていないようなので、欲しい方は靖国神社の売店へ。
菊の御紋入りおまんじゅうやカステラなど豊富な品揃えでした。

●三の丸尚蔵館


皇族にゆかりのある国庫帰属の美術品を保存・研究・公開するための施設。
こちらも無料で入れるので楽しみにしていましたが、1月いっぱい閉館中(;´Д`|||)
常設展示はしていませんが、
・唐獅子図屏風
・蒙古襲来絵詞
・伊藤若冲「動植綵絵」
など教科書にも載っているよううな大変有名な作品を多数所蔵しています。
三の丸尚蔵館は今後建て替えが予定されており、今後のあり方について有識者からなる委員会で議論されています。
(「宮内庁三の丸尚蔵館の今後の保存・公開の在り方に関する提言」)

貴重な美術品を多数所蔵しているので、ぜひともそういった作品に身近に接することができる環境にしてほしいとは思いますが、宮内庁管轄の施設を訪れて毎回思うのはその使い勝手の悪さ
たとえば一昨年奈良の正倉院を訪れた際一番驚いたのが「月〜金(祝日を除く)の10:00〜15:00」という公開時間。
しかも”公開”と言っても、何十メートルも遠くのビューポイントから外観をちらっと眺めるだけ。

京都御所も以前は往復はがきで見学を申し込む必要がありましたが、平成28年7月から手続き不要になったりしたので、徐々に改善されているようではありますね。
宮内庁の予算と人員を考えたら精一杯なのかなあ。
もうちょっとなんとか頑張ってくれるとうれしい!

●郵便ポスト


三の丸尚蔵館の眼の前にポストが設置されています。
そこで思い出したのが、宮内庁内郵便局の風景印。
宮内庁郵便局は警備上の理由から職員しか利用できないため大変レアで、宮内庁郵便局の風景印が欲しい人は「郵頼」という、郵便で押印を依頼し返送してもらうサービスを利用しなければならないそうです。
もしかしてこのポストに出したら風景印が押されるのかしらと思いましたが、確認せずに帰ってきてしまったので、次回はここから自分宛てに伊藤若冲のはがきを送ってみます!

●現代に戻って


江戸城へのショートトリップの最後は、大手門から外へ出ます。
大手門は参勤交代のお殿様たちや勅使、当然将軍も出入りする江戸城の正門です。
そして一歩外へ出るとこんな眺め。

右側のビルは新しくなったパレスホテル東京です。
歴史的遺物が豊富でのびのび広く都心のど真ん中でアクセスもよくキレイに整備された無料の公園、素晴らしいです。
私が初めて訪れたのは20年ほど前でしたが、そのときはもっと閑散としていました。
調べてみるとインバウンドの影響もあり、皇居東御苑の入園者数は右肩上がりで過去最高を更新し続けています。
みなさんも都心のちょこっと散歩にお出かけしてみてはいかがでしょうか。

平成30年の皇居東御苑の年間入園者数は,1,655,219人となり,過去最高

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平成最後に皇居東御苑で散歩を嗜む(前編)

こんにちは、ルーペちゃんです。

●平成最後の


この年末年始は「平成最後の」という枕詞をよく聞きました。
普段元号などあまり気にしないのですが、そう言われてみたらただいま中学受験真っ最中のうちの娘は、平成最後の受験生であり卒業生であり新入生になるのです。

翻って昭和が終わり平成が始まったときのことを、私ははっきりと覚えています。
吹奏楽のアンサンブルコンテンストに出場するため重い楽器を持って遠くの会場まで移動したら、天皇陛下崩御のため延期になったと聞かされたからです。
なので、今上陛下が代替わりの影響を最小限にしたい、とのご意思で生前退位を決意されたときは、その出来事を思い出しました。

●都心でぽっかり空いた時間に

突然ですが中学受験生の親に必要なスキルのひとつに、「時間潰し能力」というものがあります。
自分ひとりで移動できない小学生は、授業、模試、週末の講習会、そして受験と、ある程度の距離を伴う移動では親の付き添いが必要です。
そして大抵の場合、親はそれが終わるまでどこかで待ち続けなければなりません。
時間を潰す道具は仕事、本、手仕事、PC、ゲーム、運動などなど。
中学受験生の親は受験が終わるとかなりの「ひとり上手」になっているものです。
(私もPCを持っていろんなところでこのブログを書いたなぁ。。。)

さて先日、九段下で3時間ほど恒例の娘待ちの時間がありました。
いつものようにスタバでこのブログを書いてもよかったのですが、せっかく都心まで出てきたので何か普段できないようなことをしたい。
せっかくの暖かい晴天の日、この晴れをなにかに使いたい。
最終目的地を”あそこ”に定め、歩きはじめました。

●靖国神社

まずは靖国神社、行っときますか。
次々と観光バスが乗り付けてきて、大量の外国人観光客を降ろします。
不思議なのが中国人観光客が多いこと。。。別に気にしないのかな?

”実際に見たら思ってたよりも大きい建造物”として、西の代表が「太陽の塔」ならば、それに匹敵する東の代表は「靖国神社の鳥居」だと思うのですが、どうでしょう。
一体どうしてこうなった、というくらい大きいですよね。

以前「受験生の母が選ぶ、勉強に役立つ見どころスポット@上野」という記事で衝撃的な肖像画をご紹介した大村益次郎先生ですが、実は靖国神社のど真ん中に銅像がございます。

「なぜ!」しか出てこない、肖像画に負けないくらいのインパクト。
眉毛に鳥が止まってるみたいになってますが、ひょっとしてこの人は周りに嫌われてたのかしら。
もうちょっといい方にデフォルメして差し上げてもよかったのでは。偉人ですよ、偉人。

●武道館〜北の丸公園

靖国神社から武道館に向かいます。
昼間からすごい人で、そのほとんどがF1層(20歳~34歳の女性)に見えます。
ジャニーズかなにかのイベントかしらと思ったら、アイドル育成スマホゲームイベントでした。

とにかくすごい人の渦なので、ほうほうの体で人混みをかき分けて北の丸公園へ。
いつ来てもここは平和です。
公園を通り抜けると皇居の乾門が見えるので、左に曲がってしばらく皇居に沿って歩きます。

休日のため、皇居ランナーが群れをなして走っています。
すごいスピードで側を通り過ぎるので私でもちょっと怖いです。
お年寄りなどは気軽に散歩もしにくいだろうと想像します。


少し歩くと右手に北桔橋門が見えます。
ここが入り口のひとつ。
無料で入れますが、受付でアクリルプレートでできた「入園票」をもらいます。
出るときはこの券を返すのでなくさないように。

●皇居東御苑を散策

そう、長い伏線でしたが、最終目的地の”あそこ”とは、皇居東御苑
私の周囲では中に入れることを知らない人が意外に多いという印象ですが、みなさんはご存知でしたか。
皇居の一般参観は事前申請、または当日先着順での受付が必要ですが、東御苑は公開時間中であればいつでも入れます。
(月曜と金曜は休園日、年末年始や行事のあるときも休みです。詳しくはサイトで確認してください
私が入った北桔橋門のほか、竹橋にある平川門、大手町にある大手門からも出入りできます。

●天守台

さて北桔橋門を入ると目の前に天守台がそびえます。
以前の投稿でも述べたように、私は結構あちこちのお城を見に行っていますが、その中のどの城よりも大きくて美しくて立派な石です。当然です、江戸城だもの。

ほら、写り込んでいる人間の大きさと比べてみて。
角の石がまた規格外の大きさ。

石垣だけでこれだけ圧倒するのですから、もしお城が残っていたらどれほどの威容を誇っていたでしょう。

天守台の上はちょっとした休憩所のようになっていて、人々は思い思いにベンチに腰掛けて景色を眺めたり記念写真を撮影したりしています。

こんなのどかで広大な公園のすぐ向こうには、日本を代表する企業のビル群がそびえているのですから、不思議な光景です。

次回に続きます。

平成最後に皇居東御苑で散歩を嗜む(後編)

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