Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

学校からのお便りに慌てない!貯めておくと安心な工作用素材

こんにちは、ルーペちゃんです。
2月も中旬に入り、もうすぐ花粉の季節。
ルーペちゃんの周りでも3月までは何かとバタバタする人が多い様子。
年明けからの3ヶ月って本当にあっという間なんですよね。

●入学準備始めましたか?

新入学・新入園を控えたお子さんのママさん方も準備に気ぜわしいことでしょう。
何をどれだけいつまでに、と決められているものならばまだいいのですが、後から「これ必要だった!」と気づくものも多くて、しばらくは油断できないものです。

一昨年のやはりこの時期に、こんな記事を書いておりますのでぜひご参考になさってみてくださいね。

永久保存版!新入学・新入園ママのための本当に役立つ情報集
前編後編

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上の記事でも触れております、ベルメゾンの新しいカタログが昨日届きました。
相変わらず「こんなグッズがあるんだ!」と驚くものばかりで、勉強になります。
初めてのお子さんなら特に、ぜひ一読なさることをオススメします。

●学校からのお便りは隅々まで読むこと

伊藤理佐さんの「おかあさんの扉」という育児マンガが好きで、全巻買っています。
41歳で産んだ娘さんの子育てをそれはそれはおもしろおかしく愛情たっぷり時に突き放して描いており、子育て経験者ならウンウンと素直に共感できる作品です。
ただひとつ、どうしても気になることがひとつありましてね。。。
伊藤さん、園からのお便りをよく読んでいないらしく、ものっすごい忘れ物が多いんです。

本人もそれをネタにしているので自覚なさっているのですが、私いつも読みながらかなりイラッとしてしまいます。
子供が自分で支度できないうちはオヤの責任なんだから、ちゃんとしてあげないと!
こういうときって子供はすっごい心細くて悲しい気持ちになるんだから。
・・・まあ私も学校の引き渡し訓練をコロッと忘れて娘に泣いて抗議されたことがありますけどね。

言い訳をさせていただければ、学校や園からくるお便りは読みにくいものが多いと思うんです。
地の文章の中に持ち物が羅列されていたり、()の中や米印の部分に重要なことがサラッと書いてあったり。
私が上司だったら「箇条書きにせい!」と雷を落とすところです。
でも先生方はビジネス文書を作る訓練を受けているわけではないので仕方ありません。
私はいつもラインマーカーや付箋を手に、カレンダーを脇において、学校からのお便りを参考書のように読み書き込んでいます。

●工作の素材は専用ボックスに貯めておく

お便りにサラッと書いてあることのひとつに、「工作用の素材を集めます」があります。
だいたい2週間から1ヶ月前に告知されることが多いです。
でもね、2週間前に「空のマヨネーズ容器」って言われて用意できますか?
そんなとき慌てないよう、ルーペちゃんは学校で使いそうな素材は専用ボックスに貯めて置いてあります。
これをしておくと、とても心強いですよ。
学校からよく「持ってきてください」と言われるもので、貯めておくと便利な素材をご紹介しますね。

・マヨネーズ容器

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なかなか出ませんものね。。。

・ラップの芯

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これも出そうと思ってもなかなか出ないもの。
長いのと短いのと1本ずつ置いておくと安心。

・梱包用プチプチ

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工作に粘土に版画に、実は学校で大活躍するプチプチです。

・モール、リボン、包装用グッズなど

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モールも「実はよく使う学校用品」のひとつ。
包装用品も出番は色々あるので、100円ショップで用意しておくといいかも。

・ビーズ

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女の子だったら特に集める必要はありませんが、男子の家では急に出ませんよね。
かわいいボタンで代用可能なこともあるので、小さくなった服などから切り取っておくとよいでしょう。

・番外

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100円ショップでよく売っている、ビニール素材でできた丈夫なバッグ(あのバリバリ音がうるさいやつ)はぜひひとつ準備しておくとよいです。

運動会に、遠足に、芋掘りに、大変便利に使えます。
100円なので捨てるにも惜しくないですし。
ちなみに娘の幼稚園では芋掘りにこのバッグが指定でした。
小さい子は芋を引きずるのでレジ袋だと破れてしまうから、とのこと。
何にでも理由はあるのですね。

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愛ある言葉、Iメッセージを使おう

こんにちは、ルーペちゃんです。

●「ベッキーさん問題」にコメントする

年明けから芸能ニュースが賑やかですねー。
ルーペちゃんはほとんど芸能ニュースに興味がないのですが、「どうやって取材/捜査したのか?」にとても興味があります。
不倫したしないで騒がれているタレントさん・・・まどろっこしい言い方はやめましょうか、ベッキーさんの件では、クローンiPhoneの存在がクローズアップされましたし、清原容疑者の事件ではゴミ袋から出てきたティッシュが重要な決め手になったとか。
それぞれ追いかける側の物語の方が、本編の事件よりよほど興味深そうです。

ベッキーさんの件ではありとあらゆる芸能人がコメントを求められて、一種の大喜利のような状況になっていました。
いかに当たり障りなく、でもメディアに取り上げられるくらいの目新しさのあるコメントを言えるかというチキンレース。
ちょっとでも擁護した人は叩かれるし、批判した人は一覧表にして晒される始末。
人ごとながら今の芸能人は気の毒だなぁと思っていたら、秀逸なコメントを出したタレントさんの話題を見かけました。

ベッキーの話題にも対応…復帰した若槻千夏が絶賛されてる

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タレントの若槻千夏さんが、有吉弘行さんのラジオに出演した際、この件についてコメントしてみろ、と無茶振りされ、そのとき若槻さんがなんとコメントしたかというと。

・『ベッキーさんみたいになりたい』っていう目標が女性タレントは誰しもあった。
・ベッキーさんは別格。憧れていた存在。
・しかし、今回の騒動後はそれが言いづらくなっている。『目指してる人は誰?』って言われたときに、言える人がいなくなった。

どうですか、この隙のないコメント。
とっさに出た言葉としたらこの人はスゴイ。
何がスゴイかというと、一切誰のことも批判していないのに、この件が残念であるとまとめているところ。
ベッキーさんは別格ですごい人だったけど、今は地に落ちてしまいましたよね、という認識を確認することで聞いている人に共感を与えます。その後、「目指している人」がいなくなってしまい、困惑して残念に思う自分の主観を述べて、この件は残念であると伝えています。
コミュニケーションスキルの用語で「Iメッセージ」「YOUメッセージ」というものがありますが、今回の若槻さんのコメントはまさに「Iメッセージ」のお手本のようでした。

●Iメッセージとは

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会話中の主体が「私」になるか「あなた」になるかで、受けとる側の印象がガラッと変わるのは、日常生活の中でもときどき経験することです。

たとえば、「頑張ってください」って言われるより「信じてます」って言われたほうが嬉しくありませんか?
どうしてそんなにお前はダメなんだ」って言われるより「期待していたのに残念だよ」って言われる方が胸にこたえませんか?

なぜかというと、YOUが主体の場合言われている方は褒められても批判されても、「評価されている」印象がぬぐえないからです。人は評価されると相手との距離を感じ、「コイツわかってない」と反発したくなるものです。
ところがIメッセージでは伝える方の主観を述べているので、相手はそれを否定しにくいのです。
また、相手が自分のことをこう考えてくれた=自分のことを認めてくれた、と思うので、承認欲求が満たされるのです。

●Iメッセージに直してみよう

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子供に小言を言うときにも、友達を褒めるときにも、使うと効果的なIメッセージ。
ちょっと練習問題をしてみましょう。

(1)「あなたって物知りね」
(2)「あなたっておもしろいわね」
(3)「あなたって真面目ね」
(4)「あなたって働き者ね」

これをIメッセージに直してください。
私が考えたIメッセージはこんな感じです。

(1)「あなたと一緒にいるとすごく勉強になるわ」
(2)「あなたと一緒にいるとすごく楽しいわ」
(3)「あなたを見ていると自分もきちんとしなければと思うわ」
(4)「あなたの会社の人たちはあなたを頼りにしているんでしょうね」

どうですか?うまい言い回しが思いつきましたか?

では応用問題。
会社の部下に、もっと仕事を頑張ってほしいと言いたいとき、何と言ったらいいでしょう。

「キミはもっとできる人だとボクは思っているんだよ」
これはIメッセージではありますが、結論がミエミエで、むしろカッチーンとくる言い方です。
人間、何かヒトコト言ってやりたいという思いは常にあるものですが、ここはその気持ちを抑えて励ます方向で。

「キミの仕事はいつもボクの予想を超えるものだから、次は何をしてくれるか楽しみにしているよ」
ちょっと気の回る人だったら、ここまで言われたら言外に何か言いたいことがあるとピンとくるでしょう。
また仮に文字通りに受け取ったとしても「そうか、そんなに期待してくれてるならもっと頑張ろう!」と思うでしょう。
つまりはどちらにしても受け止めた方はもっと頑張ることになるので、結果オーライ、お小言は言わなくてよいのです。

●Iメッセージの達人になろう

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大人になると、言いにくいことを言わなければならない場面は必ずあるものです。
誰のことも傷つけず、なじらず、自分の気持ちを伝えるのにIメッセージはとても便利。
「あなたは◯◯な人だ」と、褒めてもなじっても、言われた方は批判された気持ちを持ってしまいます。
人に何か言いたいときはまず自分の気持ちに向き合って、「私はこう思う」と真摯に伝えれば、相手にも必ず伝わることでしょう。

最後に、ルーペちゃんが今まで会った中で最高のIメッセージの使い手のひとことを。
不動産の営業マンさんが、こんな殺し文句を言いました。
「◯◯様のような方に住んでいただくことを想定して、私たちはこの家を作ったのです。」
アンタ言葉のゴルゴ13だ!

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発達障害について考える~伝説の少女の子育て、その後~

こんにちは。
暖冬と言われながら90年ぶりという大寒波がやってきた日本列島、もちろん山梨でも寒さ厳しく、凍えそうになっている梨子ちゃんです。

先日会社の新年会がありました。
仕事柄いろいろな会社の社長さん達と交流があり、飲みの席にてもいろいろなお話をさせて頂きながら。。。
であって少し緊張。。。したからか。。。
なんと!
この、自称他称合わせて『酒豪』な梨子ちゃん、不覚にも二日酔いになってしまいました。
ほとんどなったことがないので翌朝目が覚めても『なんだこの具合の悪さは!』と自分で驚いてしまう始末。
それを聞いた周囲の人達の反応。

友人A『二日酔い?梨子ちゃんに一番似合わない言葉だね笑』ですよね~。
友人B『二日酔いの厳しさがやっとわかったのね!』はい、やっとわかりました。
友人C『二日酔い?珍しいね!でもいいんだよ、二日酔いになったって。』なんだよっ、優しいじゃないかっ。
母『えー!ウケる!あはははは!』とりあえずお水を下さい母上。。。笑
父『たまにはいいさ。』寛大なる父に感謝。

でも梨子ちゃんが全然懲りずにまた飲んでいるのはお分かりですよね汗

●『不登校』苦悩の3年間

以前お伝えしたこともある梨子ちゃんの娘、『梨娘』
実は先日、通信制の高校に合格しました。
授業に出られないので『評定』というものがつきません。
そのため必然的に普通高校の普通科を受験することが厳しく、定時制もしくは通信制の高校を選択することになりました。
学校に行けない=進学が難しい
そのことは本人が一番わかっていたようで、今回合格が決まった高校も自ら調べ、母である梨子ちゃんのところに『ここに行きたい』と伝えてきました。
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梨娘がそこを選んだ理由として

・少人数制のクラス編成
大人数が苦手な梨娘にとっては気が楽に過ごせる。

・駅から近い
一人で電車で移動することがなぜか大好きな梨娘。
通うことが苦にならない、通いやすい、そして雨が降ろうが雪が降ろうが通学に心配がない。

・同じ境遇の生徒さん達がいる
体験入学で接した先輩方が梨娘と同じく中学不登校だったという話を聞き、それでも高校生活は勉強が楽しい、生活が楽しい、などの話を聞くことが出来てかなり励みになった。

・タブレットを使用した授業
いくつか見られる梨娘の持つ『特性』の1つ、『機械に強い』に適した授業を実践している。

・中学の復習も可能
高校の授業と並行して今までの学習の補足に関するカリキュラムも充実している。

・通学出来る
最大週3日まで通学可能。
本当は学校に行きたくて仕方なく、でも行けなかった梨娘は週3日コースを選択。

などがあります。

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親として、不登校でも進学の道があったこと、まずそのことに感謝でした。
この3年間本当に長かった。辛かった。
でも一番辛かったのは他でもない梨娘。
彼女が時々口にする『こんなはずじゃなかった。。。』の言葉に胸が締め付けられる思いの中学3年間でした。

これからがきっともっと大変なんだと思います。
それでももう上がって来れないくらいに気持ちが落ち込んでしまっていた頃から比べると、少しずつ少しずつ前を向いて自分の足で進んでいこうとしている梨娘。
そんな姿が何よりも嬉しくよくぞここまで耐えてくれたと誇りにも思います。

『普通は』『みんなは』という言葉に悩まされ考えて考えて、でも普通って何か今も分かりません。
みんなと同じでなくてもいいと思うのです。
不登校児、発達障害児に対する周囲の理解を得るのは難しい。
それでも一番近くにいる母親である私、梨子ちゃんが全てを受け止め、受け入れ、愛情を注いでいくこと、それが全てではないかと思います。

●梨娘の現在

合格の通知が来てホッとしたのか顔の表情も最近は穏やかになった梨娘。
今できることをしようと漢字検定の勉強(1/30受験しました)をしています。
小学生の頃から、自分のペースではありますが定期的に受けている漢字検定。
梨娘にとってはただひたすら書いて読んで覚えるという作業が心地よいらしく、彼女にしては少しだけ長い時間集中している姿が見られます。
合格するかしないかはさておき、こんな状況も全てプラスになっているなぁと嬉しい気持ちになります。
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それともう一つ。歴女になれるのではないか?警察、政治家の関係者か?というくらい社会が大好きな梨娘。
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またそれも『特性』の1つなのかもしれないのですがこまか~いことが気になって仕方ないようで梨子ちゃんに度々質問して来ます。
例えば先日。。。
『文禄の役・慶長の役、二つのことについて、なんでもっと詳しく書いてないの?』
し、知りませんよ!笑
もっと知りたい、と結局そこから納得しないので前に進めず。。
一応の納得を得るために説明をざっくりと。
ものごとの進め方、も日々こちらが勉強です

これからは少しずつこれらのことをきっかけにして苦手なことにも挑戦できる心持ちを持って行けたらと、過度の期待はせずに思ってみようと思います。

●ドクタールーペの皆さんと

先日、ヒラコ社長がドクタールーペの新年会に呼んで下さり、親子3人お江戸へ行って参りました。
子供達にとっては『都会の大人たち』に会えることで緊張、そしてワクワクしていたようです。
ペコちゃんはあいにくあまり時間がなく充分にお話しできず少し残念だったのですが、梨娘はルーペちゃんといろいろお話出来て嬉しかったようです。
ヒラコ社長のお友達Sさんも交え、親子共々とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
なかなか普段、心を開かない梨娘ですがこの日ばかりは違ったようで安心しました

そこで心に残ったヒラコ社長の、梨娘に対する温かいお言葉。
『いつか好きなことを見つけて好きなことすればいい。』
うんうんと頷きながら聞いていました。
やはりワールドクラスの気配りが出来るヒラコ社長
さすが、な、一言。

まだまだ飲んで話してと、していたかったのですがそのありがたいお言葉を胸に山梨に帰りました。

これからも梨子ちゃんの子育ては続きます。
でも
日々を楽しんで。
周囲の皆さんに感謝して。
誇りを持って『梨子ちゃん流子育て』をしていこうと思います。

山梨より、梨子ちゃんでした。

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