Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

習い事のススメ~2〇年のブランクを埋めたい~

こんにちは、梨子ちゃんです。
最近、新しいお家に引っ越した友人を休日に訪ねました。
一戸建てのオシャレな外観。
憧れの対面キッチン。
大きいテレビに観葉植物。
かわいすぎるペットのワンコ。
あー、一戸建てってやっぱりいいわ~と
刺激?を受けて帰って来ました。

ちなみに1月のドクタールーペの新年会にて
会社にお邪魔した梨子ちゃん一家。
息子が2日おきくらいに
『ドクタールーペの会社みたいな家に住みたい。
ヒラコ社長(実際はカツノシンくんなんて気軽すぎる呼び方をしちゃっています汗)
が仕事しているあのスペースを作りたい。』
と言います。
『都会で働く大人』に刺激を受ける『田舎の中学生』です笑

●月3回のワクワク

以前ルーペちゃんが紹介していたテニス教室
読んでいるだけで、テニスを始めたくなってしまいました。
梨子ちゃんも今回は自分が始めた習い事についてお話させて頂こうと思います。

3歳から約10年間、エレクトーンを習っていた梨子ちゃん。
いろんな事情を考えて
続けていたバスケを引退。
それに代わる趣味。。。
何かないかな?と思っていたところ。
『またエレクトーン弾きたいな。』
という思いが沸々と湧き上がってきました。
当時は八王子に住んでいましたが
父の転勤で山梨へ移り住むことになり
専属の先生のレッスンが受けられなくなるということで
やむなく断念。
やめる時点で
あと一つグレードを取得すれば先生として教えられる資格を持てる
という段階だったので、もう少し続けていたら。。。
なんていう後悔もなかったわけではありませんでした。

そんなものですから
ある程度は弾けるだろう
体が覚えているだろう
と根拠のない自信を持ったままエレクトーン再開。
そこに待っていたもの。。。
2〇年のブランクの重み
そして、年月が経過する残酷さを
身を持って知ることになります。

●戸惑いその①

エレクトーンの進化
『ドからド、じゃないじゃん!1オクターブ上のレなんて踏めません!』

私のエレクトーン演奏全盛期は昭和時代。
当時、両親に買ってもらった機種はこんな感じで
レバーで音を選択し
リズムもボタンでポチポチ、と選びます。
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それから2〇年も経っているわけですから
エレクトーンもモデルチェンジ、新機種がどんどん
出ているのは当然のことですよね。
現在ではUSBにて音やリズムをセット。
内蔵されている液晶画面をタッチしてそれらを選択します。
へ~なんて、少し抑え気味に驚いた感じを出したものの
本当は、それはそれは驚いたなんて!

梨子ちゃんが一番初めに感じた戸惑いが
ベースの数
だっだんです。

エレクトーンは右手旋律
左手伴奏(コード)
左足ベース
右足音量調整&かつてはリズム変換
と、両手両足を使う結構ハードな楽器です。

昔はその左足のベースがドからド(ドレミファソラシド)まで。
だから感覚を覚えれば見ないで踏めるのです。
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​↑↑↑これですね。

それが。。。
再開してエレクトーンを前にして座った時
ん?べ、ベースが。。。多くね?と苦笑
ドからソ(ドレミファソラシドレミファソ)までありました。
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​↑↑↑ほら、わかりますか、増えてるんです。

もちろん梨子ちゃんが弾こうとしている楽曲も
もれなく1オクターブ上の『レ』が楽譜にありまして
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​↑↑↑クセモノのレ

でもその『レ』の感覚が全くありませんので
どうしても踏めないのです。
『ド』を踏んでしまうのです。
だって『ド』までしかなかったんですもの。

新しい感覚を体に覚えさせる
若い頃は何の苦労もなく習得していたものですが
さすがにこの年になっての『初めて』は
なかなか身につけるのが難しいな
衝撃あり、落胆ありの波乱の幕開けになったのでした。

●戸惑いその②

エレクトーンの進化
『なんか音が変!だって和音を押せてないから!』

両手と左足のベースで音を奏でるエレクトーンですが
その他にリズムを入れて演奏します。
両手両足ベースに加えてそのリズム
演奏するとかなりの迫力で音が流れてきます。

昔ももちろんその部分は同じなのですが
右手
左手
ベース
リズム
がそれぞれ独立している音でした。
なので例えば音を間違えてしまったとすると
あれ、ちょっと間違えたか?くらいの感覚で
他の部分の音がカバーしてくれるような
そんな聴こえ方でした。

ですが
素晴らしい進化を遂げた現在のエレクトーンは
リズムが鍵盤に連動しており
1つでも押す鍵盤が譜面通りではないと
エレクトーンから流れてくる
リズムも含めた音全体が『変』な音に聴こえてしまうのです。

まさに『違和感』
を感じるので弾いているとすぐに間違えたのが分かりますし
逆に
しっかり鍵盤を押して和音を正確に押せると
何とも素晴らしい音色が流れて来るので
とても気持ちがいいのです。
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●戸惑いその③

梨子ちゃんの退化
『両手両足が動かない!』

予想はなんとなく出来てはいたのです。
なんとなく。
でも実際に
それだけのブランクがありますと。
当たり前だったことも出来なくなっていました。

右手だけ
左手だけ
なら弾けるんです。
でも。
両手ってどうやって一緒に動かすんだっけ~?!
と初めの頃はパニック。
当たり前に弾いてたのに
両手両足一緒に動きません。
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ようやく一緒に動くようになるまでに
3か月ほどかかったでしょうか。。。

負けず嫌いの血が騒ぎ。。。
絶対取り戻してやる!と
いい年して必死になれるって幸せかもしれません。。。
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●気持ちひとつ

この年になって何かを始めようとすることは
実は大変なことなのかもしれません。
仕事、子育て、家事、様々なお付き合いなど
大人になればなるほど
自由なようで自由でないことが多いのではないでしょうか。
梨子ちゃんも今まで
わき見も振らず仕事と子育てに没頭してきたこともあり
余裕というやつがありませんでした。

昔やっていたものなので
自分の中で
始めるとしてもハードルが低い
と思っていたものの現実は厳しく
それでも自分のための時間として楽しむことが出来るこの時間が
とても大切なものになっています。

少し手が離れてきた娘と息子。
『ママも楽しんで』と理解ある言葉をもらい今に至ります。

春の足音ももうすぐ聞こえ始めそうな今日この頃
新しいことを始めるのも悪くないかもしれませんよ。

今週は仕事のためエレクトーンのレッスンに行けず
悶々とする梨子ちゃんが山梨からお届けしました。

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