Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

子どもだけではない!大人も要注意ヘルパンギーナ!

こんにちは、今年度子ども会役員をしているペコちゃんです。
1年の中で最大イベントの夏祭りが先日無事終わりほっとしていますが、酷暑のため恒例の流しそうめん大会がなくなり、山車やお御輿もルートを変更してこじんまりとしたものになりました。この暑さではしょうがないですね・・・

参加者も少なかったのですが、暑さ以外にも理由があります。周囲でヘルパンギーナが流行していたのです。

●ヘルパンギーナ

以前ルーペちゃんの娘さんが溶連菌にかかったときの記事にあります「夏の4大子供がかかるとめんどくさい疾病」のひとつ(他は、手足口病、プール熱、溶連菌感染症)。

突然の38℃以上の発熱と喉の腫れ、痛み、口の中に小さい(1~4mmほど)水疱がポツポツとできる感染症です。詳しくはこちら

ペ娘も3歳の今の時期にかかり、喉と口の中の痛みで固形物を食べることができず毎日スイカを食べていました。その時のつらさを思い出すようで、今ではスイカをまったく食べません・・・

●国立感染症研究所ホームページを見てみると


出典:国立感染症研究所ホームページ

現在発表されている7月15日(第28週)時点での、週別ヘルパンギーナ患者数です。この時点で2017、2016年と比較して報告数が少ないのですが、今月に入り件数がまた増えています

ヘルパンギーナのウィルスは暑さに強いため夏に多い疾病なのですが、驚くことに昨年は9月にも多く、数は減少しても11月中旬過ぎまで続いています。夏の疲れが身体に残り免疫力も低下します、暑さが落ち着いても油断なりませんね。

●大人もかかる!

乳幼児のみの疾病と認識していましたが、何と大人もかかります

周囲では、最初に小さいお子さんがかかりその後お兄ちゃんお姉ちゃん、お父さんお母さんと家族中が感染してしまうパターンが多かったです。睡眠不足や疲労ががたまっているなど免疫力が下がっているときは危険です

同い年の友人もまさしくこのパターンで感染。一気に熱が39℃まで上がる→喉の痛み→口内炎がばーーっと口の中に増えていった感覚だったようです。食事をとって栄養をとらねばと思いつつ、さましたおかゆでさえも水疱に沁み、とても食べられる状態ではなく。口にできたのが、キンキンに冷やしたスポーツドリンク、ゼリー(酸味の強くないもの)、はちみつでした。スポーツドリンクは熱中症にも効果があり、夏には常備したいですね。

看病する中で、咳やくしゃみで唾液が飛び飛沫感染、おむつ交換時など排泄物に手が触れることで感染する接触感染があります。むずかしいこともありますが、マスクや手袋の着用を強くおすすめいたします

●夏のヘルパンギーナ、冬のインフルエンザ

夏と冬の驚異。同じ感染症ですが、インフルエンザと違ってヘルパンギーナには現在抗ウィルス薬がないため、予防接種ができません。対処療法になるので、感染してから、解熱剤が処方されたり、脱水症状になってしまった場合点滴などの治療がされます。

またインフルエンザとは異なり、登園や登校も禁止とはなっていませんが、各園各学校で規定があります。通っていた保育園、今の小学校では、医師の許可を得て保護者が用紙にその旨を記入すれば登園(校)可能でした。

大人がかかった場合でも出社、外出禁止ではないのですが、可能であれば休むことが第一。そして感染予防にマスクの着用は必須ですよ!

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シェアサイクルが便利すぎてみんなに勧めたい件(後編)

こんにちは、ルーペちゃんです。
先日、この日曜まで銀座松屋で開催されていた「羽海野チカの世界展〜ハチミツとライオンと〜」を娘と観てきました。
原画の美しさもさることながら、羽海野チカ先生のストーリーの推敲の仕方が圧巻でした。
組み立てて削ってまた見直して削って。。。をひたすら繰り返し、御本人の言葉によると「ザラザラをツルツルに」するまでの過程が膨大なネームや構成図から見て取れます。
これがプロの仕事なんだなあとため息。
一緒にするなと言われそうですが、私はこのブログ、ほぼ一発本番で書いてます。
ちょっとは推敲したり寝かせたりする余裕があればいいなあ(棒読み)←しろよ!

●このシェアサイクルのいいところ

前回はシェアサイクルの使用方法についてご紹介しました。
使い方が分かったところで、じゃあ何がいいわけ?と半怒りのみなさんに、私が思ういいところをプレゼンさせていただきます。じっくり聞いてください。

(1)電動アシスト自転車である
普通の自転車と違いますよ。
ヤマハの電動アシスト自転車。ラク〜。
この季節、自分の自転車に乗って汗をかきたくないので、わざわざシェアサイクルを使って駅まで行ったりしています。
一切汗をかかない上に早いので、もう普通の自転車に乗れません。

(2)駐輪場に悩まなくて済む

駅は特にサイクルポートがたくさんあるので、自宅近くからさっと乗って駅前にパッと停めてシュッと電車に乗ることが可能。
この辺は一時利用の駐輪場が多いのでそれほど突出した利便性はありませんが、都心部など駐輪場に困っている地域では大変な利便性を感じることでしょう。

(3)片道利用が何と言っても便利
同じことを考えている人がたくさんいるんでしょうね。
午前中雨で午後から止んだ日は、住宅街のサイクルポートが満車になり、逆に午後から降りますよという日は朝から住宅街のサイクルポートが空っぽになります。
この片道だけ利用できる「乗り捨て」がシェアサイクル最大のメリットではないかと思うのです。
これまでの「借りたところに返す」常識を脱ぎ捨てると、今まで何だったんだと思うほど便利です。
バスで塾に行った娘を自転車で迎えに行き、娘はシェアサイクルに乗って帰る、なんてことができるのも乗り捨てならでは。

(4)サイクルポートがたくさんある

上の(3)を実現するためには、サイクルポートは多ければ多いほど便利です。
こちらのサービスは日を追うごとにサイクルポートが増えているので、ますます利便性が高まるのを感じます。

●改善してほしいところ

便利だ便利だとこれまで手放しで褒め称えてきましたが、使うにつれて「ここはなんとかならんかな」と思うことも見つかりました。

(1)ポートが空いていないと便利さ台無し

もう何より不便なのがこれ。
駐輪可能台数を超えて駐輪することができないのです!
ということは目的地のそばのポートが空いていなければ、もっと遠いポートに停めに行かなければならない。
これで痛い目に遭ったことが何度かあります。
近くのポートが空いていなくて遠くまで停めに行き、結局駅から歩くのと同じくらいの距離を歩く羽目になったとか。
プロ野球開催日に球場近くのポートが埋まってしまい、借りたポートに引き返してそのまま返却、結局車で行ったとか。

近くにポートがない、ポツーンとひとつだけあるポートの場合は特に要注意です。
返却場所も予約できるといいのになぁ。
私が乗ってる間に埋まりませんようにとハラハラしながら乗るのも辛いものがありますよ。

いろいろなシェアサイクルを調べてみると、地方によってはポート外返却ができるサービスもあるようです。
ただそうなると放置自転車とどこが違うって話になり、いろんな大人が困ることになるので都会ではポート外返却は難しいんでしょうねえ。それにしてもなんとかならないか。

今のところ自衛策として考えられるのは、返却する予定のポートに数台の空きがあることを確認する、それでも埋まってしまった場合にリカバリーできる対策を考えておく、くらいでしょうか。

(2)1ヶ月単位の料金があるといい


海浜幕張駅周辺の話をしますと、駅前の駐輪場は高いところだと1ヶ月1400円。
うちのマンションの駐輪場が1ヶ月300円です。
駐輪場だけで1700円かかることを考えると、都心や地方を含めて好きなときに好きなところに乗り捨てできて、自転車本体代もメンテナンス費用もかからないシェアサイクルは・・・1ヶ月3,000円くらいならアリですね。
ぜひご検討いただきたいところです。

(3)借りるときにバッテリーの残量が分かるといい


まだそれほど長距離を走ったことがないので実際に経験したわけではありませんが、借りてみてから「バッテリーあとわずか」ということが何度かありました。
バッテリーがなくなると通信もできなくなるので返却が面倒になるんです。
さらに、さあ遠出するぞと思って借りてバッテリー残量が残りわずかだったときのダメージは計り知れないです。
貸出可能自転車一覧が表示されるときに、バッテリー残量が出たらいいのになぁと思います。

●もう自転車持たなくても良くなってない?

シェアできるものの代表格といえば車、服飾、オフィス、家、本など。
またクラウドファンディングはお金や夢のシェア、スキル交換サービスはスキルのシェアと言えます。
そんな中、自転車ほどシェアに適したものがあっただろうか?!と思うほどシェアサイクルにどハマりしました。

とはいえ、10年前に買った電動自転車を駐輪場の関係で手放して以来、6年ぶりに乗った電動自転車のあまりの進歩にすっかり心を奪われてしまった私。
欲しくて欲しくてたまらなくなり、価格コムで毎日のように価格変動を調べています。
これで買っちゃったら本末転倒ですね。

●シェアサイクルが増えています

NTTドコモの事業、「東京自転車シェアリング」では東京都内9区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、大田区、渋谷区)において、9区すべてのポートで貸出・返却することが可能。
ルーペちゃんも利用している、ソフトバンクグループのHELLO CYCLINGは首都圏を中心に全国にサービスを広げています。

これから夏休み、どこかに旅行するときに、その土地にシェアサイクルがあるか調べてみてはいかがでしょう。
行動範囲が広がって、思いがけない出会いがあるかもしれません。

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