Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

エアコンつけっぱなしは家計にどれくらい影響するのか?

こんにちは、ルーペちゃんです。
昨夜から日本中を駆け巡ったのは、さくらももこさんの訃報。
53歳、乳がんを患っていらっしゃったとのこと。
さくらももこさんが「りぼん」で衝撃的にデビューしたちょうどその頃からりぼんを読み始め、彼女の漫画やエッセーを愛読していた私は勝手に親近感を感じていました。
まるでよく知っている近所のお姉さんが亡くなったような寂しさを覚えます。
今ちまたにあふれる「エッセイまんが」の間違いなく先駆けであり、最も偉大な作者のおひとりでありました。

才能のある方が若くして亡くなったと聞くといつもやりきれない思いをしますが、それががんであるとなおさらそれが強くなります。
さくらさんは健康オタクであったことで有名。
エッセイでもたくさんの健康ネタを面白おかしく書いておられ、飲尿の話やお茶で水虫を治した話などが印象に残っています。
そんな健康に意識が高い方でも罹ってしまうのががん。
私たちの仕事に終わりはないのだと改めて強く思いました。

どんなに沈んだ気分のときも、読めば大笑いできたちびまる子ちゃん。
さくらももこさん、どうもありがとうございました。

●エアコンが壊れた話から


さて、話は変わって。
今年は記録的な猛暑になりましたね。
普段めったにエアコンをつけないというお宅も、さすがに今年はかなりエアコンの稼働時間が長かったのでは。
我が家はだいたい設定温度27度の自動運転なのですが、今年は26度、場合によっては25度の強風にしたときもありました。
珍しく酷使したおかげか知りませんが、先週の猛暑ぶり返しの時期に、なんとエアコンから大量の水漏れが発生
修理の方が来るまでの丸2日、エアコンなしの生活を強いられました。
(我が家は3LDKにもかかわらずなんとエアコン1基で生活しているのだ!

昼も夜も、保冷剤を首に巻いたり脇に付けたりしてなんとか乗り切りましたが、2日が限界でしたね。
特に明け方が辛かった。
寝る前に用意した保冷剤がぬるくなり、日が昇って室温が上がるともう地獄。
2日目は午前3時頃に寝ている家族の保冷剤を交換して回るという「保冷剤ババア」に変身しました。
本気で命の危険を感じたので。

●何ヶ月も24時間つけっぱなし、電気代は?


現在はエアコンも直って24時間フル稼働。
修理の人に「内部が相当汚れてて冷房効率が悪くなってる」と言われたので、すぐエアコンクリーニングも申し込みましたョ!

ところでこの部屋に引っ越した3年前から、夏場はエアコン24時間つけっぱなし、冬場は床暖房つけっぱなし、という「ぱなし生活」をしています。
この前に住んでいた家の備品がすごく古くて、エアコンなんか20年以上前のシロモノで、冬も夏も電気代が3万円くらいかかったんですが、今の家は新しくて性能がいいエアコンがついていたんです。
なので「これなら憧れの”ぱなし生活”でもいけるんじゃない?」と思ったのです。

あと、前の家は最上階の角部屋だったのに対し、今の家はマンションの真ん中の部屋で、冷暖房効率がいいというのも理由の一つ。
そんな生活を3年続けてきまして、3年もたてばデータとして十分だろうとここに満を持して公表することに!ババン!

●頑張って検針票取っとかなくてもmy東京ガスがやってくれた


ほらっ。
3年間検針票も大事に取っておいたんですよ。
でもこれ全部エクセルに入力してグラフにしてって。。。めんどくさー。。。
いっそ娘に時給300円くらいでやらせようかと思ってしまいましたが、そんな必要はありませんでした。
なぜなら、「my東京ガス」が頼まなくてもグラフ化してくれたから!

「my東京ガス」とは、東京ガスユーザーなら誰でも使えるサイトで、ガスや電気の使用量や請求額が確認できる便利なサイトなんです。

私は電気も東京ガスにしているので、電気とガス両方のグラフが見られます。
なーんだ、早く言ってよ。

じゃあまずは電気の請求額から見ていきましょう。

ムッ、もれなく去年より今年の方が高いですね。
電気代料金を値上げしているせいかしら。
使用量はどうなのかしら。

春や秋の、冷暖房機器を使わない時期の使用量はほぼ前年と今年と同じですが、使う時期の使用量は今年のほうが多いですね。
特に冬場の使用量の上がり方が顕著です。
冬はすごーく寒くて、夏はすごーく暑いという、「気候の極端化」が起こっていると言われていますが、これもそういうことでしょうか。でも冬場はあまりエアコン使ってないのにな。。。

というのも前述したように我が家のメイン暖房はガス温水床暖房
こちらも24時間つけっぱで稼働しているので、冬が寒いならガス使用量も上がるはず。

ではガス使用量のグラフはこちら。

電気と逆の現象が起きています。
前年の方が高いです。
ただこれは理由があります。
ガス床暖房はリビングの右半分左半分と分かれていて、前年までは両方ともつけていたのですが、今年からは主な活動エリア側である半分だけをつけるようにして、人があまりいない場所の方はつけないことにしたんです。
だから単純に、ガス床暖房にかかるエネルギーは半分になってるはずなんです。
はい解決、ちゃんちゃん。

●冬場の電気代の謎


それにしても。
メインの暖房はガス温水床暖房にもかかわらず、冬場の電気代は夏場のそれをはるかに超える。
しかも夏場はエアコンをつけっぱなしな上、冬場はエアコンは補助的にしか使っていないにもかかわらず。

それだけ冬場にエアコンで部屋を温めようとするとものすごくエネルギーを使うってことなんですね。
思い返してみれば、冬場にエアコンを使うときというのは、だいたい朝。
寒いので急激に部屋を温めようとして最大風量でゴーッとエアコンを稼働させます。
それがいけないんでしょうね!
ガス温水床暖房を全面つけるようにするのとどっちが料金安くなるんだろう???

●結局夏場の電気代上昇分はエアコンなのか


で、結局夏場のエアコンのぱなし生活はどれだけ電気代を上昇させるか、という話。
春秋の一番安い時期の電気代と比べると、1ヶ月ほぼ2000円の上昇です。

1ヶ月は24時間×30日=720時間なので、
2000円÷720=約2.78円

1時間あたり2.78円上昇しているということ。

そこで、我が家のエアコンの1時間あたりの電気代の目安を調べてみました。
「この機種の場合、冷房の 1時間あたりの電気代の目安は 13.5 円 となります。
エアコンはお部屋の状況により能力を変化させるため電気代も変動し、約 2.8 円 ~ 24.8 円 の間で運転します。」

驚くことに、最低電気代とほぼピッタリ!
つまり、24時間つけっぱなし生活では、エアコンはずっと最低電気代で稼働していた、ということになります。
つけたり消したりを頻繁にしない方がかえって電気代が安い、とは聞いていましたが、本当だったんですね!

ただし、これが一軒家だとまた条件が違います。
あくまでも、熱伝導率の低いルーペちゃんちでは、という前提なのでご了承ください。
しかしエアコン1台追加すると1ヶ月に2000円電気代が上がるのか。。。
やっぱり1台のままでがんばろっと。

>>レントゲン読影サービス Dr.LOUPE<<<