Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

年末年始の営業のご案内

弊社の読影サービスをご利用いただいているお客様へのお知らせです。

お客様各位

平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

さて、弊社の年末年始の営業についてお知らせいたします。
誠に勝手ながら年末年始は下記の期間お休みを戴きますので、
何卒宜しくお願い申し上げます。

2012年12月29日(土)~2013年 1月3日(火)

(最終郵送到着分12月29日到着分まで受付、1月4日到着分より通常受付と
させて頂きます。
なお、弊社のネット遠隔読影サービス依頼につきましては、随時受付をしておりますが、
診断結果の返信は郵送・ネット共に、1月4日以降となりますので、ご注意下さい。)

期間中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください。
来年も引き続き御愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

                                     ドクタールーペ株式会社


医者が教える!どこよりもリアルな風邪対策
【3】医者は鉄人?なぜ患者の風邪がうつらない!

こんにちは!毎年だいたい1~2回のペースで風邪をひくルーペちゃんです。

去年は子供経由でインフルエンザにもかかり、1週間寝たきりで過ごしました。

幼稚園や学校に通っていれば、風邪やインフルエンザを人からもらっちゃうのは

避けようがないよな(ノ∀`)アチャー、と思ったとき、ハタと気づきました。

「お医者さんってどうして患者さんからうつらないの?」

少なくとも私が知っているいくつかの病院の先生たちは、診察のときにマスクをしていないのです。

毎日のように風邪の患者さんたちを診察しているのに、大丈夫なんでしょうか?

お医者さんだけが知っている門外不出の風邪予防法でもあるんでしょうか?

今日もドクタールーペ読影医のアキコ先生に聞いてみましょう!

 

ルーペちゃん)アキコ先生、お医者さんて風邪ひかないんですか?

 

アキコ先生)アハハ、そう見えますか。

 

ル)見えますよ~。風邪ひきさんとすれ違っただけで風邪をもらう私からしたら、お医者さんて驚異的に元気ですよ。

 

ア)私、医者になって20年になるんですが、小児科医を始めて7~8年なんです。

始めた最初の頃はめちゃめちゃ風邪ひいてました。鼻風邪程度ですけど。

 

ル)なんだー、結局お医者さんも風邪をひくんじゃないですか。

 

ア)まあ風邪っていうのは特効薬を発明したらノーベル賞ものだって言われるくらいですからね。

なぜかというと、免疫を作りにくいからなんです。

おたふくや水痘は一度かかるともうかからないですよね。

それは、ウイルスの型が一定だから、一度かかると免疫ができるからです。

ところが風邪やインフルエンザのウイルスはどんどん型を変えてくるのでほぼ無限に存在することに。

 

ル)なので、毎シーズンかかっちゃうわけですね。

 

ア)なんですけどね、医者みたいに大勢の風邪ひきさんから色んなウイルスをもらって風邪をひき続けていると、

体内に抗体ができてきて、風邪をひきにくくなる、というのも経験として感じます。

 

ル)なにそれ、熟練の天ぷら職人は指で油の温度計っても火傷しませんみたいな話!

 

ア)どんな職業も、「慣れ」ってあるもんですよ。

 

ル)何か公に知られていない画期的な予防法でもあるのかと思ってましたよ。。。

「慣れ」かぁ。。。夢がこわれた~。

 

ア)でもね、子供相手の小児科医ですから、特に顔の表情って大事にしてるんですよ。

口が見えないとこちらが笑ってるってわからないじゃないですか。

病院に来て緊張している子供の気持ちを考えると、マスクをつけて診察することはできないですね。

 

ル)じゃあ風邪で倒れたことも何度も?

 

ア)いえ、私医者20年やってて、風邪で休んだことが一度もないんです。

生まれてから今まで、発熱の最高記録が37度くらいかな?

 

ル)アキコ先生すごい爆弾ぶち込んで来ましたね!

その話、次回「初期風邪対策」で伺います!

みなさん乞うご期待!

アキコ先生:ドクタールーペ読影医・内科小児科医


医者が教えるどこよりもリアルな風邪対策
【2】あなたの風邪はどこから?

こんにちは、風邪のときは喉から来る派のルーペちゃんです。

ちなみにあなたの風邪はどこから?

そんな風邪薬のコマーシャルもありますが、症状別に薬を飲む必要ってあるんですかね?

正直めんどくさいし、風邪なら「風邪薬」をビシッと飲んでおけばいいんじゃないの?

製薬会社が薬を売りたいだけなんじゃないの??

そもそもどうして部位別に症状が起こるんでしょう?

今回はそんな質問をアキコ先生にぶつけてみました。

 

ル)先生、風邪の症状ってなんでバラバラなんでしょうか。

 

ア)どこから体に入って来るか、感染経路によることがあります。

鼻から入ってきたとか喉から入ってきたとか。

あとはそのウイルスの特徴で、のどの症状が早く出るとか咳が出やすいとか。

さらにその人自身の弱いところに出やすいというのもあります。

元々喉が弱いのでいつも喉から症状が出る、なんて人もいます。

 

ル)いろんな要素が絡み合って一概には言えないってことですね。

 

ア)医者が薬を出すときというのは、色んなことを考えているんです。

基本的には総合感冒薬をベースに、今一番辛い症状に効く薬を出すわけですが、

喉が痛いから喉の薬だけ出しましょう、というわけにはいかないんです。

というのも、患者さんが病院にどの段階で来るかによって症状が変わったりするからです。

その年の風邪の特徴によって、今は喉だけでも、そのうちお腹にくるなとか熱が出てくるな、ということも予想して、

「薬を飲んでいても症状が変わることもありますから、そのときはまた来てくださいね。」なんて声をかけたりします。

 

ル)お医者さんにそう言ってもらうと再診に来やすいですね。

 

ア)何度もいらしている患者さんの場合、この人は咳が残りやすいとか喉が腫れやすいなんてことをこちらが分かりますから、弱いところをあらかじめ想定しておいて処方することもあります。

 

ル)よく言われることですけど、処方箋てほんとにその人だけのために書かれたものなんですね

病院に行くのがめんどくさいからって家族の薬をもらったりしちゃいけませんねえ。

 

ア)それは絶対ダメですよ!(笑)

なので、みなさんにはぜひかかりつけ医を持って欲しいと思いますね。

あとは患者さんから医者に対して積極的に情報提供していくとさらにきめ細かい処方ができると思います。

 

アキコ先生、ありがとうございました!

ではまた次回!

アキコ先生:ドクタールーペ読影医・内科小児科医