Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

根岸通信【24】まもなく閉店!「割烹さいとう」

こんにちは、ルーペちゃんです。

オノテルさん(小野照崎神社)の銀杏が見事に色づいてきました。

とうとう半期に一度の更新になってきたこちらのブログですが、見逃せない事件が起こったので久々に書いてみました。

●「入谷の奇跡」

(山手線で一番乗降客が少ない)鶯谷駅を擁する入谷界隈というのは、そんなに人が押し寄せる土地ではないので、まあ飲食店もボチボチでんがなという感じで営業しているところが多く、それがこの辺の常識。

しかしそれを覆す、押すな押すなと人が集まる飲食店が実はいくつかあったりして、それを街の人々は「入谷の奇跡」と呼んでいるとかいないとか。(ふわっとさせるな!)

そんな「入谷の奇跡」のひとつが、入谷駅前にある「割烹さいとう」さん。

魚屋さんが経営する海鮮丼がメインのお店で、リーズナブルな値段で大盛りの海鮮丼が食べられるので、さいとう前の行列が見慣れた街の景色でもありました。

そんなとき、コロナ発生。行列しなくなったなーと思ってしばらくしてから、突然の閉店宣言がなされたのです。

入谷の街に激震が走りました。

実を言うと、オフィスワーカーとしてはランチに行列するのも難しいので訪問したことはなかったのですが、それでも見慣れたお店がなくなるのは寂しい。入谷で一番と言っていい有名店でしたから。

●お持ち帰りができる!

閉店が発表されてからまた行列が復活してきたのでとうとう食べる機会はないかと思っていたのですが、いやお持ち帰りができるやん!(お隣の魚屋さんで)

値段忘れちゃったけど、たしか1,100円くらいでした。中で食べるのとそんなに変わらないですね。

折り詰めが2つ。ひとつはモリモリのお刺身たち。いやーこれ二人前はあるよ。しかも分厚くない?新鮮ピッカピカに光っております。

で、謎なんですがお寿司が二貫ある。海鮮丼なのに。

ご飯はこんな感じ。「半分にしてください」と言ったので、通常はこれの二倍入っているはずです。いや多いな。

お味は見たままです。そりゃ美味しいですって。こんな美味しいものを安い値段で長い間出してくれてありがとうございますという気持ちです。印象に残ったのはねぎとろ。「マグロの骨からほじくって作りました」感が伝わる、手造りのねぎとろ。貴重でした。

お持ち帰りは朝からやっているので、並ばずにさいとうさんの海鮮丼をゲットできます。閉店前に一度味わってみてはいかがでしょうか。

割烹さいとう
東京都台東区下谷2-9-7

>>>レントゲン読影サービス Dr.LOUPE<<<


夏越の大祓と富士塚登山2020@小野照﨑神社


こんにちは、お忘れかもしれませんがルーペちゃんです。お知らせ以外の投稿はなんと4月ぶりという。毎日会社に通っている分ネタは豊富にあるのですが、今度は書く時間がなくて。関連会社でやっている「築地果汁創作所ブログ」は頻繁に更新しているので、よかったらそちらもご覧ください。

●今年前半の色々を祓い清める

本当に大変な上半期でした。まだ過去形じゃないし、本当の大変はこれから来るのかもしれませんけど、とりあえず上半期終わったよと一息ついて、ようがんばったなと自分を褒め、周りを褒めましょう。これ以上悪いことが起こりませんようにと会社の近所にある小野照崎神社の大祓に行ってきました。

小野照崎神社とは平安時代の歌人で「日本の白楽天」と呼ばれた天才「小野篁」を祀る神社。学業・芸事にご利益がある神社だそうで、コロナ前はご朱印をいただく人が毎日たくさん並んでいました。

こちらは富士塚が残っている神社で、年に一度、大祓の時期にだけ「お山開き」として登らせていただけます。富士塚とは江戸時代に盛んだった「富士講」という信仰登山グループによって作られた「ミニ富士山」のこと。富士山信仰がブームだった江戸時代には富士塚がいくつも作られました。この会社に勤めて以来ずっと登ってみたいなあと思い続けて早数年。重い鉄の扉が開かれるときにようやく立ち会うことができました。

●富士塚登山


まずは茅の輪をくぐって上半期の穢れを落としていただきます。茅の輪について詳しくは去年のブログ「築地で大祓の茅の輪をくぐる」をご覧ください。※築地果汁創作所の築地店舗は今年の5月に閉店しました


普段は閉まっている観音扉がパッカーンと開いています。近所のayacoyaの若おかみの話では「私らが子供の頃はいつでも登れたからよくあそこで遊んでましたよー」とのこと。なぜ今は開放しなくなったのか、その理由らしきものはのちほどわかります。ちなみに若おかみはこの神社のことを、地元ならではなのか「あー、オノテルはねー」とまるでどこかのミュージシャンの話をしているように呼ぶのでした。

そしていよいよ富士塚登山です。青年会のメンバーが案内に立ってくれています。傘を差すか差さないかの微妙な霧雨の中、パラパラとまばらに富士塚登山に向かう人。この程度の小山だし、山っていうか塚だし、田舎育ちなめんじゃないわよと革靴(しかもローファー)で登り始めました。

すぐに激しく後悔したのです。岩はむしろ自然の厳しさを教えるくらいの勢いでわざと険しく置いてあるような気がするし、普段人が通らないので苔むして非常に滑ります。そして小さい塚は小さいだけあって、標高差がすごいのです。

登り始める前は「世の中が早く平和に落ち着きますように」と崇高なことを祈っていたくせに、今は「革靴に傷がつきませんように」とばかり考えています。ちいさっ・・・。そして登頂。当然ですがこれといった眺めはありません。自分なりに小さく満足して下山です。


さらにツルツルが増す登山道の尖った岩の上をローファーで下ります。予想もしていなかった”両手を使いながら”のヒヤヒヤ登山でした。開放しなくなった理由もこれでわかりました。危険だから

●夏越ごはん

お参りのお土産にこちらをいただいたのですが、「夏越ごはん」を推進する活動があるのですね。

こちらのサイトには協力神社の一覧が掲載されていて、この神社に行けばほぼ茅の輪くぐりをやっていそうです。次は年末、さてどんな年越しを迎えることになるでしょうか。みなさんどうぞ下半期もご無事にお過ごしください。ルーペちゃんでした。


根岸通信【13】根岸の新年開運散歩

あけましておめでとうございます。
本年も変わらぬご愛顧を心よりお願い申し上げますとともに、
2018年が素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。

ドクタールーペ株式会社
=================================================

あけましておめでとうございます。
ルーペちゃんでございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

ルーペちゃんは、31日から1日にかけて市内に住む実家に帰りました。
1日に自分の家に戻った途端具合が悪くなり、2日からは最高で39度の発熱
5日現在熱は下がったものの、咳と鼻水が止まりません。
この3日間、1日の帰りがけに買いだめした「どん兵衛」と「ペヤング」を食べて命を繋いでいました。
普段はカップ麺を買うことはほとんどないのに、その日に限ってたくさん買っていたんです。
「あ、これが過去の自分に助けられるってやつか・・・」と熱でぼんやりした頭で思いました。

さて新年一本目は縁起良く、
事務所の周りの新年開運スポット紹介」とまいります。
事務所のある根岸のあたりはご存知のとおり歴史と由緒ある土地柄で、
その辺をブラブラしていればすぐ寺社仏閣史跡旧跡にあたります。
新年のブラ散歩にぴったりの開運スポットをご紹介しますので、
ぜひお出かけになってみてください。

さらにそれぞれのスポットの近くにある、これまで「根岸通信」コーナーでご紹介してきたグルメスポットも合わせてご紹介しておきます!

【1.小野照崎神社


平安時代の歌人で「日本の白楽天」と呼ばれた天才「小野篁」を祀る神社。
学業・芸事にご利益があるとのこと。
実は私、出勤時によく通り抜けさせていただいております。
(そのときはちゃんとお参りもしてますよ。)
都会にぽっかりと現れた清浄で静謐な空間で、いつも清々しい気持ちになります。
こちらの銀杏は非常に見応えがあって、秋にはこんな景色になります。

この神社で有名なのが富士塚
富士塚とは江戸時代に盛んだった「富士講」という信仰登山グループによって作られた「ミニ富士山」のことです。
富士山信仰がブームだった江戸時代には富士塚がいくつも作られました。

こちらが小野照崎神社の富士塚。
ちゃんと「3合目」など標石があります。

わーい早速登りに行こう、と思った方、すみません。
小さくても富士山は富士山、6月30日と7月1日にお山開きが行われまして、
一般の人がお山に登れるのは一年間でその2日間だけなのです。
このように門の外からでもよく見えるので外からお参りしてください。

◆◇この近くのグルメスポット◆◇
ホワイト・サンズ(ローカーボ食)

【2.真言宗智山派西蔵院


江戸時代、根岸の大松と親しまれ、上野からもその姿が見えたと言われた大松、「御行の松」があるお寺です。
歌川広重の「江戸名勝図会」にも御行の松が描かれています。

根岸に居を構えた正岡子規はこの松を詠んだ句を残しており、境内には歌碑があります。

「薄緑 御行の松は 霞みけり」子規
現在も立派な松がありますがこちらは三代目。

初代の松は幹の一部が祀られています。

◆◇この近くのグルメスポット◆◇
うどん酒場いりこや(手打ちうどん)
三好弥(洋食)
竹隆庵岡埜本店(和菓子)
立忠製印所(ペリカンのパン販売)

【3.水上酒本店

昭和4年に建てられた、見どころとこだわりたっぷりな古民家酒屋さん。
明治33年の創業です。
戦火で焼けなかったのは、近所の人たちがバケツリレーで鎮火してくれたからだとか。
そのため「縁起のいい酒屋さん」として今もご近所に愛されています。

◆◇この近くのグルメスポット◆◇
エッコ・エッコ(パスタ)
入谷キッチン&バル(チキン南蛮)

【4.旧陸奥宗光邸、子規庵】

陸奥宗光といえば治外法権の撤廃と下関条約。
小村寿太郎とセットで覚えろよ―と言われた日本史頻出の歴史上の偉人です。
短い間でしたが、鶯谷駅近くにお住いになっていたそうで、現在もその洋館が残っています

コロニアル様式のかわいらしくも気品ある佇まいです。
喩えるなら尊い身分の老婦人、というところでしょうか。
ただもう本当に、見るたびに心配になるほど歴史を重ねた様子なので、
この建物が見られるのもそう長くはないのではないかと危惧しています。
民間所有(私人がお住いとのことです)なので外から見るだけで中には入れません。

近くには正岡子規終焉の家が残されており、こちらは見学可能です。
子規庵
こちらは春に松山駅で見た正岡子規の歌碑。なんだか縁があるなぁ。

「春や昔 十五万石の 城下かな」子規

◆◇この近くのグルメスポット◆◇
錦華楼(中華)
うみや(鮨)

では、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ルーペちゃんでした。