ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

デンマークキャンプin焼津に行ってきた!

こんにちは、ペコちゃんです。ルーペちゃんの愛媛紀行を見て、こっそりと、自分も一緒に旅行した気分でいます。愛媛をはじめ四国に行ったことないけれど、とっても魅力的ですね。そして知識をもって旅すれば、魅力が何百倍にもなる。道後温泉、和蝋燭、内子座気になるきになる。行ってみたいなぁ。

●デンマークキャンプin焼津

以前エグモントホイスコーレンというデンマークの学校をご紹介したことがあります(こちら)。現在生徒約200人のうち約半分は何らかの障がいを持っていて、彼らをサポートする生徒は学生でありヘルパーでもあります。障がいを持つ生徒と持たない生徒が共に寮生活をし、共に学ぶ。エグモントホイスコーレンは福祉国家であるデンマークの中でも唯一の学校です

昨年は、その学校の生徒、脳萎縮性の疾患を持つリースさんのドキュメンタリーをご紹介しました。(リース遠征隊上映会)リースさんとその仲間7人が北ヨーロッパの最高峰であるノルウェーのガルフピッゲン山の登頂を目指しました。ヤコブは車椅子に乗り、それを仲間達が押し進み、時には険しい道のりが何度もある中、車椅子を持ち上げたり、ヤコブを背負い抱えながら登頂に挑みました。この映画では、旅の計画、資金調達、準備、介助とチームで行った一連の記録が映像に収められています。

この上映会に参加された方々から、こんな声が多く寄せられたそうです。
車椅子ユーザーだけど、実はカヌーに乗ってみたい!という夢がある、自分もリース遠征隊のように信頼できる仲間がほしい、リース遠征隊のみなさんともっとお話ししたい、エグモントホイスコーレンという学校をもっと詳しく知りたい。

これらの声に応えて企画された『上映会の第2弾、リース遠征隊&エグモントメンバーと過ごすサマーキャンプ』が先日開催されました。場所は静岡県焼津市。障がいを持っていてもいなくても参加できるキャンプ。参加は20歳以上でしたが、こどもの希望者が多かったため急遽一部のプログラムにこども参加OKとしてくださいました。もちろんペコ家も行ってきましたよ~

●どんなキャンプ?

三泊四日のキャンプ。キャンプといっても、テントやバンガローに泊まるのではありません。宿泊先は高草山にあります林叟院(りんそういん)さん。ちなみにこちらの前住職は、Appleの創業者で元最高経営責任者スティーブ・ジョブズ氏に禅を指導されたそうです。

お寺に宿泊し、日中はいろいろなアクティビティをみんなで体験します。港町焼津での岸壁釣り、座禅、竹食器作り、カヌー、海水浴、浜辺でのBBQ、焼津市七夕祭り、高草山登山。

エグモントと日本人の参加者はヤコブを始めとする車椅子ユーザー、ダウン症を持つ人、ADHDを持つ人、「健常者」。様々ですが、みんな同じように体験します。もちろん人それぞれに合わせ、例えば麻痺がある車椅子ユーザーの方でも安全安心の上楽しめるよう配慮したデンマーク・エグモント式のカヌーを使います。

暗く写っていますが、それほどでもなかった。ヘルパーのお兄さんお姉さんたちが、こどもたちを誘って海で遊んでくれました。車椅子ユーザーの男の子、ダウン症を持つ男の子、そして息子。もちろん支えてくれていますが、浮きポールを曲げて身体を乗せているのでぷかぷか浮いて楽しめます。

お兄さんもお姉さんも本当に優しくて、浜に上がりたがらないこどもたちと一緒に何十分も一緒に遊んでくれました。でも「遊んであげてる」のではなく、自分たちも心から楽しんでいることが見ていて分かります。お兄さんたちは普通にデンマーク語や英語で話すし、こどもたちは普通に日本語で話す、そしてもちろん通じている。

こちらは砂浜用の車椅子。砂にタイヤを持っていかれることなく、スイスイと走ることができます。

焼津のバーベキュー屋さんが出張で来てくれて、お肉やら焼きそばやら野菜やらいっぱい焼いてくれました。ピーマンは丸ごと焼いていましたが、なすもいけるんだな。赤いのは唐辛子。ビールと一緒に皆さんむしゃむしゃ食べていました。

夜には七夕祭りへ。特設ステージがありいろいろな出し物をしていましたが、エグモントのバンドメンバーも演奏しました。内気な母からすればうらやましいくらいのコミュ力高い娘、旗の振り方を教えているところ。あっちにこっちに行って、楽しく過ごしていました。

●参加してみて思うこと

皆さん撮った写真を参加者のサイトであげていて、キャンプのすべての様子が分かります。デンマーク人も日本人も、「障がい者」も「健常者」もみんなとってもいい笑顔で、見ている私やこどもたちまで自然に笑顔になるほどです。

私たちは半日の長くはない時間の参加でしたが、「健常者」たちが自然に「障がい者」と接してサポートする姿、「障がい者」が自分でやりたいことを決めてそれが尊重される様子、差別や陰口がなくお互いを無理なく尊重し合う雰囲気を充分に感じました。こどもに感想を聞くと「海に入ったのがすっげーーーー楽しかった」「お祭り、たのしかった」でしたが、心の奥にでもこの雰囲気を置いておいてもらえたらいいなぁと思うペコちゃんなのでした。

キャンプの打ち上げで、プレゼント交換会がありました。厳重に梱包された中からでてきたのは、こちらのラクリス(Lakrids)セット。ラクリスとは、甘草の根っこのエキスを抽出してつくられたグミのようなもので、デンマークの典型的なおやつ。漢方にも使われているので、独特な味で・・・・ワタシハニガテ。いろいろな種類のグミが入ったセットを買ってもいつもラクリスが残る。外国人はラクリスが苦手な人が多いのを知って、プレゼントに選んでくれたのでした。癖のある味がくせになるとは時に聞きます。

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「人と何か違うことがある」ということで。

こんにちは、ペコちゃんです。時々、というか頻繁にドクタールーペブログを読み返します。日常の知恵を改めて試し、いつかまたゆっくり訪れたい沖縄の情報を見直し、山梨の名産に胸をときめかせ、梨娘ちゃんのことを自分の娘とかさねて思いをはせたり。先日は一昨年春に書かれたルーペちゃんの記事が目に止まりました「このヒトコトで、不思議と気持ちが切り替わる」というタイトルのものです。

詳しくは記事をご覧いただきたいのですが、作家で精神科医の斎藤茂太氏のおまじないとして唱える言葉「まあ、いいか」が紹介されています。落ち込みそうになるとそうつぶやき、口にするだけで心の切り替えができるようになった、とのこと。ルーペちゃんもどこにも持って行き場のない気持ちが、「まあ、いいか」と唱えると、スッと軽くなったそうです。

気持ちの切り替えが上手ではない私、試してみたらやっぱりスッと心が軽くなりました。自分にはどうしようもできないことって沢山ある、そんなときはまた使えるようにおまじないとして持っておきたいなと思います。

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●エグモントホイスコーレの

以前、エグモントホイスコーレというデンマークの学校をご紹介しました。デンマークにある全寮制の学校で、約200名の生徒が在籍しそのうちの約1/3の方は身体・知的・精神に様々な障がいをもっています。彼らは国のアシスタントヘルパー制度を使って、クラスメイトでもある障がいのない生徒を雇うことで食事や排泄、買い物や旅行といった日々の暮らしを営んでいます

エグモントホイスコーレ在籍23歳のデンマーク人Jacob Riis(ヤコブ リース)さんのある夢を叶えるため、立ち上がった仲間たちのドキュメンタリー映画があります。

●『リース遠征隊ドキュメンタリー ガルフピッゲンの夢』

まずヤコブさんのことを・・・サッカーが好きでプロ選手になることを夢見ていた少年でしたが、今から8年前15歳のときにマチャド・ジョセフ病と診断されます。マチャド・ジョセフ病とは、進行性のある脳萎縮性の疾患で筋萎縮や筋力低下を伴うことが多いものです。ヤコブさんは発話がむずかしく、嚥下障害があり終日介助が必要、車椅子での生活を送っています。エグモントに入学しアドベンチャーコースを選択し、授業を通してアウトドアの楽しみを知りました。

2015年8月、ヤコブとその仲間7人は北ヨーロッパ最高峰ノルウェーのガルフピッゲン山を登頂します(標高2,469m、緯度が高いため日本で言えば4,000m位に相当すると言われています)。登山の計画は、ヤコブさんの自然の中でワイルドな経験をしたいという情熱が発端となりました。話を聞いたヤコブのヘルパーである生徒や、諦める事なくできるだけ多くの経験をしたいと考えるヤコブを応援する仲間が集まり、リース遠征隊がうまれたのです。

車椅子に乗るヤコブを仲間が押し進み、険しい道のりが何度も押し寄せる中車椅子を持ち上げたり、時には背負って登頂を目指しました。映画では、旅の計画、資金調達、準備や介助とチームで行った一連の記録が収められています。

●良き人生とは

エグモントホイスコーレでは、「よき人生」を実現することが求められています。ここで言われる「よき人生」とは、自分の人生を自分で決め、様々な活動を通して、1人の人間として全うし、すべての人がお互いに支え合いながら生きていくことです。

私が滞在していたときに、年齢や性別、立場関係なく心をオープンにして話しをする姿を頻繁にみました。そしてこう感じたのです、人間それぞれ個性を持つ存在であること、違ってもお互いに尊重することが大切だということ、すべての人が対等であるということ。

当初リース遠征隊の動機はヤコブの夢のためでした。けれども、最初から最後まで一緒に計画を立て、一緒に楽しみ、目標を実現させる中で、遠征隊8人みんなのための登山となったのです。リース遠征隊の登頂までの道のりを通して、映画では人は人と繋がりながら、お互い協力し合い生きていくことの大切さを伝えています。ヤコブも仲間の7人もお互いに支えつつ支えられている。

「人と何か違うことがある」というだけで、人生の楽しみを、夢を持てないことがなくなるといいなと思うペコちゃんなのでした。
『リース遠征隊ドキュメンタリー ガルフピッゲンの夢』は今月東京、栃木、三重、大阪で上映されます。

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ペコちゃん、デンマークのことを思い出す。

こんにちは、ペコちゃんです。自宅のプリンターにスキャン機能がついていることを先程知りました。もう何年も使っているのに・・・ 身近なもので知らない大切なこと、きっとたくさんありそうです。

●デンマークってどんなところ?

先日、今度北欧へ旅行に行かれる方からデンマークのおすすめを尋ねられました。ペコちゃんがデンマークで暮らしていたのは気づけばもう15年ほど前です、、、当時の写真を見返して懐かしく。今日は便利なスキャン機能を使って、ペコちゃんの撮った写真を見ながらデンマークのことをお伝えします^^

●ペコちゃんが暮らしていたのは・・・

デンマークと聞けば皆さん思い浮かべる場所は首都コペンハーゲンかと。ペコちゃんが過ごしたホストファミリーのお家は、コペンハーゲンから飛行機で35分、特急電車で3時間に位置するAarhus(オーフス)にありました。

デンマーク第二の都市の言われるオーフスは、大きな大学もあり若者の多い街です。

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左手奥にあるそびえる尖塔のものが、街のシンボル、オーフス大聖堂。奥行き93mでデンマークにある聖堂の中で最長、入ってすぐにあるパイプオルガンはデンマーク最大です。

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そしてこれまた奥に見える背の高い建物が、市庁舎(Radhuset)。建築から中にある家具までデンマークデザインの巨匠アルネ・ヤコブセン氏が設計されました。高い建物が大理石で作られた時計塔(少し見えるのですが、壁に大きな時計が掛かっています。ヤコブセン氏は時計塔を作りたくなかったが市民の強い希望で作ったそう。隣はバスターミナルになっているので時計を持たないペコちゃんは重宝重宝)横に市庁舎があります。時計台の最上階は展望台になっていて、オーフスの街並みが一望できます。

外見はグレーで角張っていて、冬の長いオーフスの空になじんでしまっているのですが、中に入ると木材を基調とした暖かいデザインがほっとします。大聖堂の写真もしかりですがペコちゃん当時はガイドブックを持っていて満足し、メジャーな建物の写真は全然撮っていなかったのです・・・内装などご興味のある方検索してぜひご覧ください!

裏手は芝生になっていて、夏にはお弁当広げてピクニックをしたりごろんとお昼寝をしていたり。週末にはフリーマーケットも開かれていました。

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市庁舎前のとってもリアルな『豚の泉」という作品。豚は、繁栄と幸福のシンボルだそうです。

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オーフス港

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オーフスの観光地デン・ガムレ・ビュ(Den Gamle By)Gamleは古い、Byは街という意味です。デンマーク各地で17世紀から19世紀にかけて建てられた家屋が集められてまるで一つの町のように蘇っています。建物の中にも入ることができ内装も当時の様子が再現されているのです。デンマークの古き良き時代の生活ぶりを体感できる野外博物館。

最後の写真は郵便局(当時のものがそのまま)の中に飾られていた歴代の切手たち。デザインがかわいいです。

ペコちゃんデンマークのことを何も知らずに行ってしまったので、ここはとても楽しかったです。そういえば入口でどの国から来たか聞かれるのですが、日本と答えると大騒ぎ、大喜びしてくれまし
た数年ぶりに来たそうで・・・ 今はワーキングホリデーも始まり増えているそうですね。

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こちらは現在の郵便局。パン屋や郵便局など職業ごとにシンボルマークがあります。

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そしてこちらは銀行。どの場所でもよく見られましたが、外に犬のリードを掛けられるものがあります。飛んだり暴れたら、すぐに外れてしまうものですがみんな大人しく待っていました。

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ペコちゃん、ガラス工芸のレッスンを受けていましてその先生のご自宅です。真ん中のテーブルで作業中。夏が短いデンマーク、日光浴をとてもとても大切にしていてお庭でゆっくり過ごせるようにシートやチェアがありました。カルチャーセンターでもいろいろなレッスンがありましたが、個人宅ですとインテリアや雑貨などを見られるので、レッスン以外の楽しみもたくさん。オープンな方が多いので、自由に見ていってね!と言ってもらえることが多かったのです。

●ペコちゃん思うこと・・・

今はイケアやフライングタイガーなどの進出もありデンマークや北欧が知られデザインも人気ですが、ペコちゃんの行った頃はあまり知られていなく、なんでデンマークに行くの?どこにあるの?と聞かれることが多かったです。(かくいうペコちゃんも偶然のきっかけで行くことになったので、知識はまったくなかったのですが)しかし行ってみれば街並みは美しくて歩いているだけで楽しく心が落ち着きました、インテリアはシンプルだけどもどこか暖かくて。ビールやコーヒーを片手におしゃべりが続き、家族や友人、自分のことを大切にして過ごしている人たちの多いことを感じました。

ペコちゃんは外ばかりに目を向けていたので、身近なことを慈しむ過ごし方があることにびっくりしましたがデンマークでの時間が増えるにつれてとても心地よいものに変わっていったのです。

有名なものや建物の写真はありませんが、デンマークのことまたご紹介できたらと思います、ペコちゃんでした。

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