おすすめします、布ナプキン(2)
こんにちは、何年も丹精込めて育てたミモザの木が突然はげちょろけに
なってきて変だなと思ったら、早朝、ムクドリらしき大きめの鳥が
派手に食い散らかしているのを発見し、怒りに震えるルーペちゃんです。
虫のことばっかり気にしていたら、鳥の食害ってやつは虫どころではありませんね!
さて前回「布ナプキン」がよいと力説しすぎて力説しただけで
終わってしまって「だからどうすりゃいいんだ!」とお怒りの皆様ごめんなさい。
今回いよいよ実践編、布ナプキン生活のノウハウをお送りします。
■選び方
↑これは一体型
【形】
一体型とホルダー型があります。
それぞれいいところ悪いところがあるのでお好みによるでしょう。
一体型は本体がかさばりますがフィット感があり使いやすいです。
ホルダー型は吸収布のみを取り替えるのでコンパクトに持ち運べますが
よれたりずれたりしやすいです。
最初は使いやすい一体型がよいと思います。
【素材】
布はダブルガーゼ、メッシュ布、ネル生地など色々なものがありますが、
ルーペちゃんのおすすめは何と言ってもネル生地。
肌にふわっと柔らかく、シアワセな気持ちになります。
布ナプキンの醍醐味が味わえる使い心地です。
【防水シート】
防水シート入りのものとそうでないものがあります。
使い心地に影響するのでお好みにもよりますが、
どうしても心配なときのために一枚持っていてもいいかもしれません。
【縫製】
必ずふちをぐるっと縫ってあるものか、よれ防止対策を施してあるものを選びましょう。
何度も使っているうちに中身がよれてしまうことがあります。
【買えるお店】
ネットショップでもたくさん布ナプキンを売っていますし、
リアル店舗にも取り扱っているところが増えてきました。
今は無印良品でも売っていますね。
市販のものを使ってみると、だいたい自分の好みが分かってくるので、
自分で好みの布ナプキンを作るのも楽しいです。文末に作り方をご紹介します。
■使い方
・買ってすぐのものは布に油分が残っていて吸収が悪いので、必ず一度洗濯します。
・特別なことはなく、普通の紙ナプキンと使い方は同じです。
・さすがに量が多い日は漏れることがあるので、薄型の紙ナプキンをショーツに
敷いてから布ナプキンを乗せると安心です。
■持ち運び
・「ジップロック・フリーザーバッグ」が多数派だと思います。
専門店には持ち運び用のポーチが売っていたりしますが、
汚れたら使い捨てられる方が気が楽です。
・注意するのはとにかく乾燥させないこと。汚れが落ちにくくなります。
■洗濯方法
・これがまた拍子抜けするほど簡単。
2リットルくらいの小さなバケツにセスキ炭酸ソーダを
小さじ1溶かして漬け置きするだけです。
一晩漬けておくと跡形もなく落ちます。
その後すすいで他の洗濯物と一緒に洗濯機で回します。
・セスキ炭酸ソーダは重曹と酸素系漂白剤の中間のようなもので、
重曹よりも水に溶けやすいので漬け置き洗いに適しています。
もちろんあなたのそばの100円ショップで売っています。
写真はセリアで購入したもので200g入りです。
この量だと一年は持ちます。
・漬け置きすると水の色がエラいことになりますので、
家族へのエチケットとして蓋付きのバケツを使いましょう。
■手作り布ナプキンの作り方
◎材料:ネル生地、裏生地(ガーゼなどが扱いやすい)、使い古したTシャツなどの生地
※ネル生地は10センチ50円くらいから売っています。
30センチの生地で4個できました。
(1)厚紙で型紙を作ってそれぞれの生地を切り抜く。
(型紙はネットで検索するか、一個市販の物を買ってそれで型紙を
作るかしてくださいね)
ネル生地、裏生地(今回はリネンを使用)、Tシャツ生地を重ね
縫い合わせる。
(2)返し口を残してぐるりと縫う。ピンキングで周りをカット。
(3)裏返してふちから3ミリくらいのところの周囲をぐるりと縫う。
サイドにも縫い目を入れると使いやすい。
耳の部分にスナップホックをつければ完成。
暑さにあえぐこの季節、せめてちょっとでも女性が不快に
なることが減らせるといいなと思っています。
ジェンダーバイアスがどうとかいう話じゃなくて、
女性の笑顔っていうのは無条件で世の中を明るくしてくれるんですから。