Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

アロマとハーブで喉スプレーを作ろう

こんにちは、ペコちゃんです。この週末我が家の子ども達は咳続き。熱はないのですが、咳が止まらない、苦しそうです。小児科を受診し薬を処方してもらったのですが、副鼻腔炎の記事内でもお伝えした手作りの喉スプレーも使っています。

薬膳料理やハーブ、アロマの教室をされている方から教えていただきました。喉の痛みや、痰がからむときに使うこちらのスプレーはチンキ剤を使って作りますよ。

市販のうがい薬は苦くて苦手な息子、まだうがいが上手にできない娘にとって、口の中喉をめがけてシュッとできるスプレーは便利。そして、安心、安全なものを使いたいと思う私にもぴったりです。

●用意する物

・チンキ剤(好みのハーブとホワイトリカー)
・ハーブティー
・アロマオイル(2種類ほど)
・ガラス瓶
・スプレーボトル

●作り方

1)チンキ剤を作る
私もですがチンキ剤は初めて聞く方が多いかと思います。「ハーブの有効成分をアルコールで抽出した液」のことです。

ハーブの有効成分には、水溶性のものと油溶性のものがあります。水溶性のものはハーブティなどお湯で抽出できるのですが、油溶性のものはお湯では抽出されません。アルコールを使うことで、水溶性、油溶性どちらの良い成分使うことができるのです。

お好みのハーブを乾燥させて、細かくします。熱湯消毒したガラス瓶に、ハーブ(約20g)とハーブがひたひたになるくらいのホワイトリカー(約200ml)を入れます。日光の当たらないところに置き、時々揺らし3週間で出来上がり。熱湯消毒したガラス瓶に茶こしやコーヒーフィルターで濾過して入れます。

2)ハーブティを入れる

ペパーミント、タイム、ラベンダー、レモンバームなどなどお好みで。

3)混ぜる

スプレーボトルにチンキ剤10m、アロマオイル1適(2種類を1滴ずつ入れてもOK)、ハーブティ20mlを入れて混ぜる。ボトルの容量にもよりますが、チンキ剤とハーブティの割合は1:2です。

●チンキ剤のこと

最初はチンキ剤を作る手間がかかり、時間も必要ですが、少しお高めながら(30ml、3000円弱)お店で販売もされています。

ご近所にあればいいのですが、びわの葉もハーブとして使えます。新芽ではなく、古めでゴワゴワした葉を選んでください。水でわたをブラシでこすりながら落としたら乾燥させ、細かく切ってホワイトリカーに漬ける。梅酒や果実酒にも使うホワイトリカーですが、我が家の場合1L使い切れないことが多く。開封してしまうと保存期間も気になるので、果実酒作りとチンキ剤作りをセットにして作っていこうと思っております。

そんなの作らないよという方、220mlの小瓶でも販売されているので、そこに乾燥させたハーブをいれてもいいですよ!

●アロマオイルのこと

アロマオイルはたくさんの種類がありますね・・・ 今まで香りで好みのものを選んでいましたが、それぞれ効用が変わります。

【ペパーミント】殺菌、吐き気止め

【桔梗】咳を鎮める、去痰作用

【タイム】風邪、インフルエンザの症状緩和、溶連菌

【ティーツリー】免疫力強化、疲労回復、喉頭炎、花粉症

【ラベンダー】殺菌、鎮痛

【ユーカリラジアータ―】殺菌、抗ウィルス、副鼻腔炎、気管支炎、花粉症

今回私はティーツリーとユーカリラジアータ―を使いましたが、タイムも気になる。インフルエンザそして溶連菌に効果があるなんて、これからの季節にぴったりではないですか!保育園に通っていたときは溶連菌が頻繁に流行っていました。小さいお子様にもおすすめですよ。

●最後に

チンキ剤、喉スプレーとも保存期間はひと冬、半年間が目安です。なのであまり作りすぎないようにご注意ください。保管は冷蔵庫で。使用回数は特に決まりはありません、我が家は咳の出たとき、就寝前、起床後と小まめにスプレーしています。

最初はアロマやハーブの香りに驚いていましたが、喉がすっきりするので自分でスプレーするようになりました。香りにも段々と慣れ、部屋にもシュッシュッとしています。ハーブティはティーパックのものも販売されています、ガラス瓶やスプレーボトルは百均で購入できますよ!

ルーペちゃんも以前アロマで作る虫除けスプレーを紹介してくれていますが、こちらも私毎年夏前に作っています^^

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