Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

沖縄でイルカとたわむれるの巻

こんにちは、ルーペちゃんです。
ユーミンの歌に「台風がゆく頃は涼しくなる」という歌詞がありますが、
たしかに、心なしか夕方に吹く風がひんやりとしてきたような気がします。
明日また台風がやってきます。みなさまお気をつけて。

●またも沖縄

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我が家のバケーションは先月、沖縄本島で過ごしました。
ええ、また沖縄です。
ふと思いついて、これまで沖縄についてこのブログでどれくらい書いてきたか調べてみたらこんなにありました。

沖縄で何買ってきた?
沖縄で「ただただ、単純に人に親切にすること」を考える
沖縄でこの世のものとは思えない天空の庭に出会う
石垣島でマングローブに親しむ
石垣島の美味しいもの
ペコちゃん「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展に行ってみた
(ペコちゃん記事:石垣島を愛したヨーガン・レール氏の展覧会)

行けば行くほど奥の深い土地で、飽きることはありません。
たぶん来年も・・・行く。

今回は本島の北部を訪れてみました。
北へ行くほどのどかで、日本の古き良き時代を思い出します。
興味を惹かれるところはたくさんあったのですが、入れていないつもりでもスケジュールがたくさん詰まっていたので、予定外のことはあまりできませんでした。
あーあ、いつかOZ magazineのkikiさんのページみたいな旅がしてみたいもんです。

●ドルフィンプログラム

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旅行前、夫が「娘をイルカと泳がせてやりたい」と言い出して、ドルフィンプログラムを予約しました。
私から見ても、娘は普段ものすごく忙しい毎日を送っているので、彼女の癒やしになるならと快く賛成しました。
それが美ら海水族館のすぐ近くにある「もとぶ元気村」で行われているドルフィンプログラム

が、後から値段を聞いてちょっと頬が引きつりました。
おひとりさま60分14000円;*・⊂(。∀。’)つ;・.;,
あわよくば一緒に泳ごうくらい考えていたけれど、すっかりそんな気もなくなりました。
むしろ娘、行きたくないヤダっって言ってくんないかな、くらいの気持ち。

それでも上から2番めのコースです。
一番ロイヤルなコースは(ほんとにロイヤルコースって名前がついていますが)90分20000円(いずれも夏季特別料金)。
イルカとの触れ合い度に応じて、細かくコース設定されており、そばまで行って写真を撮るだけだったら1000円のコースもあります。
そう、こちらの施設はイルカ以外にもさまざまなマリンアクティビティや料理教室、自然体験などのプログラムが体験できるのですが、イルカ以外のプログラムはびっくりするほどリーズナブルなんです。
イルカプログラムだけが飛び抜けて高額なのは、イルカの飼育がいかにコストと手間がかかって大変かということの表れでしょう。

●驚きの客層

恩納村にあるホテルからもとぶ元気村まで車で1時間ほど。
美ら海水族館の少し手前にあります。
ずっと海沿いを走るのでエメラルドブルーの海を楽しみながら、あっという間です。

施設で受付をし、集合時間に指定の場所に行くと30人くらい集まっています。
そして驚くべきことに、その集まった30人のうち、日本人はうちの娘ひとりだったのです。
あとはみーんな(たぶん)中国人。
沖縄は中国の観光客が多いよとは聞いていたし、実際行ってみても多いなと思ってはいましたが、こんなことは初めてでした。
他に日本人がひとりもいないなんて。

しかし施設では日常茶飯事のことのようで、イルカの飼育員さんたちも説明は日本語と英語のひとり同時通訳。
それをみると、現場ではもう、多言語会話というのは特別な能力ではなくて当然のスキルなのだなあと感じます。
あの飼育員さんたちが中国語をマスターするのも遠いことではなさそうです。

●いよいよイルカとご対面

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説明を全員一緒に受けた後、それぞれのコースに分かれて体験が始まります。
海に浮かぶ広大ないけすのようなプールの中にイルカが住んでいて、コースごとに小分けにされたいけすに入ります。
付き添いの人はいけすの脇にある桟橋から眺めるのですが・・・とっ遠い

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とにかく遠いです。
50メートルは離れているでしょうか。
これで写真を撮ろうとするのは、子供の運動会にケータイのカメラで臨むようなものです。
ゴリゴリの望遠レンズでもなければ、とても歯がたちません。
何枚か写真を撮って、こりゃだめだと諦めました。
「心のカメラで撮るのよ!」と子供のイベントにカメラを忘れたママの常套句を唱えつつ。

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(こちらは別プログラムの人たち。見学者も比較的近くで写真が撮れます。)

娘と同じプログラムに参加したのは30人のうち5人ほど。
娘より小さい男の子もいました。
(ちなみに参加には小学生以上、身長125センチ以上、25メートル以上泳げる人、という条件があります。)

イルカと同じプールに入り、最初は背中を触ったり、目の前で鳴くところを見たり、と軽いふれあいから始まります。
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そのうちキスしたり、参加者の間を猛スピードでぐるぐる泳ぎ回ったり、ヒレを持ってダンスのようにぐるぐる回ったり、など本格的なふれあいを体験します。
そして最後にメインイベント、「イルカのヒレにつかまって泳ぐ」があります。

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参加者が待っているところにイルカがゆっくり泳いできて、その瞬間パッとヒレを両手で掴んで、プール半周ほど引っ張ってもらうのです。
オバちゃんはつい「海のトリトン」(ふっる)的なものが展開されるのではと想像してしまったのですが、イルカにそこまではやっとれんわ、と怒られそうです。
そこそこの早さで、しかもイルカに引っ張られるので、これは楽しかったとのこと。

イルカの性格もいろいろあって、小さい子にも親切なコや飽きっぽいコなど、傍から見ていてもわかります。
飽きっぽいコは、大人の男性を引っ張るときに重かったのか、途中で止まって降ろしてしまいました
飼育員さんに叱られて、他の真面目なコが代わりにやっていました。

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最後は至近距離でジャンプを見せてもらって1時間のプログラムは終了。
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●いつか思い出してくれればそれでよし

娘に色々感想を聞いてみましたが、こちらが想像していたような「お目目キラキラさせて大興奮」には程遠く、「うーん、まあ楽しかったよ」くらいのうすーいリアクションでした。
親の方も「イルカ+子供=超常現象発生」みたいなテレビばっかり見ていたせいで期待値が高かったので拍子抜けでした。
うちの子がイルカが大好き!というわけではないからだろうと思いますが。。。いちまんよんせんえん。。。
まあいつか飲み会のネタにでもしてくれればいっか。
「イルカに乗って泳いだことあるよ」と少しばかり盛って。

そして帰り際には、「至近距離でプロのカメラマンが撮った極上の笑顔の我が子とイルカのツーショット」写真が販売されており、これを素通りできる親はなかなかいない。。。ので買ってしまいました。
1900円。わはは。

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