房総の道の駅「保田小学校」とは?
こんにちは、ルーペちゃんです。
今年も海浜幕張では「レッドブルエアレース」が開催され、今週末は騒々しいだろうなぁと覚悟していたのですが(去年のブログご参照ください)、今日は思いのほか静か。
後で聞いたら強風で中止になったとのこと。
それはそれで残念なので(←勝手)、明日は開催できますよう。
●道の駅激戦区にニューフェイス登場
房総半島の下の方、先っぽの部分は人気の観光地が集まっているために道の駅もたくさんあります。
どれもそれぞれ魅力的な道の駅で、ルーペちゃんなども気軽に足を踏み入れるとつい大量買いしてしまうのですが、そんな激戦区にさらに強力なニューフェイスが加わったとの情報を得て、GWに早速行ってみました。
名前は「都市交流施設・道の駅 保田小学校」。
2014年に廃校になった保田小学校の建物を利用して道の駅にしたそうです。
建物の由来を表す「小学校」という名称をそのまま残して道の駅にしたところがユニークですね。
場所は館山自動車道の鋸南保田ICを降りて1分、ほぼ目の前にあります。
抜群のアクセスに加えて、元小学校ならではの開放的な広々とした作りです。
大まかに分類すると「飲食店」「地域情報コーナー」「地域物産販売」「宿泊施設」「温浴施設」から構成されています。
●二階
ではみなさん興味津々(であろう)の宿泊施設から。
学校の建物の一階が飲食店や地域情報コーナー、階段を上がって二階が宿泊施設になっています。
各部屋はながーい縁側スペースでつながっており、すべての部屋を見て回ることができます。
宿泊者が入る時間にはここは閉鎖されてしまうので、部屋を見たい場合は午前中に。
ところどころ、ベンチや平均台などが置かれており、宿泊者同士がコミュニケーションできる場所のようです。
元学校だけあって備品の多くが懐かしい学校の机やイス。
座って「懐かしい〜」と声を上げてしまいました。
窓から覗いた部屋は、教室の面影を残した作り。
教室の後ろのロッカーや黒板がそのまま残っています。
これは子供と泊まったら喜ぶでしょうね!
大人一泊3500〜4000円とお手頃価格です。
天井が高くて開放感があり、清浄な空気が漂っている気がしました。
2階には温浴施設「里の小湯」があります。閉鎖されている時間だったので入り口のみ。
夜は宿泊者のみ利用可で、一般利用は11:30〜16:00までです。
●一階
カフェや中華、地元で大人気のピザ店の支店があったり地元のおふくろの味を提供する里山食堂があったり、バラエティ豊か。
どのお店も人でいっぱいです。
飲食店のほか、「鋸南百貨店 快」という、地元の名産品やアーティストとのコラボグッズを扱う雑貨屋さんがあります。
洒落たデザインの鋸山グッズなど、今まで見なかったようなグッズが豊富にあります。
またディスプレイもユニーク。
商品が跳び箱にディスプレイされています。
(千葉では珍しく)デザイナーさんの気概を感じる、とんがったセンス。
こういうこと、ドンドンやってほしいです。
子供連れにはうれしい遊戯施設も無料で利用できます。
長時間車に閉じ込められて貯まった子供のストレスをここで発散できます。
●体育館
そして体育館が、いわゆる道の駅の中核施設となる、物産販売所となります。
実はここが見どころいっぱいで、ワタシ的には大変楽しいところだったのですが、残念ながら店内撮影禁止だったので写真ではご紹介できません。
えーとですね、千葉の色んな道の駅やお土産屋さんに行って、ひとつふたつ、「おっこれセンスがイイな」と思う商品がありますよね。
そういう「千葉おみやげ界の精鋭」をずらっと並べたような品揃えだったんですよ。
たとえば、お酢屋さんが作ったこだわり瓶マヨネーズの「キサイチマヨネーズ」、
燻製工房が作った「燻製しょうゆ」「燻製オリーブオイル」
自然農法米で作った保田小オリジナル「玄米甘酒」、などなど。
パッケージもハイセンスで、これは「千葉のおみやげ」として人気が出るなというものばかりでした。
オリンピックに向けて各社本気出してきましたね!
体育館の外には園芸コーナーも。
●房総の旅の新たな拠点に
房総の山や海で思いっきり遊んだ後、この道の駅でお腹を満たし、ひとっ風呂浴びてさっぱりして、おみやげも買って、体制を整えて帰路につく。
ワンストップですべて整うこの施設は県外からの観光客にとって大変利便性が高いと思います。
また、日本の小学校の雰囲気を味わえるのは海外からの観光客にとっても興味深いことでしょう。
今まで「千葉のアカ抜けたおみやげ」探しに苦労していたワタシのような地元民にとっても、助かる施設ができました。
房総観光の折にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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