ペコちゃん 入谷のゲストハウスに泊まってみた《前編》
こんにちは。年末慌ただしいですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
年賀状を作ろうと過去のものを見ていたら、前回のひつじ年のときに送ったものを発見したペコちゃんです。
我が家の年賀状は「プリントごっこ」(ご存じですか?)で作成していました。ペコちゃんがセンスを買われ?デザイン担当。12月のある土曜日、家の一番広い部屋での年賀状作りが毎冬の恒例行事。
印刷元を作る→印刷(ガッシャンガッシャンと手動で)→インクがしっかりとついているので、重ならないように並べていく→翌朝乾いている こと を確認し、各自必要な枚数を配布。
(こんな流れでしたが、今気づきました・・・前回のでなくて、前々回のだ・・・ペコちゃん中学生でした。。)
夜遅くまで続き時には眠たい目をこすりながらの作業でしたが、両親、弟妹みんなでひとつのものを作っていくこと、楽しかったなぁ。
今はパソコンであっという間に作れてしまいますけど、こどもたちもう少し大きくなったら手作りで作ってみようかな。いもばんとか??
●ゲストハウスに泊まる
さてそんな師走の中、ペコちゃんtoco.さんに行ってきました。「toco.」と聞いて、「あぁこの前のカフェの近くにあるゲストハウスね」と思ってくださった方いつも読んでくださってありがとうござ います。
そうです、先日事務所近くにあるカフェ「イリヤプラスカフェ 」のことを書いた際に、少しふれたのでした。
toco. (トコ)さんは台東区入谷にあるゲストハウス。
2010年10月 オー プンで、Dr.loupe事務所からは徒歩5分ほどです。以前は眼鏡屋だった建物をリビングとし、その奥にある料亭だった建物に部屋、シャワーや食堂があります。
庭からみる。左手が宿泊棟、右が夜はバーになるリビング棟。
通りから見えるのはリビングだけでかなり幅が狭いのですがとてもかわいらしい雰囲気で、前を通るたびに気になっていたのでした。
サイトを見てみれば、古き良き古民家を居心地よく改装されていて何ともステキ。事務所周辺の探検を趣味とする私ペコちゃん、ぜひ行ってみたい!と意気揚々予約をしたのでした。(ちなみに宿泊は7歳以上。こどもたち月イチの父親宅お泊りのときに行ってきました。)
●どんな感じ?
ペコちゃん到着したのは18時過ぎ。チェックインして、施設の案内、部屋へ通してくれます。
今回ペコちゃんの選んだ部屋は、8人のドミトリー(相部屋)で男女混合です。2段ベッドが4つ。空いてるベッドならどこでもいいので、上にしてみました。こどもの頃、2段ベッドに憧れてました。念願叶ってこっそりうれしい。
それぞれ、カーテンで仕切られ、枕元にサイドランプがあります。
居間、朝食はこちらで。フリーのコーヒーやお茶などが用意されみなさんお話したり情報交換してました。
リノベーションしているところもたくさんあっておしゃれですが、古民家の温かさが元にあるので落ち着きます。外国の方にも人気なこと納得。
本来夕食はないのですが、行った日は月に一度のバーで食事のとれる日でした。毎月外部の方が来て下さって、お料理作ってくださるそうです。
6種類のお惣菜から3種選ぶお惣菜セットや牡蠣のおにぎり、温まるねぎスープ、かぼちゃの チーズケーキなどなど。ペコちゃんお惣菜選びきれず全部載せです(コンプリートというらしい)。
あ、ビールも映っていますが、宿泊客(ゲスト)は好きなドリンク1杯をサービスしてくれます(毎夜)。
そんなに広くはないバーですが、お客さんであふれていました。ゲストはもちろん、近くで働く人たち、以前泊まって雰囲気がすっかり気に入ってバーに寄る人たち、日本から世界から。
その中で、ひとりでいらっしゃってたおばあちゃま。東京近郊に住んでいらっしゃいますが英語を勉強されていて外国の方とお話したいと、よく来られるそうです。ニコニコと笑顔で身振り手振りまじえて、いろんな人とお話される姿はとてもかわいらしくステキでした。
翌日撮影したバー。元は眼鏡屋さん。日中はリビングで、みなさんの交流の場になっています。
お庭がまたステキなんです。
日本庭園で、きれいに掃除もされ、紅葉がちらほら・・・
ところでみなさん「富士塚」をご存知ですか?富士信仰に基づき、富士山に模して造営された人工の塚です。中央の写真がその富士塚、富士山の溶岩を運んでき積み上げられています。富士山山開きの日(現在は7/1)と前日のみ登ることができるそうです。
朝、清々しい空気が流れ、ゲストの方々ベンチで一息ついていましたよ。
そしてお楽しみの朝食。宿泊代(ドミトリー2700円)にプラス300円でおにぎり2つとお味噌汁、お茶がつきます。居間でいただくのですが、席についてからおにぎりを握ってくれるので、できたてあつあつ。具だくさんでおいしかった~
普段誰かのにぎってくれたおにぎりを食べることがないので、なんだか心に染みました。
観光する人、出張できていて仕事に向かう人、学会のため来ている学生さん、ゲスト皆さんの1日のスタートをあたたかく包んでくれます。
●ゲストハウスとは何ぞや?
アメニティサービスなどをはぶいた素泊まりの宿泊施設で外国ではバックパッカー(リュック1つで格安に泊まりながら長期的に旅をする人)が主に利用しています。
ドミトリーもありますが、ファミリールーム、そして女性専用のドミトリーもあります。
ペコちゃん、外国ひとり旅のとき宿泊はユースホステル(ゲストハウスとの違いはユースホステル協会に属しているかどうかで、 他違いはあまりないそう)のドミトリーにしていました。いろんな国の人たちが集まってきていて、話しを聞けて楽しかったのです。
ゲストハウスによって、外国の方が多かったり、少なかったりするそうです。toco.さんも日によって月によって違うとのこと。
今回toco.さんでもいろんな人に会えました。
同室だったシンガポールに留学帰り日本に寄ったカナダの大学生の女性、大阪と東京観光に来た韓国の男性。日本人で、入谷界隈が好きでよく散策に来る人、スペインに留学していた人。
toco.さんの雰囲気でしょうか、皆さん気さくで壁がない感じ。初めましてなのに、すぐ打ち解けてしまいます。
スタッフの方々も気さくで、かまってくれたり、ほうっておいてくれたり距離感が絶妙で、懐が広い。のびのびと過ごせます。ゲストの方々行ってきまーすとチェックアウトしていましたが、本当にアットホームでまた来ようと思ってしまう。
スタッフの方にこの辺のおすすめは?と尋ねると、「僕は断然谷中っすね!」と熱くおすすめのところ教えてくれました。自転車を借りて、ペコちゃん巡ってきましたよ~
次のペコちゃんの回では、《後編》谷中散策をお届けしますね!
>>>レントゲン読影サービス ドクタールーペ<<<