Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

この時期だから知っておくべき、感じのいいお礼状の書き方

こんにちは、最近美容院を変えたら「ものすごくカットが上手・高い・雑誌がVOGUEとELLEしか置いていない」ことに悩むルーペちゃんです。「MARTもオレンジページも置いてある・安い・カットはそこそこ」な美容院に戻るべきか。。。あなたならどうします?

●夏の元気なごあいさつ~♪

お中元シーズンまっただ中、あなたは贈ったりもらったりラジバンダリしましたか?(知らない間に解散してたんだな~
一般に、7月初めから15日あたりまでがお中元を贈る時期です(関西では1ヶ月ほど遅いそうです)。上司と部下の関係が希薄になり、家族ぐるみの付き合いをしなくなった昨今では、若い人はあまりお中元のやりとりはしないかもしれませんね。
しかし年配の方々にとってはまだまだ贈答の習慣は身近なもの。油断しているとある日突然目上の人から贈り物が届いてあわてることがあります。

●すぐに返すは敵返し

20070824_408402.jpg

そんなとき「わっもらっちゃったどうしよう、すぐお返しをしなくちゃ」とデパ地下に走るのはNG!ネットでポチるのもNG!
ルーペちゃんの母親がよく言っていたのが「すぐに返すは敵(かたき)返し」という言葉。いただきものをしてすぐお返しするのは、まるで「敵に借りを作りたくない」と思っているようで、相手に失礼だというもの。

ルーペちゃんもお祝いやプレゼントを贈って3、4日でお返しをいただいた経験が何度かありました。「お返ししなくっちゃ!」という気持ちは分かるけど、もうちょっとゆったり構えていればいいのに。。。と決していい印象は受けませんでしたね。

贈る方としては甘えてもらった方が気が楽だったりするんですよね。日本人は甘えベタと言いますが、甘える方にも技術と度量が必要なので、一旦は思いっきり人の厚意に甘えたらいいと思うのです。

●もらってうれしいお礼状の書き方

ELL96_hanatotegamitate132610500.jpg

「すぐにお返しする」人というのはもしかして「お礼状」とごっちゃになっているのではないでしょうか。お返しはすぐにしてはいけませんが、お礼状はいただきものをしたらすぐ書きます。できれば翌日には投函したいものです。

自分のことを思って贈り物をしてくれる相手なのですから、少なくとも自分に好意的であることは確かです。そんな相手に文例集からそっくり抜き出した形式的な当り障りのない文章のお礼状を書くよりも、少し打ち解けた雰囲気を出し「私はあなたに心を開いていますよ」ということを表現した方が、もらう方もずっと嬉しいはずです。
そこで、ほどよく力を抜いた、失礼にならない程度の親しさを込めたお礼状の書き方を考えてみましょう。

(1)時候の挨拶

ネットを探せばカッコイイ挨拶がいくらでも出てくる昨今。しかし使い慣れていない言葉というのは着慣れない服のように、傍から見れば板についていないことは一目瞭然。男子中学生みたいな字で「酷暑のみぎり」「仲夏の候」とか書かれても、「背伸びしてんな」としか思ってもらえません。
自分の最近の生活で感じた気候」について書くと、あなたの存在が相手により身近に感じてもらえます。ネタとしてはたとえば、

・通勤途中に出会ったつばめの話
・通勤途中にある家で朝顔が咲いていた話
・通勤電車の中が暑くて汗だくになる話
・通勤帰りの夜風が気持ちいい話
・通勤途中の立飲み屋で飲むビールがますます美味しくなった話

ほらっ!通勤途中のことだけでも山のようにネタが見つかるじゃありませんか。漢字二文字のカクカクした言葉よりもよっぽどあなたの普段が垣間見れて、いいと思いますよ。

(2)美味しい/嬉しい/助かった

基本的には上記の3つのどれかを言えば、お礼状の役割は8割方終ったも同然。食べ物、雑貨、食事会、お祝い金、だいたいこの3つのどれかで対応できます。
ただ「食べておいしかったです!」とだけを書くと小学生の作文感が漂うので、デキる大人としては「自分の生活においてどのように用いたか」まで踏み込んで書くことがコツです。

食べ物をもらったとき→「箱を開けた瞬間、家族全員で目を輝かせました。」「さすが有名な◯◯の△△、滅多に味わえない美味に思わず友人に自慢してしまいました」
食事会に招かれたとき→「こんなに楽しい時間を過ごしたのは久しぶりで、帰り道で思い返しながらニヤニヤしてしまいました。」
お金をもらったとき→「◯◯を買う予定だったので、ちょっと奮発していいものを買うことができました。」

(3)相手への感謝の気持ちを述べる

IMG_4708.jpg

品物やしてくれたことへのお礼というよりは、「自分のことを思ってくれてありがとう」という意を込めて伝えましょう。言葉としては「温かいお心遣いをいただきありがとうございます」が一般的ですが、その人が何か特別に骨を折ってくれたとか、毎年何かをくれるような場合はそのことにも触れて感謝を伝えます。

(4)「そういえば・・・」的な余談

相手の趣味や仕事、または相手と自分が共有していることについて書くと、「私もあなたのことを思っていますよ」という気持ちが伝わります。相手の趣味や仕事について「最近◯◯はどうですか?近々また話を聞かせてください」と書くと、自分に興味を持ってくれているんだなと嬉しくなります。親しい間柄なら共通の知り合いや子供・孫の話題もいいですね。

(5)結びの定番「ご自愛ください」に注意

手紙の結びに「ご自愛ください」はとても便利です。「まだまだ寒い(暑い)日が続きます、ご自愛~」「季節の変わり目につき、ご自愛~」「天候不順な時季につき、ご自愛~」のパターンでほぼ1年間回せます。

ひとつ気をつけたいのが、「ご自愛ください」はその一言で「自分の体に気を付けてね」という意味を表すという点。ときどき「お体ご自愛下さい」という表現を目にしますが、これは「馬から落馬」と同じ二重表現になるのでお気をつけ下さい。

●まとめ

IMG_4715.jpg

構成が分かっていればお礼状は短時間でも書けるものです。字が上手でなくても今は「味がある」という便利な言葉があるので、臆病にならずに堂々と感謝を伝えましょう。なお、投函するときは2円切手が追加されているか、要確認です。(4月から葉書は52円、封書は82円ですよ)

>>>レントゲン読影サービス Dr.LOUPE<<<


どっちも初耳?「開張足」には「足半」

こんにちは、「たべっ子どうぶつ」でねずみが「rat」と書かれていたことに小さく衝撃を受けたルーペちゃんです。それ食欲わかないわ?。

私の書いた「アジアの男性の背中が強烈に丸まってる件」へのアンサーとしてペコちゃんが先日「背中が丸くなる原因と対策」という記事を書いてくれました。「人種的な問題でアジア人は背中に筋力がつきにくい」とのことでしたが、「そっかーそれじゃしょーがないなー」とこの問題を終わりにしようとした人はいないですね?σ(゜ε゜;)?

アジア人だって背中がピシっと伸びた姿勢の良い人はたくさんいるじゃありませんか。なんとかできるはず、いやなんとかしましょうよ!

●足の裏を意識すると姿勢が良くなる

ルーペちゃんが習っているストレッチのレッスンのことを以前「1時間半のレッスン中1時間は肩甲骨の運動をする」と書きましたが、では残りの30分何をしているかというと、足首から下の運動をしています。まあちょっと盛りましたが遠からずです。

足の裏や甲を丹念に伸ばしたり、足指を使った運動をしたり。ルーペちゃんはレッスン中少なくとも3回以上は足がつってしまうので、普段その辺りを使ってないことがよく実感できます。

ストレッチの先生は「足の指を全部使うように意識して」とよく言います。立つときも歩くときも、足の指をまんべんなく使うようにすると、後ろに傾いていた重心が前に戻ります。そうなるとおのずと骨盤が下を向く位置に戻ります。骨盤が下を向くと背筋が伸びます。そしてアゴが引かれます。

ああっ!!知らない間にいい姿勢になっちょる!!と驚くことになるのです。足裏おそるべしです。風が吹けば桶屋がもうかるのと同じように、足の裏を意識すると姿勢が良くなるのです。

●開張足

先生はこうもおっしゃっています。「現代人の足の裏は危機的状況です」。特に足の裏のアーチが崩れている人が多いそうです。土踏まずがぺったんこなのは「扁平足」であると誰もがよく知っていますが、足の裏のアーチは前後だけじゃなくて左右にもあるってご存知でしたか?

IMG_0152.jpg

親指から小指にかけてアーチがあることによって、足裏の柔軟性が保たれ、歩いたときの衝撃を和らげバランスよく立ったり動いたりすることができるのです。

IMG_0151.jpg

この横のアーチが崩れてつま先がべったり広がってしまっている状態が「開張足」です。開張足は外反母趾やタコ・魚の目など足トラブルの大きな原因のひとつです。

●足半

開張足は現代人の「足指を使わない姿勢や歩き方」が引き起こしたものですが、昔の人は足指の重要さをよく分かっていたようです。

IMG_4627.jpg

さてこれは何でしょう?

ダイエットスリッパでも子供用の草履でもありません。これは「足半」と書いて「あしなか」と呼びます。特徴は、土踏まずの半分までしかない長さと、足指が全部外に出てしまうことです。体の重心の矯正と足指を効果的に使うことで滑りにくく、普通の草履よりも力が入りやすいそうです。

昔の農家さんや力仕事をする人、船員さん、籠屋さんたちなどに使われていました。ちなみに上野公園の西郷隆盛像は、この足半を履いているそうです。
時代考証のしっかりしている時代劇を観ていると、しばしば家に上がるときたらいの水で足を洗うシーンがありましたが、これも足半を履いているため足裏が汚れていたからなのです。

●足半の履き方

IMG_4632.jpg

現在の足半は開張足や外反母趾の治療にも使われることがあるほど、足裏の矯正に効果を発揮します。履いてみるとちょっとバランスを取るのが難しくふらつくことがありますが、背筋がピッと伸びて足裏がしっかり大地を捕まえている感じがします。

足半が外反母趾の治療に効果があるという評判が上がったため、ネットで検索すると足半を売っている色々なお店が出てきますが、間違った履き方を紹介しているところもチラホラ見かけます。

IMG_4635.jpg

「足指を思い切って全部外に出し、床につける」のが重要なのです。足半が「踏ん張って力仕事をするためのツール」であることを思い出せば納得いただけるかな?

●足裏のトレーニング方法

DSC02022.jpg

足裏を強化するためのトレーニング方法で先生が教えてくださったのが、「タオルトレーニング」。床にフェイスタオルを置き、かかとを床につけたまま足指でタオルをたぐり寄せます。

DSC02024.jpg

これ、見た目よりキツイんですよ。。。タオルの端から端までやると、もう足の裏がつりそうにブルブルします。朝晩一日二回で、足裏強化にとても効果があるそうです。

●まとめ

「姿勢を良くするには、あごをひいて胸を張ってお腹をひっこめて骨盤を下に向けて足を肩幅に広げて腰を伸ばして。。。」と考えることがたくさんあって、何が何やら頭が混乱してしまいます。
ところが「足指を全部使って立とう」と思うだけで自然とそれらのことがいっぺんにできてしまうので、覚えることが一つで済みます。体の精密さに感心するとともに、体というのは全部つながってできているのだなあと今更ながら実感するのでした。小さいけれどもいい仕事をしますよ、足指。

>>>レントゲン読影サービス Dr.LOUPE<<<


もう受けた?健康診断あるある

こんにちは、娘とケンカするとお互いにハードディスクレコーダーに録画した番組を消して報復し合うルーペちゃんです。娘がまだ観ていない「ドラえもん」や「妖怪ウォッチ」を消してざまみろ?と思っていたら、仕返しに「シャーロック・第3シーズン」を消されてしまって涙目です。再放送が待ち遠しいです。

最近、年に一度の健康診断と、マンモグラフィの検査を立て続けに受けました。年々検査項目が増え、もう健康を過信できない年齢になったのだなぁとしみじみ思います。就職してから、かれこれ20年近く毎年健康診断を受けているわけですが、一昔前と比べると最近の健診のホスピタリティってすごいと思いませんか?

machiai.jpg

健診の定番といえば「不機嫌な看護師さん・長い待ち時間・簡素な長椅子」だったのに(あくまでも私見ですよ)、最近の健診といったら、もうどこのホテルスタッフかと見まごう笑顔と洗練された振る舞いの看護師さん、よどみのない流れ作業、そして快適な更衣室と待合室、なんてところばっかりです。

実際、先日ルーペちゃんが集団健診を受けた会場はシティホテルですよ、ホ・テ・ル。快適だし看護師さんは優しくしてくれるし、あまりにも流れ作業が極まりすぎて20分くらいで終わってしまうのがむしろ残念なくらい。ここなら半日いてもいいです。いやいさせて。

イヤな目に遭うと思うと足が遠のきますが、快適だと思えば足を運ぶことに何のためらいもありません。健診を快適にすることは、ひいては人々の健康を守ることにつながります。それを目的とした医療機関の方々の努力のたまものなのです。

さて続いては、そんな健診に毎年積極的に参加するルーペちゃんの「健診あるある」をご紹介します。共感できる項目があったらぜひフェイスブックにコメントを!

souchi.jpg

●二度見される

まずは乳房のエコー検査でのできごと。乳房のエコー検査では、胸全面にジェルを塗り、エコー器具を行ったり来たりさせながらまんべんなく調べていきます。あるときそのストロークがピタッと止まり、先生が「ムムッ?!」という顔で画面と胸を見比べた!そしてすでに通り過ぎた部分に再び当てて「二度見」!。いやー勘弁、もうこっちは生きた心地がしないです。「二度見」はホント、心臓に悪い。「私もいよいよか。。。」と覚悟しましたが、幸い結果は「異常なし」。じゃあますますあれは何だったんだという気が。。。終わったことなので考えない考えない。

●エコーで塗ったジェルを拭いてくれるとうれしい

「あまえんぼさん♪」と言われそうですが、こっちは身も心も委ねてリラックスしているので、できれば全部おまかせしたい。キッチンペーパーを2,3枚渡されて「じゃ後は自分で」と言われると少し悲しくなります。ちなみに「大当たり」は「蒸しタオルで先生が拭いてくれる」です。しかし今年はなんと先生がティッシュをシャッシャッと2,3枚出して胸の上にファサッと置かれ、「じゃそれで拭いてください」ですと。。。
なぜ床にボロボロのティッシュのカスが大量に落ちているんだろうと思ったら、そういうことか。先生、ティッシュじゃ無理です!

●採血のとき腕を縛り直される

最初にゴムで縛って採血しようとしたものの、「こりゃアカン」と思われたのかもう一度力いっぱいギュウウウと縛り直してから採血されることがときどきあります。「血管が脂肪に埋もれててすいません」と申し訳ない気持ちになる一方、「ベテランの看護師さんはイッパツで探り当ててくれたのに?」と逆恨みする気持ちにもなります。採血のため握るこぶしが、悔しさでますます固くなるのです。

●ひとりの人と話し込んで渋滞する

先日の健診での話ですが、乳がん指導のコーナーで私の前の人が先生と盛り上がり、10分ほど待たされました。親戚の人が乳がんにかかったときの話を延々となさっていたので「自分のことじゃないのに・・・」と思いながら聞いていたのですが、先生も切り上げるどころか「うんうんそうなのよね~」と話を弾ませていました。
男性には驚かれるでしょうが、実はコレ(特に40代以上の)女性の健診ではそんなに珍しくない光景です。女性は「共感」を大事にする生き物です。初対面だろうがどこからか共通点を見出して共感することで、心を開き仲間であると認識します。
受診者の心を開き、言いにくいことまで聞き出して病気の芽を発見するには、このやり方は効果が高いのではないでしょうか。

E146_ryoutedegu500.jpg

●ちょっと具合が悪いところがあると言うと必要以上にビックリされる

これも「共感」の一端なのかな?年配の女性の先生に「1ヶ月くらい胸がイタイ」と伝えたら「あらっ、まあっ、あなた大丈夫?!」とものすごく心配されました。その後の問診もこまかーく聞き取りされ、それを問診票に小さい字でびっしりと書き込まれました。いや、本人至って元気なんですが、かえって先生をびっくりさせちゃって申し訳ない。「今日の検査はやめたほうがいい」とまで言われたのにムリヤリ検査をしていただきましたが、この件も「異常なし」でした~。カミサマ(゚人゚)アリガトゴザイマス

●問診票が他の人から見える位置に置かれている&検便検尿を目の前で確認される

一昔前はよくありましたねえ、こういうこと。特に身長体重測定のとき!ひどいところだと「◯◯センチ、??キロ」と読み上げたりされたっけ。最近多くの施設では問診票を挟むファイルが個人情報保護対応の「中身が見えづらい模様付き」なので、人からチラ見される心配もなくなりました。

検便検尿を目の前で袋から出して確認されることはまだありますね。採取し忘れで検査を受けられないことがないようにとの親心(?)なんでしょうけれども、自分のモノとはいえ、改めて目の前に出されるといたたまれない気持ちになるのはなぜー。

●おまけ:ユニクロのブラトップは健診に最適

今回初めてユニクロのブラトップでマンモグラフィ検査を受けましたが、あまりの便利さにみなさんにおすすめしたくなりました。集団健診の場合、レントゲン車が建物の外に停まっていることが多く、ノーブラで建物の外に出てノーブラで普通に道を歩き、またノーブラで帰ってこなければなりません。「40のノーブラ誰が見る」という格言もありますけど(嘘)、そこはそれ、女性の慎みとしてちょっとどうなのと思う方も多いと思います。

そんなときにブラトップ。検査を受けるときは肩紐を外してお腹の下までずらせば脱がなくてもOK。3秒で脱ぎ着ができ、検査に支障をきたさない、ノーブラの心配もない、超ベンリなグッズです。ノーブラにお困りの方はおためしあれ!

>>>レントゲン読影サービス Dr.LOUPE<<<