Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

この時期だから知っておくべき、感じのいいお礼状の書き方

こんにちは、最近美容院を変えたら「ものすごくカットが上手・高い・雑誌がVOGUEとELLEしか置いていない」ことに悩むルーペちゃんです。「MARTもオレンジページも置いてある・安い・カットはそこそこ」な美容院に戻るべきか。。。あなたならどうします?

●夏の元気なごあいさつ~♪

お中元シーズンまっただ中、あなたは贈ったりもらったりラジバンダリしましたか?(知らない間に解散してたんだな~
一般に、7月初めから15日あたりまでがお中元を贈る時期です(関西では1ヶ月ほど遅いそうです)。上司と部下の関係が希薄になり、家族ぐるみの付き合いをしなくなった昨今では、若い人はあまりお中元のやりとりはしないかもしれませんね。
しかし年配の方々にとってはまだまだ贈答の習慣は身近なもの。油断しているとある日突然目上の人から贈り物が届いてあわてることがあります。

●すぐに返すは敵返し

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そんなとき「わっもらっちゃったどうしよう、すぐお返しをしなくちゃ」とデパ地下に走るのはNG!ネットでポチるのもNG!
ルーペちゃんの母親がよく言っていたのが「すぐに返すは敵(かたき)返し」という言葉。いただきものをしてすぐお返しするのは、まるで「敵に借りを作りたくない」と思っているようで、相手に失礼だというもの。

ルーペちゃんもお祝いやプレゼントを贈って3、4日でお返しをいただいた経験が何度かありました。「お返ししなくっちゃ!」という気持ちは分かるけど、もうちょっとゆったり構えていればいいのに。。。と決していい印象は受けませんでしたね。

贈る方としては甘えてもらった方が気が楽だったりするんですよね。日本人は甘えベタと言いますが、甘える方にも技術と度量が必要なので、一旦は思いっきり人の厚意に甘えたらいいと思うのです。

●もらってうれしいお礼状の書き方

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「すぐにお返しする」人というのはもしかして「お礼状」とごっちゃになっているのではないでしょうか。お返しはすぐにしてはいけませんが、お礼状はいただきものをしたらすぐ書きます。できれば翌日には投函したいものです。

自分のことを思って贈り物をしてくれる相手なのですから、少なくとも自分に好意的であることは確かです。そんな相手に文例集からそっくり抜き出した形式的な当り障りのない文章のお礼状を書くよりも、少し打ち解けた雰囲気を出し「私はあなたに心を開いていますよ」ということを表現した方が、もらう方もずっと嬉しいはずです。
そこで、ほどよく力を抜いた、失礼にならない程度の親しさを込めたお礼状の書き方を考えてみましょう。

(1)時候の挨拶

ネットを探せばカッコイイ挨拶がいくらでも出てくる昨今。しかし使い慣れていない言葉というのは着慣れない服のように、傍から見れば板についていないことは一目瞭然。男子中学生みたいな字で「酷暑のみぎり」「仲夏の候」とか書かれても、「背伸びしてんな」としか思ってもらえません。
自分の最近の生活で感じた気候」について書くと、あなたの存在が相手により身近に感じてもらえます。ネタとしてはたとえば、

・通勤途中に出会ったつばめの話
・通勤途中にある家で朝顔が咲いていた話
・通勤電車の中が暑くて汗だくになる話
・通勤帰りの夜風が気持ちいい話
・通勤途中の立飲み屋で飲むビールがますます美味しくなった話

ほらっ!通勤途中のことだけでも山のようにネタが見つかるじゃありませんか。漢字二文字のカクカクした言葉よりもよっぽどあなたの普段が垣間見れて、いいと思いますよ。

(2)美味しい/嬉しい/助かった

基本的には上記の3つのどれかを言えば、お礼状の役割は8割方終ったも同然。食べ物、雑貨、食事会、お祝い金、だいたいこの3つのどれかで対応できます。
ただ「食べておいしかったです!」とだけを書くと小学生の作文感が漂うので、デキる大人としては「自分の生活においてどのように用いたか」まで踏み込んで書くことがコツです。

食べ物をもらったとき→「箱を開けた瞬間、家族全員で目を輝かせました。」「さすが有名な◯◯の△△、滅多に味わえない美味に思わず友人に自慢してしまいました」
食事会に招かれたとき→「こんなに楽しい時間を過ごしたのは久しぶりで、帰り道で思い返しながらニヤニヤしてしまいました。」
お金をもらったとき→「◯◯を買う予定だったので、ちょっと奮発していいものを買うことができました。」

(3)相手への感謝の気持ちを述べる

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品物やしてくれたことへのお礼というよりは、「自分のことを思ってくれてありがとう」という意を込めて伝えましょう。言葉としては「温かいお心遣いをいただきありがとうございます」が一般的ですが、その人が何か特別に骨を折ってくれたとか、毎年何かをくれるような場合はそのことにも触れて感謝を伝えます。

(4)「そういえば・・・」的な余談

相手の趣味や仕事、または相手と自分が共有していることについて書くと、「私もあなたのことを思っていますよ」という気持ちが伝わります。相手の趣味や仕事について「最近◯◯はどうですか?近々また話を聞かせてください」と書くと、自分に興味を持ってくれているんだなと嬉しくなります。親しい間柄なら共通の知り合いや子供・孫の話題もいいですね。

(5)結びの定番「ご自愛ください」に注意

手紙の結びに「ご自愛ください」はとても便利です。「まだまだ寒い(暑い)日が続きます、ご自愛~」「季節の変わり目につき、ご自愛~」「天候不順な時季につき、ご自愛~」のパターンでほぼ1年間回せます。

ひとつ気をつけたいのが、「ご自愛ください」はその一言で「自分の体に気を付けてね」という意味を表すという点。ときどき「お体ご自愛下さい」という表現を目にしますが、これは「馬から落馬」と同じ二重表現になるのでお気をつけ下さい。

●まとめ

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構成が分かっていればお礼状は短時間でも書けるものです。字が上手でなくても今は「味がある」という便利な言葉があるので、臆病にならずに堂々と感謝を伝えましょう。なお、投函するときは2円切手が追加されているか、要確認です。(4月から葉書は52円、封書は82円ですよ)

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