あなたはかぼす?すだち?それともゆず?
こんにちは、「アメトーク」の「しょうが芸人」でやっていた
「豚肉と白菜の生姜鍋」にドはまりしているルーペちゃんです。
のっけから固有名詞連発で恐縮です。
が、これが驚くべき美味さでして、早くも「2014年覚えてよかったレシピ」
の筆頭に踊り出ました。
豚肉と白菜と生姜があれば、いえ豚肉と生姜があればあとはもやしでも
水菜でもキャベツでも何でもいいです。
出来上がり直前に、生姜の千切りをこれでもか!というほど乗せます。
一回の鍋で生姜一袋分くらい使います。
数分蓋をして蒸らして生姜に熱を通し、できあがり。
ポン酢、ごまだれ、柚子胡椒、お好みのたれで召し上がってください。
生姜というのは十分すぎるほどの健康効果を持ちながら、
こんなに美味しくて他の食材をも引き立てて、全くもって偉すぎる。
(生姜の健康効果について詳しくはドクタールーペブログ
「健康効果のデパート、生姜を食べる」をご覧ください。)
ところでお宅では鍋はどうやって召し上がっていますか?
最近は美味しいご当地ポン酢がどこでも手に入りやすく、
またパックの鍋つゆの種類も豊富に揃っていたりしますので、
鍋にバリエーションを持たせるにはいい環境ですね。
ただやはり昭和生まれのルーペちゃんは「鍋=ポン酢」と強く
刷り込まれているので、99%の場合はポン酢、冒険してギリギリごまだれってとこでしょうか。
福岡出身の夫はポン酢の他に必ず「柚子胡椒」と「かぼす果汁」を要求します。
夫に食の嗜好がよく似ている娘に至っては、ポン酢も使わず
「かぼす果汁」だけをかけてうまいうまいと食べています。
塩気はいらんのか。。。
「かぼす」って関東ではそんなにしょっちゅう見かけるものではないので、
私は結婚して初めて日常的に使うようになりました。
味を説明しろと言われても難しい。。。ゆずより酸っぱくなくて
ゆずよりマイルドで青っぽくて。。。
そう、「ゆず」を比較対象に出さずにはいられないふんわり感なのです。
やっぱり関東育ちの私にはゆずがしっくりきますね。
実家の庭に大きな柚子の木が生えていて、毎年たくさんの実をつけます。
最初は喜んで200個くらいもらってきては、ゆず茶やらゆず化粧水やら
ゆず果汁やら大量に仕込んでいましたが、もはや手間ひまの分を考えると
買ったほうが安いので、もっぱらゆず風呂用になってしまいました。
ゆずの薫りを十分に楽しむためには、皮の部分に含まれる香気成分
「ユズノン」を引き出すことが重要です。
給食にみかんが出たとき、皮をギュッと潰してぴゅっとでる液を
友達の顔にかけっこして「目にしみる~」と遊んだことがありますよね?
(私はわりと毎回やっていたような。。。えっやったことない?)
あの要領で、果汁を絞った後皮から出る液をプラスするとユズノンが
抽出され、薫りが格段に良くなります。
ゆずを絞る際にはレモン絞り器ではなく、皮ごと手で全体をぎゅーと
潰すようにするのもよい方法です。
捨てるところのないゆずですから、とことん使いきりましょう。
絞った後の皮は刻んではちみつとあえてお湯を注げば「生ゆず茶」
(あの辰巳芳子先生がやってるのをテレビで見ました)。
種のぬめりは化粧水になりますが、ルーペちゃんみたいに絞った後そのままの
手でダイレクトに顔に塗りたくったりすると、
あとでヒリヒリしてひどい目にあいますのでご注意を!