Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

ルーペちゃん引越しを機に断捨離する(前編)

こんにちは、ご無沙汰しておりました、ルーペちゃんです。
ちょっとプライベートで色々あったので、一ヶ月ブログをお休みさせていただいておりました。

●結婚してから7回目の引越しでした

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・・・訳ありげな言い方をしてしまいましたが、単なる引越しです。
しかも同じマンション内で違う部屋に移っただけという。
業界用語でいう「同建(どうたて)」ってやつです。
引越し屋さんが使っていたのを聞いて私もどこかで言ってみたかったのでここで言いました。

引越しくらいで一ヶ月お休みをいただくことに、当然後ろめたさや申し訳無さはあふれるほどあるのですが、「いやもう体力がもたないっス!」というのが正直なところ。
ここ10年位、ほぼ3年おきに引越しをしているのですが、回を重ねるごとに気力・体力・集中力が落ちているのをしみじみと感じます。
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計画性のなさにかけては絶対の自信を誇るルーペちゃん、引越しの荷造りも「もういいかげんやらないとヤバい」というデッドラインを超えてから手を付けることがほとんどです。
ですがそのヤバさが通常では考えられない集中力を呼び起こし、3日くらい寝食を忘れて没頭して間に合わせるのがこれまででした。

しかし今回は間に合わないことが分かっていても、体が動かなくて。
ダンボール3つ作っては休憩、5つ作っては休憩、という超スローペースでやっても息も絶え絶え。
荷造りのほかに時間と手間のかかることもあったので(後述)、いっぱいいっぱいでした。
日本語に「いっぱいいっぱい」という表現があってくれてありがとう!と思うくらいこれ以上ない「いっぱいいっぱい」でした。
みんな、40過ぎると急にこうなるよ!ほんとだよ!

●面倒だから捨てちゃえ、でも捨てる方が面倒

そんな私が「あーもう荷造り面倒!全部捨てちゃえ!」と思ったとしても誰も責められないでしょう。(いやそんなことはない)
特に気が滅入ったのはベランダ関係
前の物件にはわりと広めのルーフバルコニーがついていたので、調子に乗った私は100枚近くのウッドタイルを敷き詰め、ガーデンテーブルにガーデンチェア、さらには家庭菜園まで手を広げておりました。

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(うちではありません。参考写真)
これを移動させるとなると「庭」の引越しに近いものがあります。
大量のウッドタイル、大量の土、大量の植木鉢、大量のガーデニンググッズ・・・
その時点でガーデニングに飽きていたこともあり、潔く全部捨てようと粗大ごみ集収に電話をかけました。
しかしこのご時世、「はいはいどうぞ〜」というわけにはいかないのですね。
この量を伝えた時点でまず「一回では回収できない」と言われました。
さらに「ウッドタイルの部品や材質によっては市で回収できないこともある」とのこと。

それではらちがあかないので自分で粗大ごみ事業所に持込みしようと電話をかけてみました。
するとそこでも「見てみないと引き取れるか分からない」「住宅用建材と判断した場合は引取できない」「量が多いので業者ではないのか。業者なら引取できない」などと言われました。
100枚のウッドタイルを運んで行って、「引き取れません」と言われたときのショックを考えると持ち込むことにも二の足です。
つまりは遠回しに「市ではなく回収業者に頼め」ということのようです。

●捨てるにもしまうにもお金がかかる

量が多いのは私が悪いんですけどね・・・
IKEAで気軽に購入したウッドタイルがこんなに行き場がないものとは思いませんでした。
今はどこの自治体も財政難で、ごみ処理コストの削減は大きな課題となっています。
私の住む千葉市でもごみ減量に力を入れていて、家庭ごみの減量を目指して昨年から手数料徴収制度が始まったところです。
粗大ごみの手数料は370円から最高で1500円までかかります。
捨てるにもそれなりの手間とお金がかかることを、買うときは忘れちゃうんですよね。
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かといって使わないものを置いておくのもタダではありません。
家のどんなスペースにも家賃やローンを払っているわけだし。
何より日常生活の支障になるようなモノの置き方をしていると、日々のストレスや手間と時間のロスで見えないコストがかかってきます。
買い物をするときは、いらなくなったときのことを具体的に思い描いてからにした方がよさそうです。
矛盾する言い方ですが、断捨離の第一歩はムダ買いしないことと見つけたり!

●ルーペちゃんちの特殊事情

ルーペちゃんちはゴミを捨てるのにある困難があります。
それは「ダストシュート」。
この地区のすべてのマンションは、ゴミ収集をダストシュートから地下パイプを通して行っているのです。
ダストシュートが開いている時間はいつでも捨てられて衛生的、という利点はありますが、「大きいものは捨てられない」というデメリットがあります。
可燃ごみも不燃ごみも、共に10リットルのゴミ袋がMAX
10リットルってわかります?コンビニの袋レベルの小ささですよ。
ちょっとでもはみ出したり重すぎたりするとパイプが詰まって直すのに5万円以上の費用がかかります。
ゴミ袋ひとつ作るのに細心の注意を払う必要があるのです。
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ではちょっと大きい可燃・不燃ごみを捨てたいときはどうするか。
市のゴミ収集事業所に電話をかけて、◯◯と◯◯を捨てたいのですがと伝えると、日にちと整理番号をもらえます。
だいたい電話をかけてから1週間後、整理番号を書いた袋を集積所に置くと持って行ってもらえます。
要は粗大ごみと同じように、予約と日にちが必要なのです。
後から「あ、あれも捨てたい」と気づいてもダメなのです。
この心理的障壁!なんと面倒な。

●モノよりスペース

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今回の引越しを機に、
・家具は軽いものに
・モノ1種類につき所有するのはひとつだけ
・どうせ持つなら小さいもの
をモットーに大幅な断捨離を行いました。
「都会生活者にはモノよりスペースの方が貴重品よ!」と都会と言うには微妙な千葉の幕張で叫んでおります。

まだ使えるものに関しては、BOOKOFFさんに服や家具・グッズを大量に持ち込んで引き取ってもらい、子供の本やおもちゃはペコちゃんがわざわざ横浜から車を飛ばして引取にきてくれました。

 色々な方のご協力のおかげで、引越し後の我が家も徐々に片付きつつあります。
次回はルーペちゃんちが断捨離してどうなったか?をお伝えします。
ところで結局ルーフバルコニーにあったものはどうなったかというと。。。
大量の土と植木鉢は実家の両親に頼んで持って行ってもらいました。
土は父の畑で第二の人生(?)を送っているそうです。
そしてあれほど困ったウッドタイルとガーデンテーブル等は、引越し屋さんがサービスで回収してくれました。
私が泣かんばかりに感謝しまくったことは言うまでもありません。
 
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