Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

落ち込みから抜け出すには、高尚なことをしよう

こんにちは、てっきり風邪だと思っていたらどうやら花粉のアレルギー症状だったらしいルーペちゃんです。
微熱に頭痛に関節痛ときて、てっきりこれから本格的に高熱が出るぞと身構えていたら、そのままの状態で3日過ぎ4日過ぎ。。。これって花粉症の症状だな、とやっと気づきました。

●落ち込みから抜け出すには

突然ですが、猛烈に落ち込んだとき、みなさんはどうやって落ち込みから脱出しますか?
やけ酒、カラオケ、海山にレジャー、ジェットコースターで絶叫?なるほど。
ただ、享楽的な気分転換というのはそれが終わってしまえば元の木阿弥でまた落ち込みに戻ることも多いですね。

なぜなら自分自身になんの変化もないから。
「落ち込む」という気分は、だいたい自己否定とセットです。
「私ったらなんであんなことを」「私ってダメだなあ」「どうして私はいつもこうなんだ」
と自分へのダメ出しがエンドレスで襲ってくるので、歌を歌ったくらいではどうしようもないのです。

大事なのは「自己肯定感」。
「私って結構いいやつじゃん」「私頑張ってる」「私成長してる」が実感できてこそ、落ち込みから抜け出すことができるのです。
昨日よりはちょいとマシな私になったじゃないか、と思うためには思いっきり高尚なことをするといいのです。

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そこで、ネットで手軽に「高尚な自分磨き」が無料でできるサービスを集めてみました。
続かなくても意味がわからなくても、使ってみれば少なくとも昨日の自分よりは成長しているはずです。
「よくやった」と自分を褒めてください。

WEB-campus

WEB-campusは生放送と録画で主にビジネススキルを学べるサイトです。
無料登録すると生放送授業は無制限、録画授業は月1本視聴できます。
月525円のプレミアム学生に登録すると録画授業の受講も無制限になります。
現時点で録画授業が1533個、生放送136個あるので選択肢は豊富です。
Webマーケティング、エクセル、マクロ、経営などビジネスに役立つ授業が数多くあります。
たとえば「Illustratorで名刺制作」なんて超実用的な講座も。
ビジネス英語の講座もたくさんあるので、月525円で受講し放題なら一度も開かない参考書を買うよりお得かもしれません。

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gacco

NTTドコモのプロジェクト。
「無料で学べる大学講座」と銘打って、東大をはじめ各大学の講座が配信されています。
なので印象としてはWEB-campusよりもさらにアカデミックな内容のものが多い感じ。
また、宅建や行政書士、簿記三級講座など実務講座も揃っています。
受講者同士でディスカッションしたりレポートを採点しあったり、といったことも可能(有料の場合)。
WEB-campusは無料の場合はストリーム配信で、決まった配信日時に見なければならない制約があり、それがちょっと不便ですが、こちらは開講日以降であればオンデマンドで受講可能。

TED

ジャンルを問わず世界の一流の、第一線のまたは今注目すべき人たちの、プレゼンテーションをいつでも聞ける素晴らしいプロジェクト。
EテレでTEDのスピーチを紹介している「スーパープレゼンテーション」という番組を毎週放送しているのでもうみなさんにおなじみですね。

日本語の字幕がついているプレゼンだけでも相当な数があるので、好奇心の赴くままプレゼンを見続けることができます。
プレゼン内容もスピーカーの国籍も多岐に渡るので、続けて5つ6つ観ると相当脳みそを揺さぶられます。
似たような内容ばかりの「啓発本」「気分高揚本」を何冊も読むなら、TEDのプレゼンをいくつか観た方が新しい視点を得られると私は思います。

参考までに以下いくつか、私がおすすめするプレゼンをご紹介します。

(1)フィリップ・スタルクのスピーチ

「ネタか?」と思うくらいこてこてのフランス語なまりの英語で愛嬌たっぷりに語るのは彼がどのようにデザインするかについて。話がどんどんあさっての方向に進んで結局どんな話だったのかわからなくなるのですが。
シンプルで緻密でオシャレな彼のプロダクツから連想される人物像とは全く違ったので驚きました。
「ボクは一介のデザイナーですからね、クリスマスギフト専門の。」
なんて笑いを取りながらも、天才と呼ばれる人に共通する匕リヒリした突き抜ける何かを感じます。

(2)坂茂のスピーチ

震災の際、私が唯一寄付をした先が坂茂建築事務所でした。避難所でプライバシーを確保するため、間仕切りを作る取り組みをなさっていたからです。
紙の建築で有名な坂茂さんのプレゼンテーション、英語も堪能でいらっしゃるんだな~。

(3)ジェイミー・オリバーのスピーチ

英国のスターシェフ、ジェイミー・オリバーの食育に関するプレゼンは何度も見返してしまいます。
彼はこの話を昨日今日言い出したわけではなくて、もう10年以上も前からずっと取り組んでいるんですよ。学校の給食改善プロジェクトは彼が実際に汗水垂らして必死にやっていましたから。
実は私、昔からのファンで、彼のDVDはたいてい観てます。昔は可愛いかったんですが、今はだいぶ貫禄がついて、うーん、安心して見ていられるようになりました・・・ね。

(牛乳にまで砂糖を入れ)子どもたちがどれだけ砂糖を取らされているかを訴えるため、手押し車いっぱいに積んだ砂糖をステージにばら撒くというパフォーマンスを見せました。
私たちは子供が「飢えていなければ問題ない」と思いがちですが、歪んだ食生活を強いることは児童虐待であると、改めて考えさせられます。

(4)ジョー・スミスのスピーチ

「スーパープレゼンテーション」番組内で、ナビゲーターの伊藤穰一さんが「完璧なプレゼン」と絶賛されていたプレゼン。
内容は「ペーパータオルの使い方」。
これを観たあとは、必ずあなたも手を洗ったあと「12回」手を振ってしてしまうことでしょう。

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●umano

ハフィントン・ポストやフォーブズ、ヤフーニュース、CNETなど海外の有名どころのメディア記事をネイティブスピーカーが朗読してくれます。
英語耳の育成に聞き流すだけでもよいのですが、記事本文へ簡単に移動できるのがツボ。
文章を読みながら音読が聞けるので、TOEICのリスニング対策としても使えそうです。
ブラウザでもアプリでも利用できますが、通勤時間を利用するなら断然アプリが便利。

もし続かなくても、少なくとも「前を向いた」だけで状況は変わっています。
「昨日よりちょっとはマシな自分」になれるよう、お互い努力しましょう!

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