Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

オンライン英会話、やってみたらこうだった

こんにちは、何かに取り憑かれたように一心不乱にこま編みにはまるルーペちゃんです。
普段は模様編みも好きですが、精神的に疲れたりストレスが溜まったりするとこま編みに走ります(新年早々何が・・・)。
キメの揃った表面を見て、触って、うっとりして楽しみます。
芝生の庭づくりにはまるおじさんの気持ちがわかります。

IMG_6284a.jpg

新年が始まって1週間ちょっと。
バンバン流れるユーキャンのCMも風物詩となった1月は、何か新しいことを始めたくなる季節です。
習い事の定番・英会話は多様化が進み、オンラインでの個人レッスンも一般的になってきました。
今日は、オンライン英会話に興味はあるけどまだ一歩踏み出せない方に、実際どんな感じか、そしてメリット・デメリットなどをお伝えしていきたいと思います。

●オンライン英会話を始めるまで

a1180_012498.jpg

なーんて偉そうに言いましたけど、オンライン英会話をやっているのは小2の娘です。私じゃありません。
小1の夏から、ネイティブの先生によるグループレッスンを1年間受けていました。人数は10人ちょっと。小1から小3までひとくくりでの授業。
成果に関しては焦らず見守ろうと思っていましたが、ひとつ我慢がならなかったのが、1年間に先生が4人も代わったこと。馴染んだと思ったら「帰国しまーす」の繰り返しで、その教室と信頼関係を結ぶことはあきらめました。
そこで、自分が始めよう始めようと思いながらも手が出せずにいたオンライン英会話を娘に薦めたのです(娘を実験台に・・・)。

●会社を選ぶ基準は

a0001_008122.jpg

・安すぎるよりはある程度の価格設定の会社
・サポートがしっかりしていて子供向けプログラムのある会社

でした。オンライン英会話事業は設備投資や資本がなくてもすぐ始められるので、参入する会社が急増しており、ゆえに現地(主にフィリピン)では慢性的な講師不足に陥っています。
すると先生たちは少しでもいい条件の会社にすぐ乗り換えてしまいます。優秀な先生を囲い込もうとするとそれなりの対価を払う必要がありますので、当然レッスン料も激安ではやっていけません。

またサポートやプログラムがきちんとしていなければいざというときに困ります。設備投資をケチっている会社も、ネットワークが不安定でレッスン中たびたび中断します。
消費者側の判断基準はホームページか口コミしかありませんが、少なくともホームページにキレイ事ばかり(英語話せますよ~お子様伸びますよ~)でなく、誠意を尽くしたと思われる説明やQ&Aがたくさん掲載されていることは安心材料になります。

そんなわけで現在週1回25分、月々3000円の会社にお世話になっています。先生はフィリピン人です。
条件だけ見ると激安ではありませんが、「ネイティブによる個人レッスン」であることを考えると、日本で受けるのに比べて破格の値段です。

国民生活センターには「オンライン英会話に年払いで授業料を前払いしたら突然閉鎖された」というトラブルも報告されているそうです。会社選びと支払い方法はくれぐれも慎重に。

●数ヶ月続けてみての感想

・喋らざるをえない個人レッスンは上達スピードが早い。
・通う時間と手間がなく、自分の都合に合わせて時間を組めるのはありがたい。
・スカイプでの会話は思っていたほどの違和感はない。昔に比べると映像も音声も非常にスムーズ。
・講師の質が高い。(1年間通ったリアルグループレッスンの先生よりも教え方がうまい!)
・人気のある先生は予約を取るのが大変。予約可能時間になったらすぐに予約を入れないとレッスンが埋まってしまう。
・オンラインだからといって格別不自由なことはない。むしろよく見えすぎるくらいなので部屋を毎回キレイにする必要がある。

●親はどの程度介入するか?

a0002_002966.jpg

まず最初にフリートークの時間があります。今日何した?何食べた?天気は?この後何するの?など。子供が意味がわからなくても先生はバンバン英語で話しかけてきます。
分からなかったらとりあえず「I’m not sure.」って言いなさい!と教えてありますが、大体の場合子供は固まってしまいます。ですので慣れるまでは親が黒子のように通訳してやる必要があります。
4,5回も続けると先生の質問がいつも同じことに気づくので、子ども自身でやりとりできるようになります。

一方、親も英会話の勉強を強いられます。
「今日は学校で何の授業があった?」と聞かれれば娘が「英語で道徳ってなんていうの?」。
「今日何食べた?」と聞かれれば「厚揚げの煮物って何ていうの?」知るか~!
授業中、私はiPadを脇に携えWeblioで検索しまくりです。Weblioには足を向けて寝られません。

「ゲームの時間はいりません」「発音をもうちょっと厳しく注意してください」などこちらからの要望を伝えるのは、やはり先生にその場で直接リクエストするほうが早いです。日本語でリクエストしようと思うと本部を通すことになってしまうので、時間がかかります。
私はいつも事前に「先生に言いたくなりそうな文章」をノートに書いて準備しています。

●子供が英会話を習う目的は

a0800_000858.jpg

私が娘に習わせる目的は、ズバリ「外国人に物おじしないこと」。
正しい文法や美しい発音はもっと先の段階でいいんです。所詮ネイティブではないのだからそこにこだわりません。あなたが何か喋ることで話が進むんだよ、とわかってもらいたいのです。

最近では娘は公園などで外国人の子供を見つけると、つつつーと寄って行って一緒に遊び、覚えたてのフレーズを使っては「通じた!」と喜んでいます。そう、その積極性!

大人の方に参考になったかな?
ではまた。ルーペちゃんでした。

>>>レントゲン読影サービス ドクタールーペ<<<