Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

どこまでやれるか自分を試したいの・食中毒対策【その2】

こんにちは、ビジネス用語から遠ざかって幾年月、今は覚えたての「サーヴァント・リーダーシップ」という言葉をどこかで使いたくてしかたがないルーペちゃんです。ダイバーシティとかコンピタンスとかPDCAとか、もう一生使わないんだろうな~今までも使ったことないけど。今でもときどき使うビジネス用語は「ケツカッチン」くらいでしょうか。←それ違う。
ドクタールーペのヒラコ社長はペコちゃんや私にものすごく気を遣う人なので、「サーヴァント・リーダーシップを実践」していますよ。こういう使い方?

さて夏休み最初の週末、ルーペちゃん一家が訪れた長野県のローカルテレビ局や新聞で大きく報道されていたのが20日に菅平高原で起こった仕出し弁当が原因とみられる大規模食中毒のニュースでした。小学生らが参加するサッカー・ラグビー大会で配られた3000食の弁当を食べた人たちのうち300人以上が吐き気や腹痛をもよおし、100人あまりが病院に搬送されたとのこと。症状は比較的軽症だったようで不幸中の幸いでした。

食中毒の怖さは、「自分で完全に予防することが難しい」ことと、「一度に大人数、または関係者全員が同時に被害に遭う」ことです。出されたものを食べている限り、食中毒に遭う危険はゼロではありません。
ただ、自分で料理をする場合、予防ポイントを押さえておけばその危険性を少なくすることはできます。今日は調理道具に関する予防法を中心にご紹介します。

●調理道具の衛生管理を心がけよう

a0731_000767.jpg

まな板の使い分け、塩素漂白は基本です。加えて、肉や魚を切るときはなるべく牛乳パックや新聞紙を活用してください。使い終わったら他のものに触れないうちにビニールに入れて捨てます。
ふきんや台布巾は毎日洗濯してよく乾かします。私は台布巾はそのまま洗濯機に放り込むのが気持ち悪いので、「フキンソープ」で下洗いしてから他の洗濯物と一緒に洗っています。

●肉で汚れた器具を洗うときのTips

a0002_010860.jpg

ハンバーグを作ったボウルを洗ったスポンジでコップを洗ったり、肉を切ったまな板を洗ったスポンジでお皿を洗ったり、うっかりやってしまうと大変危険です。スポンジを使い分けるのもひとつですが、私がやっている方法をご紹介しますと、

(1)肉で汚れたボウルをティッシュや新聞紙できれいに拭う
(2)ボロ布に洗剤をつけてお湯でボウルを洗う
(3)ボロ布は使い捨てる

ボロ布を使わなくても、お湯でキレイに流してからスポンジで洗ってもOKです。ボロ布は水周りやコンロ周りををささっと拭いてぽいっと捨てられるので、私は古い服は残らず切り刻んでこんな風にストックしてあります。

IMG_4848.jpg

●何で食器を洗ってる?おすすめスポンジ

全部食洗機に突っ込んで終わりですよーという方、あらうらやましい。高温で殺菌できるし手間もなく節水もできいいですよねー。が、毎食後心をこめて手洗いしてますという方、スポンジいつ取り替えました?
家の中で最も雑菌が多いのが台所、しかもスポンジの中だと言われています。少なくとも1ヶ月に1度は交換した方がいいのですが、この時期はさらに気をつけるべきです。

ものの本によると毎晩熱湯消毒しなさいと書いてあったりしますが、スポンジを熱湯消毒したらその後スポンジが含んだ熱湯をどうやって絞ったらいいのか、そこまで書いておいてくださらないと困ります。さあさあさあ。

ルーペちゃんが10年ほど使い続けている食器洗いは旭化成の「ズビズバサラッシュ」というネットたわしです。

IMG_4849.jpg

こちらはネットをくしゅっと丸めてスポンジのように使うもので、何がいいかというと使い終わった後広げて乾かせるところ。フックに引っ掛けておけばすぐにカラッと乾くので、菌の繁殖を防ぐことができます。ほとんどの菌は乾燥させると死滅するので、毎日熱湯消毒する必要もなく手軽ですよ。

次回は食品の保管・管理や、調理方法などに関する食中毒予防法をご紹介します。

>>>レントゲン読影サービス Dr.LOUPE<<<