経験者として~梨子ちゃん、体験談を梨娘の学校にてお話させて頂きました~
皆さんこんにちは。
平成最後の、という言葉をよく耳にする今日この頃。
次の年号はどんなだろう。
それと同時に、10連休があるとかないとか。
そんなに休める会社って存在するのかしら。。。
(休めるものなら休みたい)
●先生からの提案
先日、梨娘の学校の先生より
『どうか保護者の目線で、入学を希望される生徒さん達の親御さんに向けてお話をして頂けないか。』との連絡がありました。
梨娘の通う学校への入学を希望される方々は、大半が中学時代の不登校など
様々な問題を抱えていらっしゃるご家庭が多く
先生方のお話だけでは全てを伝えることが難しく、より深く学校のことを理解してもらう為にも、現役通信制高校生の保護者からの話を聞くことで、何か参考になることがあるのではないか、とのことでした。
この試みは、今までなかったことで、初めてのことだそうですが
先生方のご意向に賛同したので、自分に出来ることがあればと思い協力させて頂くことになりました。
●通信制高校の3年間
梨子ちゃんがお話させて頂いたことは主に3つ。
その①梨娘の中学校の状況
中学校はほぼ3年間不登校。
テストも受けられなかったことがほとんどで親としても心配が尽きなかった。
授業に出られない為に評定が付かず、進路にとてつもない不安が押し寄せる。
その②通信制高校を選んだ理由
少人数制で大人数が苦手な梨娘に合っていること。
先生方との距離が近いので、きめ細やかな対応をして頂けて安心出来ること。
今の高校が交通の便が良く、無理なく通うことが出来そうだったこと。
(まずは学校に行けることを最優先にしたかったのでこの要素はとても大きく重要だったこと。)
その③高校生活と今後の進路について
積極的なボランティア活動や資格検定取得に励み、かなり上級まで取得出来た検定もある。
授業やレポート提出も頑張り、努力の甲斐あって大学進学を視野に入れることが出来ている。
そして何よりも『楽しい』という気持ちが芽生えて日々成長していく姿が見られていることが一番の幸せ。
●進む道はたくさんある
通信制高校というと、全日制高校に比べて周囲の認識が良くなかったり認知されにくかったりという状況が昨今でもまだまだ根強くあるのは否めません。
しかし、その子に合った、確実なしっかりとした学習環境が作れるので、梨子ちゃんは、梨娘の選択は正解だったと思っています。
進んだ高校が今後を全て左右し決める訳ではない、進んだ道で何をしてどう過ごしどこに進むのかをちゃんと考えることが出来、行動出来れば、場所はどこでもいいのではないでしょうか。
オープンスクールといって、中学生が様子や雰囲気、詳しいカリキュラム等を知るために学校を訪れる機会が、梨娘の学校には多くあります。
幸い梨娘は、そういった場面で、リーダーとなり高校生活の説明をしたり、積極的に中学生に話しかけコミュニケーションを取ったりと、とても頼もしい様子を見せてくれるようになりました。
学校を訪れる親御さん方は大抵、現在不登校のお子さんを持っていて、表情からも神妙な、かつ不安で心配な様子が見て取れました。
まさに、3年前の梨子ちゃんそのものを見ているようで。
胸に来るものがありました。
経験したからこそ分かるいろいろな思い。
少しでも届いていたらいいなと思う梨子ちゃんです。
その後、お話を聞いて下さった親御さんのお子様何人かは、梨娘の通う通信制高校への進学を決めたそうで、少しほっとしました。
●みんな頑張っています
梨娘の学年は男子も女子もみんな頑張っている子達が多く、推薦をもらったりして大学進学を目指して現在も頑張っています。
梨子ちゃん、いろ~んな思いがた~くさんありました。が。
梨娘の成長した姿を見ていたら
”もし全日制高校に行っていたら。。。”なんていう考えはいつの間にかとっくに消えていました。
一人一人に合った道をしっかりと歩んでいけたら。
遠回りでも、人とは少し違っても、いいのだと思います。
梨娘に出来ること、梨子ちゃんに出来ることを少しずつでも見つけていきながら、幸せで過ごせて行けたらと思うのです。
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