「9 □ 7 □ 4 □ 3 = 10」
こんにちは、家中のアナログ写真をスキャンしまくったら夫婦合わせて
4000枚もあったルーペちゃんです。
これで全部捨てられると思うと富士山でご来光を拝むときのような
清々しい気持ちです。
貼り付ける形式の昔のアルバムのかさばり方って尋常じゃないですしね!
さて先日ルーペちゃんは千葉大学の学園祭に行ってきました。
千葉県にある唯一の国立大学である千葉大学は、国立大学のうち日本で一番
JRの最寄り駅から近いという至便な立地にもかかわらず、
キャンパスは広大で森のような緑に恵まれた、非常に大学らしい雰囲気の大学です。
国立大学ということで留学生が多いことも特徴で、韓国、台湾、中国など
各国の屋台が並び、インターナショナルな雰囲気でした。
ひときわ行列が長かったのはベトナム留学生有志が出していた
フォーと揚げ春巻きの店で、ルーペちゃんも食べましたが本格的な味で
行列も納得でした。
学祭パンフレットに学生の実態アンケートが掲載されていましたが、
一人暮らし46%、実家48%と、ほぼ半々。
比較として適切かどうかわかりませんが、東京大学が2008年に
行った同様のアンケートによると、自宅生が52.1%、
自宅外生が47.4%でした。やっぱり半々ですね。
国立大学って全国から集まっている印象がありましたが、意外にみなさん
近くから通っていらっしゃる。
地元ではそれぞれエリートとして名を馳せている学生さんたちでしょうけれども
自分が40歳を過ぎてから眺めるとなんとも頼りなく、子供っぽくも見えます。
実際ルーペちゃんが20代前半で生んでいたらこれくらいの子供がいても
おかしくはないのですが、大学を卒業してからずっと自分が
「大学生に近い年齢」という感覚から抜け出せないでいるので、
どっちかというと「仲間」という意識で彼らを見てしまいます。
なので、「彼らと自分の年齢差よりも、彼らと娘の年齢差の方がずっと小さい」
という事実に気づいて愕然としました。
「もう仲間じゃないq(〃・`з・´〃)p モ─ッ!!」と気づいてからは急激によそよそしくなり、
「もし自分が会社の人事部の人間だったらどの子を採るか」と
人事目線で学生さんたちを観るようになりました。
マイクを持って大勢の人の前で進行をしているのに、照れて
ふてくされている自意識肥大のかっこつけ男子学生は
一次面接で不合格!
裏方でてきぱきと指示を出す笑顔の可愛い女子学生は最終面接まで
残ってよし!
と、エア人事をひととおり楽しんだところで、学祭本部主催の
ちょっとひねったスタンプラリーに参加しました。
複数の設置場所に置いてある数字のスタンプを3枠に押して、
最後に本部でサイコロを振って出た数字を残りの1枠に入れ、
その4つの数字を四則演算を使って10にするという。。。
言葉で説明されてもなんだかわかりませんよね。
とにかく「4つの数字を+、?、×、÷を使って10にする」とだけ
ご理解ください。
で、私たちに与えられた数字が、題名にもなっている
「9 □ 7 □ 4 □ 3 = 10」
だったのです。
どうですか?みなさんすぐできます?
さびついた40代主婦の脳みそと掛け算割り算も習っていない小1の
脳みそではどうやっても解けなくて、うーんうーんと固まっていたら
見かねた担当者の男の子が話しかけてきました。
男子「9と7と4と3ですよね。。。(5秒考えて)できますよ」
ええ?!!!なんでそんなにすぐ分かるの?!
男子「割り算を使いますよ」
ルーペ「すみません、どこに使うかだけ教えてもらえませんか」
男子「7と4の間です」
しばし黙考。
ルーペ「もうちょっとヒントもらえませんか。。。」
男子「(苦笑)要は9+1を作ればいいんです。だから、9以下を1
になるようにするんです。」
ルーペ「どうやっても1にならないんですけど。。。」
男子「1箇所かっこを使います。」
ルーペ「かっこ・・・」
男子「7÷7って1になりますよね。」
そんな具合に温情で(おばさんハンデ+小学生ハンデ)全部教えてもらい、
スタンプラリーをクリアし、無事に景品をいただきました。
人事目線だとか上から見ちゃっててすいませんでした。
さすが国立大生、おみそれしました!
回答:9+7÷(4+3)=10