Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

水いぼかあさん奮戦記(後編)

6歳の娘の「TPPとかiPS細胞とかPM2.5とか、いろいろあってこまっちゃうよねー」
というつぶやきに再び悶絶しているルーペちゃんです。
それぞれがどういうものかきちんと説明しろと言われないことを祈るばかりです。
さて今日は水いぼかあさん後編です。

前編はこちら→水いぼかあさん奮戦記(前編)

(5)治療してくれる皮膚科に出会う

幼稚園でも水いぼかあさんグループ(?)のようなものがあり、
顔を合わすと互いに情報交換する仲なのですが、
そんな仲間のひとりが「水いぼを取ってくれる皮膚科」の情報を提供してくれました。

仲良し水いぼかあさんと共に弾む足取りで受診しました。
水いぼひとつひとつに麻酔パッチを貼り、麻酔が効いた30分後に
看護師さんがピンセットを手に現れると
ほれぼれするような見事な手さばきであっという間に取り除いてくれました。

もうもう、涙が出るほど嬉しかったです。
麻酔量の関係から一日15個しか処置できないとのことで、
それから4日間、車で30分の病院まで通い、
合計50個の水いぼ(!)を取ってもらいました。

中には泣き叫ぶ子供もいましたが、基本的には痛みはないようで、
娘は「全然痛くない、気持ちいい」と言っていました。
水いぼの診察で訪れている子供が多く、近隣の水いぼかあさんの駆け込み寺
になっているようでした。

(6)自己処置について

それ以来、たまーにポチっとできているのを見つけると、
私がピンセットでエイヤっと取り除いています。
麻酔がない分すごく痛がります。
水いぼは皮膚の深くまで根っこを張るらしいので、
どんなに小さなイボでも取ると血がたくさん出ます
それは病院でも自己処置でも同じです。

ちなみに病院で潰してもらうと傷跡はまったく残りません。
しかし私が潰したヤツは赤黒く残ります。
ばい菌が入ってしまうおそれもあるので、病院で処置してもらった方が安全かと。
(待ち時間とか面倒だとつい自分でやっちゃいますけどね。)

(7)大人にもうつる

娘の水いぼが治ったと思ったら、今度は私の目の周りやアゴの下にポツポツと
出始めました。
免疫があるので大人にはうつらないと言われている水いぼがうつったのです。
周囲に聞くとやはり「子供からうつった」水いぼかあさんは何人かおり、
大人も油断しない方がよさそうです。

(8)さいごに

今回「うちの娘は取ってもらったら治ったよ」という体験談としてご紹介しました。
処置方法はお医者さんによって意見が分かれます。
今のところ特効薬もないので、現在治療中の方はぜひお子さんに合う
治療法とお医者さんを見つけてくだされば、と思っています。

ルーペちゃんでした。βуё★ (o’ω’o)ノ ★ βуё


水いぼかあさん奮戦記(前編)

こんにちは、100均で買ったサボテンが育ちすぎて子供がイボのように表面を覆い、
観葉植物なのに見ていると気持ち悪くなってしまうルーペちゃんです。

実は元々ツブツブしているものが苦手なので、
昆虫の卵とか、シダ植物の裏側の胞子のうとか、もーゾワゾワします。
うっかりリンクをクリックして一緒にゾワゾワしてしまった皆さん、すみません。

今日はそのツブツブの話、「水いぼ」です。

お子さんをお持ちだとご存知の方が多いかと思います。
白ニキビのような小さいプチっとしたイボが体のいろいろな場所にできる、
正式名称「伝染性軟属腫」という感染症です。画像はこちら

特に深刻な症状はないのですが、増える・治らない・うつる、の3拍子揃った
うっとうしく厄介なイボで、
「水いぼについて語らせると長いよ!」という「水いぼかあさん」は多いのです。

実はルーペちゃんもそのひとり。
うちの娘は2年ほど前にかかって、ずいぶん色々な治療法を試しましたが
ようやく「最近見なくなったな」と感じるようになりました。
今回はそんな苦労の足跡をご紹介しましょう。

(1)最初の皮膚科では治療せず

5、6個できた段階で近所の皮膚科を訪れました。
するとその病院の先生はうんざりした顔で
「これねー、ほっておくしかないんですよ。大きくなって免疫ができたら治りますから。」
と言いました。
先生がそう言うならそういうもんか、とその場はすんなり帰宅しました。

(2)ほっておくと増える

最初5~6個だった水いぼが気づくとみるみる増殖し、
1ヶ月経った頃には10倍に増えていました。
お腹まわりだけだったのが、下半身や腕にも増えていきました。
これだけ増えると、娘も「痒い痒い」と言い始め、
掻いては増えるの悪循環。
こりゃイカンと、ネットで情報を探し始めたのもこの頃。

(3)民間療法にすがる

病院で「治療方法はない」と言われたので、ネットに出ている民間療法を色々試しました。
たとえば
・ハトムギ茶を飲む
・イソジンで消毒する
・紫雲膏を塗る
・紫根の煮出し汁を塗る

紫根というのは生薬で、殺菌・消炎作用や皮膚再生効果があると
言われることから水いぼにも効く、とのことでした。
「紫雲膏」は紫根を配合した軟膏で、普通に薬局で手に入ります。

紫根という名の通り毒々しい紫色をしており、染料としても使われているため服につくと落ちません(泣)。
また、生ゴミのような臭いがして、塗る方も塗られる方も、たまらんかったとです。

こうして半年ほど民間療法を続けましたが、目に見える効果はないまま、
相変わらず水いぼは出続けていました。

(4)幼稚園のプールは参加禁止

子供を預かり管理する側としてはそうせざるを得ないのかもしれませんが、
娘の通っている幼稚園では水いぼの子供はプールに参加できない決まりでした。
娘の疎外感を思うとかわいそうで、早く治してやりたいと焦りました。

「プールでうつる」と言われているのは、皮膚同士の接触というよりは、
ビート板やタオルなどを介在してうつることが多いからだそうです。
実際にはプール参加を禁止したところで実効性については疑問視する
声も上がっており、水いぼがうつることとプールを禁止することの
バランスを考え、参加禁止措置を取りやめる施設も徐々に増えているようです。

なお、新潟県小児科医会では「水いぼがあってもプールに入れて下さい」
という内容の提言を出しています。

水いぼかあさんの話が長くなりましたので、続きは後編で!
困り果てたルーペちゃんに手を差し伸べてくれたのは?!

■水いぼかあさん奮戦記(後編)

ドクタールーペ・サイトリニューアルしました

こんにちは、雛あられも雛おこしもあまり好きではないので
雛人形の前に飾るのはもっぱら「キャラメルコーン・もも味」なルーペちゃんです。

今日は暖かく、3月の始まりにふさわしい天気になりましたね。
「春一番」もビュービュー吹きまくっていますし、
これはもう誰がなんと言っても春でしょ、うん。
おかげで朝から目が痒いのなんのって。。。
以前飲んでいると書いた「小青竜湯」、効くことは効くのですが
あいにく鼻にしか効かないという薬でして(笑)
目に関しては両手ダラリ戦法でこの季節を乗り切る予定です。

以前お知らせしたとおり、3月からドクタールーペは東京・鶯谷で新事務所を開きます。
。。。が、残念ながら工事が延びてしまい、今日からの業務はできませんでした。。。ぅぅぅ(涙)

ちょっとだけ言い訳をさせていただくと、工務店さんにとって
今年の天候は想定外だったのだと思います。
雪が何度も降って、晴れている日も少なくて、材料が届くのも
遅れたりして大変だったそうです。
お疲れ様っス

関係各所の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。
若干遅れますが、今月上旬までには新事務所での業務ができるよう
(ヒラコ社長と工務店さんが)頑張る予定です。
ルーペちゃんは応援に専念します。ガンバレー(・ω<)テヘ。

ですが、もうひとつ新しくなる方は予定通りご披露できます。

ドクタールーペサイト本日リニューアルしました。

白と黒だけのシンプルな色はそのままに、あちこちに
デザインで遊びを作って、華やかで見やすいサイトになりました。

旧サイトでは一部で「全然気づかなかった」と評判(?)の、
「しおりのメッセージ」も、気づいてもらいやすく配置しました。
左端に黒いリボンがチラチラ見えますでしょ?
クリックするごとに違うメッセージが出てくるので、
ぜひ何度もクリックしてみてくださいね。

先立ってご紹介した「分かりやすい地図」ももちろん掲載されています。

レントゲン写真を連想させる白と黒のスッキリデザインは
「シンプルに、正確に、わかりやすく」という
我々のビジネスポリシーのあらわれです。

お酒に例えるならシングルモルト?
家電に例えるなら単一機能の電気ケトル?
パンに例えるなら水と粉だけのカンパーニュ?
乗り物に例えるならスケボー?
髪型に例えるなら丸刈り?

うーん例えるごとにわかりにくくなってきたぞ。。。

とにかく、これからも頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!
ルーペちゃんでした。