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ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

久しぶりに健康診断を受けてきました【ペコ】

この度の西日本各地を襲った集中豪雨、連日のニュースにより被害が拡大している惨状を知り、心痛む思いです。被災された西日本各地の皆さま心よりお見舞い申し上げます。

●健康診断、がん検診を受けてきました

ペコちゃんです。先日勇気を出してお伝えしました、8年健康診断を受診していなかったということ。さっそく受診してまいりました。

検診」と「健診」がありますが、検診は「ある特定の病気にかかっているかどうかを調べるために診察・検査を行うこと」今回は各がん検診があてはまります。健診は「健康診断。健康かどうか・病気の危険因子があるかないかを確かめること」今回は特定健康診査があてはまります。

●受診の流れ

ペコちゃんは今回、在住している横浜市が実施している健診を受けました。その際の流れをお伝えしますね。

①市より、特定健康診査の受診券(合わせてがん検診の案内も)を受け取る。

横浜市では40歳以上の在住者は、身体計測や血液、尿、血圧などを検査し生活習慣病の予防を目的としている特定健康診査を年に一度無料で受診できます(毎年5月に受診券が郵送されます)。市区町村よっては各健診の連絡がない地域もあり、自分で情報を集めることが必要です。各自治体の検診窓口一覧はこちらから確認できます。

②受診を希望する医療機関を選び連絡する。

長年受診しなかった理由(言い訳)のひとつ『検査の予約申込が面倒』でしたが、まったくもって面倒ではありませんでした・・・ 用意するものは、電話とスケジュール帳。医療機関へ受けたい検診を伝えると、1日ですべて終えられるよう手配してくださいました。

受診したのは地元の病院です。案内と一緒に市内のがん検診実施医療機関名簿が同封されていました。

③健診時の注意事項

・検査前日:22時以降飲食できません。

・検査当日:起床時より飲食できません。脱ぎ着のしやすい服装で来院します(タイツやストッキングの着用は避ける)。

ルーペちゃんおすすめのブラトップを着用していきました。私は総合病院での受診だったのでそのまま靴を履いていましたが、脱ぎ履きが多かったのでサンダルが便利です。

④予約した医療機関にて受付

がん検診の問診票記入(特定健診の問診票は市より郵送されていたので事前に記入)。大腸がん検査も受診するので事前にとっていた便を提出しました。マッチ箱に入れるという古すぎるイメージのままでしたが、今はしっかりとしたキットがあり、手が汚れることもなく、匂いなどの問題もなく安心。不安のひとつでもありましたが、やはり実際やってみないと分からないものですね。キットは予約後、病院へ受け取りに行きました。

こちらがキット。緑の先の部分で便をなぞる→透明なケースに入れる。ケースの入口部分についてしまうのではと心配しましたが、そんなことなく、すっと入りました。

⑤検査開始

ひとつ検査を受けると次の検査を教えてくれました。間をあけることなく、どんどん進みます。

⑥検査終了

12種類受診し、受付から約2時間半。会計をし終了です。結果は郵送か直接医師に話しを聞くかを選べます

●受診した検査は?

合計12種類受診しました!種類と金額はこちらです。

①特定健康診査:無料(横浜市在住の40歳以上は受診が無料になります)

【がん検診】横浜市では40~69歳が次の金額(70歳以上は無料)。
②肺:680円
③胃:3,140円
④大腸:600円
⑤乳房:1,370円(視触診:690円、マンモグラフィ:680円)
⑥子宮:1,360円
⑦肝炎ウィルス:無料

【希望検査】希望者のみ受診することができます。
⑧心電図:1,000円
⑨眼底検査:800円
⑩腹部エコー:2,500円
⑪動脈硬化検査:1,500円
⑫骨密度検査:1,500円

合計14,450円。

●受診を終えて

受診していなかったことはしばらく気に掛かっていたので、無事終わりひとまずほっとしました。看護師の方々も空腹や痛みを心配してくださったりと優しく、ルーペちゃんの気持ちがとてもよく分かりました(泣)(こちらの最後の部分にあります)。検査自体に不安があったものはマンモグラフィとバリウムを飲む胃部X線(レントゲン)。どちらも以前受診した際にかなりきつかった記憶があったのです・・・ 次回そちらの様子をお伝えしますね!

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抜歯後のわたし〜抜いた後のこと〜

こんにちは、ルーペちゃんです。

サッカーに全然興味がないからワールドカップの話題早く終わらないかなーと思っているなんてことは、誰にも言えませんよね。
ええ、本当にそんなことを思っている人がいるとしたら、誰にも言えないと思いますよ。(キリッ)

てっきりペコちゃんも私と同じ人種だと思っていたら、ちゃんと朝3時に起きて応援するくらい熱心だったのでちょっと意外でした。

●抜歯後ってどうするの?


以前、歯ぎしりが過ぎて歯が割れてしまい、なんだかんだで抜歯した話を書きました。

抜いた後どうなったんだとお問い合わせが殺到…してはいませんが、たぶんおそらく夜も眠れないほど気になっていたであろうみなさんに、今日は抜歯後の生活についてお伝えします。

まずは基礎知識から。

抜歯後の処置としては、大きく3パターンに分かれます。

1.インプラント
2.ブリッジ
3.入れ歯

【1.インプラント】

あごの骨に土台となるネジを埋め込み、それに義歯をかぶせるもの。
ひー、書いているだけでぞわぞわする。
メリットは、自分の歯同然の生活ができること。
つけ外しもなく、見た目も自然です。

デメリットはまず高額なこと。
一本だと平均して30万~40万でしょうか。
あとは、骨に埋め込むので痛みが出る人がいる、と聞いています。

アメリカ在住のルーペちゃんの義兄は50万円でインプラントを入れましたが、よく痛みに悩まされていて、歯の治療のために日本に帰国したりしています。一体総額でおいくらの歯になるのかしら。

【2.ブリッジ】

抜けた歯の両脇の歯を支柱にして、橋をかけるように義歯を取り付けるもの。
違和感なく、見た目もそれほど目立ちません。
しかし、支柱にする両脇の歯を大きく削らなければなりません
健康な歯を削るというのはかなり抵抗感を感じると思います。
その健康な歯の寿命が短くなる可能性がありますし、歯科医の先生によると
食べかすが溜まりやすく、口臭や虫歯の原因になることもあるそう。

結論から言うと入れ歯にしました

【3.入れ歯】


というわけで総合的に判断して、入れ歯にしたんです。
入れ歯も、保険適用になるものと自由診療のものがありまして、
保険適用のものは銀色の部分が大きく見えて、見た目がいまいち。
また装着感も違和感が強く調整が難しいそう。

13万円という決して安くはない値段でしたが、自由診療の入れ歯を作りました。
シリコンでできた柔らかい素材の入れ歯です。
装着感が自然で、調整も簡単、見た目もほとんど自然の歯と変わりません。

こちらは、セカンドオピニオンをお願いした知人の歯科医も勧めていました。
デメリットは多少装着に違和感はあることと、手入れが必要なことでしょうか。

装着してみてわかったこと


・シリコンの入れ歯でも両脇の歯は少し削る!

私のイメージではシリコン製の歯をぽこっとはめればOKかと思っていたのですが、金属製のバネは存在します。
そのバネを格納するためのほんのちょっとの穴が必要なので、両脇の歯をほんのちょっとずつ削ります。
削ったところから虫歯になったりヒビが入ったりしないか、ちょっと心配。

・慣れないうちは食事が美味しくない

入れ歯は上の奥歯なのですが、上顎を一部覆うので、食事のときなんだか違和感があるんですよね。
その部分だけ麻酔をかけたように味を感じないので。
慣れればどうってことはないのですが、最初はいや~な感じでした。

・食事の後は必ず外してすすぐ

コマーシャルにあるような、「◯◯が挟まって痛い」ということはありませんが、
目に見えない細かい食べかすは入り込むので、必ず食事ごとに外してすすぐ(歯磨き)よう指導されます。

・手入れは思っていたほど面倒でもない

最近はいろいろいいものがあります。
医院で勧められたこちらは泡のポリデント。

洗顔料のように泡がブシュッとでるので、寝る前に入れ歯にかけておけば
一晩置いて翌朝少し歯ブラシでゴシゴシするだけでキレイになります。
入れ歯はとても柔らかい素材でできているので、こすりすぎはNGです。

残った歯を大事に


今更言っても仕方ないことですが、歯は削らないに越したことはないですね。
生まれつきの歯質とか、昭和の時代の歯科治療とか、自分の不摂生とか、
いろいろ要因はありますが、本当に、私は歯にはよく悩まされます。

歯の悩みが何もなかったら、どんなに心が軽いだろうかと思います。
なので、小6の娘が今のところ虫歯ゼロなのはとても救いです。
彼女には歯の悩みのない人生を送ってほしい。

みなさんもどうぞ歯をお大事に。
そして、もし大きな決断をするときには、必ずセカンド・オピニオンをもらった方がいいです。
歯科治療はまだまだ進歩していますよ。

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