Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

ハッカ油で快適な夏を

こんにちは、ルーペちゃんです。
これを書いている時点で「ポケモンGO」がすごい話題です。
ルーペちゃんは「イングレス」を少しかじっただけで飽きてしまったので、ゲーム自体に全く触る気はしないのですが、こんなにもたくさんの人が夢中になる現象の方が興味深いです。

●夏本番に使い道の多いアロマオイル

父の畑でミントがコンパニオンプランツとして活躍している、という記事を先月書きました。
実はミントそのものでなくても、手軽でさまざまなことに使い道があるミントグッズがあるのです。
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それは「ハッカ油」。
アロマオイルのミントオイルはペパーミントやスペアミントが原料のものが多いのですが、ハッカ油はハッカソウというミントから作られています。
スースーするメントール成分が強めなのが特徴です。

パッケージの見た目が「ザ・医薬品」なことからもお分かりのとおり、アロマショップではなくドラッグストアで手に入ります。
20mlで500円くらい。
使いでがあるのでなかなかなくなりません。
これをエタノールと水でうすめて「ハッカ油スプレー」を作ります。
(以前虫よけスプレーの作り方をご紹介したときと同じ作り方です。)
今回色々な用途を、ルーペちゃん的に◯△×で評価したのでご参考まで。

●網戸に吹き付けて虫よけ:◎

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私が一番よく使う用途はコレ。
網戸に吹き付けて、網戸から侵入する虫が寄ってくるのを防止します。
入ってくるとイヤな虫は夜来ることが多いので、夕方シュッシュっと。
網戸に吹き付けると部屋の中も爽やかな香りがするので、アロマ効果も期待できます。

便利なのは洗濯物を干すとき&取り込むとき。
ベランダに出る前にスプレーをシュッシュとしておくと、洗濯物を干しているときに刺された!(結構多いですよね)ということがなくなります。
取り込むときに洗濯物に虫がついているかも、という心配も減るので大変便利。
洗濯物にかかっても全く心配がない(むしろ爽やかな香りがつく)ハッカ油だからこその技です。

●コバエ対策:◯

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いつの間にか発生しているうっとうしいコバエ。
これをシッシッとするのにハッカ油が使えます。
植木鉢やゴミ箱にスプレーすると気になる臭いにも効果があって一石二鳥。
ただし、あくまで「虫よけ」で、殺虫効果はないと思った方がよいです。
コバエの卵までは退治できないので、しつこく発生してくるものには殺虫剤を。

●ゴキブリ対策:×

先日何年かぶりに家の中でゴキに遭遇しました。
雨の日だったので、外から排水管を伝って登ってきたようです。
ベランダの網戸の隙間から入ってきた瞬間をたまたま夫が目撃していて、「今テレビの裏!」と叫んでいました。
そこからどうやって誘導するか、家族でミーティングした結果、
・ハッカ油スプレーを撒いて結界を張る
・ゴキが逃げ道を塞がれて困ったところで殺虫剤で一撃
ということに決まりました。

テレビの周りにハッカ油をじゃんじゃん撒いて、いざテレビ台に刺激を与えると、5センチくらいの大型のゴキが飛び出してきました。
・・・が、ゴキが巨大すぎたのか、必死でそれどころじゃなかったのか、ハッカ油の結界は一切効力を発揮せず、ゴキはバリバリ進んでいきます。

あれ、おかしいな?
ちまたの評判ではハッカ油はゴキブリ避けに効果絶大なはずなのに。
結局あまり使いたくなかった殺虫剤を嫌というほど撒いてお命頂戴しました。

もしかして、「これから訪問するゴキ」には有効だけど「一旦入店してしまったゴキ」には効かないのかもしれません。
また、ハッカ油の成分は揮発してしまうので、よっぽど毎日毎日撒き続けないと効果がないと思います。

過去記事「なるべくナチュラルに色々な害虫を駆除したい」でご紹介したように、ゴキブリ対策には「ゴキブリキャップP1」が最強です。

●酔い止め&ひんやりスプレー:◎

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乗った途端に即船酔、という記事を書いたとおり、ルーペちゃんはどちらかというと乗り物酔いしやすい方です。
ちょっと危ないなーと思ったとき、ハッカ油スプレーを顔に吹きかけるとスッキリして復活します
スプレーを使わなくても、ハンカチなどに直接オイルを染み込ませてその匂いを嗅いでもOK(肌に触れないよう注意)。

また、暑いときに服の内側にこのスプレーをかけるとひんやりして気持ち良いですが、どちらも直接肌に触れるので、オイルの分量に注意が必要です。

●お風呂に入れてクールバス:不明

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やったことはありませんが、お風呂に数滴垂らすとひんやりしてキモチいいそうです。
なぜやったことがないかというと、ネットで「入れすぎてむしろ寒かった」という口コミをたくさん見たから。
どっちかというと、夏でもお風呂ではダラダラ汗を流すくらい温まりたい質なので、風呂に入ってスースーさせたい気がしないのです。
もし挑戦してみる場合は、目に入れないように気をつけてくださいね。

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