発達障害について考える~伝説の少女の子育て、その後~
こんにちは。
暖冬と言われながら90年ぶりという大寒波がやってきた日本列島
先日会社の新年会がありました。
仕事柄いろいろな会社の社長さん達と交流があり、飲みの席にてもいろいろなお話をさせて頂きながら。。。
であって少し緊張。。。したからか。。。
なんと!
この、自称他称合わせて『酒豪』な梨子ちゃん、不覚にも二日酔いになってしまいました。
ほとんどなったことがないので翌朝目が覚めても『なんだこの具合の悪さは!』と自分で驚いてしまう始末。
それを聞いた周囲の人達の反応。
友人A『二日酔い?梨子ちゃんに一番似合わない言葉だね笑』ですよね~。
友人B『二日酔いの厳しさがやっとわかったのね!』はい、やっとわかりました。
友人C『二日酔い?珍しいね!でもいいんだよ、
母『えー!ウケる!あはははは!』とりあえずお水を下さい母上。。。笑
父『たまにはいいさ。』寛大なる父に感謝。
でも梨子ちゃんが全然懲りずにまた飲んでいるのはお分かりですよ
●『不登校』苦悩の3年間
以前お伝えしたこともある梨子ちゃんの娘、『梨娘』。
実は先日、通信制の高校に合格しました。
授業に出られないので『評定』というものがつきません。
そのため必然的に普通高校の普通科を受験することが厳しく、定時制もしくは通信制の高校を選択することになりました。
学校に行けない=進学が難しい
そのことは本人が一番わかっていたようで、今回合格が決まった高校も自ら調べ、母である梨子ちゃんのところに『ここに行きたい』
梨娘がそこを選んだ理由として
・少人数制のクラス編成
大人数が苦手な梨娘にとっては気が楽に過ごせる。
・駅から近い
一人で電車で移動することがなぜか大好きな梨娘。
通うことが苦にならない、通いやすい、そして雨が降ろうが雪が降ろうが通学に心配がない。
・同じ境遇の生徒さん達がいる
体験入学で接した先輩方が梨娘と同じく中学不登校だったという話
・タブレットを使用した授業
いくつか見られる梨娘の持つ『特性』の1つ、『機械に強い』に適した授業を実践している。
・中学の復習も可能
高校の授業と並行して今までの学習の補足に関するカリキュラムも
・通学出来る
最大週3日まで通学可能。
本当は学校に行きたくて仕方なく、
などがあります。
親として、不登校でも進学の道があったこと、まずそのことに感謝でした。
この3年間本当に長かった。辛かった。
でも一番辛かったのは他でもない梨娘。
彼女が時々口にする『こんなはずじゃなかった。。。』の言葉に胸が締め付けられる思いの中学3年間でした。
これからがきっともっと大変なんだと思います。
それでももう上がって来れないくらいに気持ちが落ち込んでしまっていた頃から比べると、少しずつ少しずつ前を向いて自分の足で進んでいこうとしている梨娘。
そんな姿が何よりも嬉しくよくぞここまで耐えてくれたと誇りにも思います。
『普通は』『みんなは』という言葉に悩まされ考えて考えて、でも普通って何か今も分かりません。
みんなと同じでなくてもいいと思うのです。
不登校児、発達障害児に対する周囲の理解を得るのは難しい。
それでも一番近くにいる母親である私、梨子ちゃんが全てを受け止め、受け入れ、愛情を注いでいくこと、それが全てではないかと思います。
●梨娘の現在
合格の通知が来てホッとしたのか顔の表情も最近は穏やかになった梨娘。
今できることをしようと漢字検定の勉強(1/30受験しました)をしています。
小学生の頃から、自分のペースではありますが定期的に受けている漢字検定。
梨娘にとってはただひたすら書いて読んで覚えるという作業が心地よいらしく、彼女にしては少しだけ長い時間集中している姿が見られます。
合格するかしないかはさておき、こんな状況も全てプラスになっているなぁと嬉しい気持ちになります。
それともう一つ。歴女になれるのではないか?警察、政治家の関係者か?というくらい社会が大好きな梨娘。
またそれも『特性』の1つなのかもしれないのですがこまか~いことが気になって仕方ないようで梨子ちゃんに度々質問して来ます。
例えば先日。。。
『文禄の役・慶長の役、二つのことについて、
し、知りませんよ!笑
もっと知りたい、と結局そこから納得しないので前に進めず。。
一応の納得を得るために説明をざっくりと。
ものごとの進め方、も日々こちらが勉強です。
これからは少しずつこれらのことをきっかけにして苦手なことにも挑戦できる心持ちを持って行けたらと、過度の期待はせずに思ってみようと思います。
●ドクタールーペの皆さんと
先日、ヒラコ社長がドクタールーペの新年会に呼んで下さり、親子3人お江戸へ行って参りました。
子供達にとっては『都会の大人たち』に会えることで緊張、そしてワクワクしていたようです。
ペコちゃんはあいにくあまり時間がなく充分にお話しできず少し残
ヒラコ社長のお友達Sさんも交え、親子共々とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
なかなか普段、
そこで心に残ったヒラコ社長の、梨娘に対する温かいお言葉。
『いつか好きなことを見つけて好きなことすればいい。』
うんうんと頷きながら聞いていました。
やはりワールドクラスの気配りが出来るヒラコ社長。
さすが、な、一言。
まだまだ飲んで話してと、していたかったのですがそのありがたいお言葉を胸に山梨に帰りました。
これからも梨子ちゃんの子育ては続きます。
でも
日々を楽しんで。
周囲の皆さんに感謝して。
誇りを持って『梨子ちゃん流子育て』をしていこうと思います。
山梨より、梨子ちゃんでした。
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