Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

眠気予防のための行動モデル

ふゎゎゎゎぉぉぉぉぉんにちゅわああ、もにゅにゅにゅにゅにゅに、

んががががが、なルーペちゃんれす。

何言ってるかわからない?

すいません、眠くてだるくて、あくびしながらのご挨拶だったもんで。

ふわあああ、GW終わっちゃいましたねええええ。

うちの娘も、今朝はこの世の終わりみたいな顔して出て行きましたよ。

「あんなに楽しい日々が終わってしまった・・・メソメソ」ではなくて

「休みに楽しい思いをしたからそれを励みにまたがんばろう」と思ってくれるとよいのですが。

みなさんも今朝はことさらに体が重かったのではないでしょうか。

ルーペちゃんにも経験がありますが、休み明けの通勤というのは「電車に乗る」んじゃなくて「自分を乗せる」感じがしますね。どっこいせっと。

これを書いているのは午前中ですが、もうこの時間から眠くて舟を漕いだりなんかしちゃったりして。

それにしても休みで普段より寝ているはずなのに、どうして眠いんでしょう。

それは休みで普段と違う生活をしたため、生物リズムが乱れたせいかもしれません。

寝ている間に90分毎の深い睡眠と浅い睡眠のリズムがあることはよく知られていますが、起きているときも眠い時間と覚醒する時間とが交互にリズムをもって現れるそうです。

人それぞれ、そのリズムで24時間暮らしており、普段寝ない時間に寝たり、起きていない時間に起きていたりするとリズムが崩れてしまい、いわゆる「時差ぼけ」と同じ状態になるのです。

この眠気をどうにかするには、寝るしかありません。

お腹が空いたら食べるしかないよねってのと同じです、眠いなら寝るしかありません。

しかしこのブログを読んで下さっているような日本をしょって立つエリートビジネスマンのみなさんは「眠いんで寝ます。」って会社のデスクでいきなり寝る訳にいきませんね。

目が覚めたとき自分の私物がダンボール箱に全部突っ込まれてたなんて事態になりたくなければ、賢く効率よく眠気を払いましょう。

以下、12時から1時間の昼休みがあると設定した眠気対策行動モデルをご紹介します。

■12:00    昼食は軽めに

  たくさん食べ過ぎるとかえって覚醒してしまいます。

  また、後述する昼寝のときに吐き気をもよおすおそれがあります。

■12:20    食後にコーヒーなどカフェイン入り飲料を飲む

  昼寝の前に飲むと昼寝から覚醒しやすくなります。

■12:30    おもむろに昼寝する

  薄暗く静かな部屋でなんて贅沢は言いません、デスクに突っ伏して目を閉じるだけでも効果はあります。

  (目を閉じるだけで脳が休めていることはちゃんと脳波に現れています。)

  なおオフィスでの昼寝にはアイマスクが有効らしいです。(勇気があればですが)

  時間は15分~20分が理想的です。

■12:50    目が覚めたら太陽の光を浴びる

  3分でもいいので。靴下をまくってくるぶしから下に日光を当てると

  体内時計がリセットされるそうです。

■14:00    おやつタイム

  「午後2時の眠気」は誰にでもある生物リズムで、一日のうちの眠気のピークなんだそうです。

  昔の人は眠気さましに午後2時(=八つ時)に軽食と休憩を取ったことから「おやつ」と言うのです。

  本来は2時に昼寝をするのが望ましいのですが、それを認めてくれる先進的な会社は

  なかなかないと思うので、今回はお昼休みの昼寝という設定にしました。

  おやつに良いのは、チョコレート(覚醒物質を含むので)や、歯ごたえのあるもの

  (咀嚼により頭部の血流が良くなるので)。ガムやクッキーも良いのですが

  ルーペちゃんのおすすめは「芋けんぴ」。

  添加物がなくて腹持ちが良くて甘くておいしくて固い。目が覚めますよ!

では、午後のお仕事&勉強もがんばってくださいね!

ルーペちゃんでした。

参考文献:「快適睡眠のすすめ」堀 忠雄著 岩波新書