アナログ読影のひみつ
こんにちは、ルーペちゃんです。
読影の方法には大きく分けてデジタルとアナログの2つがあります。
要は撮った写真をパソコンで見るか現像して見るかの違いです。
デジタルとは、ネットで送られたりCD-Rで送られたりするデジタルデータ形式のものです。
これはパソコンに取り込んで、前回ご紹介した100万円のディスプレイ
(まだ値段にこだわってる)でカチカチとクリックしながら読影していきます。
一方アナログというのは、影像を焼いたレントゲンフィルムを読影するやり方です。
見れば「ああーこれこれ」とお分かりになるかな?
病院の診察室で見たことありますよね。
デジタルもアナログもそれぞれ一長一短なのですが、
アナログは何と言っても「かさばる」問題があります。
フィルム一枚が結構大きくて(B4よりちょっと大きい?)重い上、
一人分の胃の読影で、8~10枚あるんです。
上の写真も、フィルムは何枚もありますが、これでお一人分です。
そういえば胃のレントゲン検査のときって
「横向いて~。上向いて~。ひねって~。」
と雑誌の撮影かって位、色んなポーズ要求されますよね。
あれはポーズごとに撮影してたんですよ!
えっ知ってた?ルーペちゃん知りませんでした。
「じゃあアナログの読影依頼が大量に来ると大変ですね~」
とアキコ先生に言うと
「家族に手伝ってもらってますから」ですと。???
空き箱で作ったトレイ(カワイイ)にフィルムを入れ、
ご家族スタンバイ。
後ろが光ってるディスプレイ(「シャウカステン」というらしいです)に
ご家族がフィルムをシュッシュッと差し込んでいき、
読影が終わると先生がシャシャーと回収。
空いたディスプレイにご家族が新しいフィルムをシュシュシュ。
ルーペちゃんボキャ貧なのでシュとかシャとかばっかりで
わかりづらいですが、まあ素晴らしい連携プレイでして
皆さんにお見せしたいくらいです。
ではまた!ルーペちゃんでした。