Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

海辺のリアルライフを語ろう

こんにちは、先週の稲刈りの筋肉痛がいまだに治らないルーペちゃんです。我ながら運動不足もたいがいに、という感じです。

●若大将もサザンもいないけど

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ザ・工業地帯(千葉ポートタワーよりの眺め)

プロフィールにある通り、ルーペちゃんは千葉市の海沿いに住んでいます。海沿いというと皆さんどういうイメージを持たれますか?
ティアドロップサングラスをかけてオープンカーを運転したり、海辺でバーベキューをしたり、自転車でサーフボードを運んだり、ホットドッグを頬張りながらローラースケートで海沿いを走ったり、上はビキニ・下はホットパンツ姿で大型犬を散歩させたり。。。

私のかなり偏った(しかも80年代の西海岸っぽい)イメージを披露してしまいましたが、当然21世紀の千葉市でそんなことはできません。そもそも海辺って言ったって遊泳禁止ですし。海岸は火気禁止ですし。

●ベイエリアのすまいを検討するなら

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千葉に限らず、東日本大地震以降、津波や地盤の問題で敬遠されたベイエリアのマンションも、オリンピックの影響からか販売好調で、人気が盛り返してきた雰囲気があります。

ですが、売りだされているベイエリアのマンションの広告って、そこまでじゃないにせよ↑に書いたルーペちゃんのイメージに多少似たようなものがあるような気がして、ちょっと物言いたい気分になりました。

そう、素敵ですよ、海辺の暮らしは。・・・んが、住んでみて他の土地とは違う「あれ、そうだったの?」と思うこともいくつかあることも事実。というわけで、マンションのショールームでは分からない、海辺ならではのデメリットをあえて指摘していこうと思います。

●風が強い

ただ漠然と「海辺は風が強い」と思っているのと実際に吹かれてみるのと大違いです。最初はモーレツにびっくりしました。何この風、マンションが吹き飛ぶんじゃないの?と。季節によりますが、私の感覚だと月に2日くらいそういう大風の日があります。カーテンがちぎれそうに風が吹き荒れ、とても窓など開けていられません。ベランダに置くものも考えないと、倒れたり飛ばされたりします。

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海岸に斜めに生えている木。ぜんぶ風のせいだ。

●砂ぼこりがすごい

大風の日以外もそれなりに風が強いことが多いです。当然ですが。常に目に見えない微細な砂が運ばれてくるので、ちょっと掃除をサボると棚の上などがすぐザラッとします。うちはカーペット敷なので砂は全部埋め込まれてしまっていますが、フローリングのお家は毎日床がザラザラするそうです。

●窓が曇る

「潮風」って単語だけ見ると爽やかな印象ですが、住んでみると潮風はそんなにいいもんじゃありません。窓ガラスを拭いても拭いてもすぐ白く曇ってしまいます。塩のせいです。しかもたちの悪いことに、普通のガラスクリーナーでは歯が立ちません。たぶんお湯だときれいになるんだろうけど。。。すぐ白くなるから面倒くさくてやりません。

●車の窓も曇る

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うちは屋外駐車場なので特に。車に乗るたびにフロントガラスをウォッシャーで洗わないと前が見えません。内部はどうなってるのか考えると怖いので考えないことにしています。

●洗濯物が湿っぽい

これは風の日に限ります。晴れて無風の日は気になりませんが、風があると塩でしなしなっとなります。パリっとした洗濯物をお望みの方は、乾燥機で乾かすしかありません。

●天気が予想しづらい

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海辺のせいでしょうか、テレビで観る天気予報と現地の天気が違うことがしばしば。曇りって言ってるのに晴れてたりその逆だったり。にわか雨や天気雨も多いような。あと、天気がコロコロ変わるのも。

●ベランダやカーテンが半端なく汚れる

これも砂ぼこりのせい。夏のはじめに取り替えたばかりの網戸もすでに真っ黒で、それに伴いカーテンまで真っ黒です。海方向にあるベランダの床も真っ黒、サンダルも真っ黒。誰のせいでもありゃしないけど見るとキーっとなります。

●道路が走りやすいので珍妙な運転をする人が集まる

週末の夜は大変ですよ~。うるさくて眠れないほどじゃないですけど、ときどき道路の真ん中にドリフトした跡が残っていることがあります。

●風で電車が止まる

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かつて京葉線は「♪風が吹いたらお休みで~」と歌われるほど風に弱い路線でしたが、防風柵を設置したことにより以前より段違いに風に強くなりました。今までは強風のときはいらない子とまで言われていたのがやれば出来る子になりました。防風柵がない他の地域の電車はどうなってるんだろう。。。

いかがでしたか?海辺の開放感、利便性などのメリットばかり宣伝されがちですが、なかなか明らかにされないデメリットも考慮した上でマンションを検討したほうがのちのち後悔しないで済みます。
こういうデメリットを正直に説明してくれるディベロッパーはむしろ信用できるところかもしれませんよ。

※地震や津波、台風などの大規模災害の要素は除きました
※外回りの塩害については対策済みのマンションが多いです。

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