Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

これから日焼けするビーチボーイズへ捧ぐ

こんにちは、かき氷は小倉+練乳派のルーペちゃんです。

8月に入ると急に夏もよそよそしくなり、

「もう走り終わったんで後はクールダウンで流してます」

みたいな顔をするなぁと思うのは、私だけでしょうか。

お店でも、今まで「夏は君のもの!ネバーエンディングサマー!」

なんてお客さんをあおっていたのに、8月に入ったとたんに

「夏物大放出セール」さらには「秋物入荷しました」だなんて

その気でいたのに梯子を外されて落下するお客さん続出ですよ。

ま、それでルーペちゃんは手動のかき氷機を半額で購入できたので、

文句を言う筋合いは全くないのですが。

そういう世の中の流れ的なものにおとなしく乗っかる

ルーペちゃんではありませんよ。

まだまだ、夏にまつわる話をし続けてやろうじゃないですか。

なんなら11月くらいまでやってもいいですよ、どうだ見たか!

(誰にけんかを売ってるんだ)

子供がいるのでプールや海に出かける機会は割と多い方ですが、

そんなとき「割とみなさんご存じないのかな?」と思うのが、

「日焼けの仕方」

若い男の子やスポーツに縁のなさそうなおじさんによく見られるのが、

体の片側(だいたい背中側)だけ真っ赤っかになっちゃってる状態。

紫外線のお肌へ与えるダメージについてはだいぶ浸透してきた

おかげか、女性で真っ赤っかな人はあまり見なくなりましたが、

男性は相変わらず無茶する人が見られますね。

日焼けのダメージについては「一度痛い目に遭わないと分からない」

と突き放すことができないほど、紫外線の強さがかつてのそれとは

違うものになってきました。

気象庁発表の「紫外線の経年変化」というデータによると、

札幌とつくばでは1990年代はじめの観測開始以降、増加傾向が明瞭で

増加率はそれぞれ10年あたり4.9%、5.1%だそうです。

少なくとも自分が子供の頃の日射しと同じではない、とだけ

肝に銘じておきましょう。

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それでも若い人や男性は日焼けしたいんですよねえ。。。ハハッ(乾いた笑い)。

でもシゲル・マツザキ並に黒光りしたくはないんでしょ?

わがままなんだから!

外房の荒波に揉まれて育った海の子ルーペちゃんが

「21世紀の日焼けノウハウ」をお伝えしましょう。

以下、「初めて男女のグループで海に行く男子(高1)」

「北方謙三先生的にアドバイスする」という設定でお送りします。

(1)長時間いる場合は日焼け止めで焼く

海に行くのに日焼けローションなんか持っていってるのは誰だ!?

このバカっ!(グーでなぐる)何考えてるんだ!

温暖化の進む21世紀の海で日焼けローションなんて、

石油コンビナートでキャンプファイヤーするようなものだ。

朝から晩まで一日海にいたらどんな強力な日焼け止めをつけていたって

嫌でも焼けるんだ。

SPF30以上の日焼け止めを持っていけ。悪いようにはしない。

(2)下焼きをすると万全

コパトーンのコマーシャルのようなセクシーなトースト色は

一日にしてならず、と覚えろ。

少なくとも2週間前から近所の公園や家のベランダで表裏30分ずつ

1時間の下焼きを2、3回しておくと海でぼろぼろになることはないぞ。

しかも、下焼きしておくと、海で服を脱いだとき

透き通るような白い肌に赤面することもないから一石二鳥だ。

日焼けローションは下焼きのときに使うべし。

(3)特に焼けやすい場所は白く残らせろ

、鼻、おでこ、ほほ、は日焼け止めを特にたっぷりと。

ここに関しては、白残りを恐れるな。

むしろ白く残っているくらいでちょうどいい。

あとで真っ赤っかに腫れ上がったり、皮が剥けて鼻にパン粉つけた

みたいになったりする方がよっぽど恥ずかしいぞ。

(4)忘れやすい場所

耳、足の甲、手の甲、あごの下から胸、唇

これが日焼け止めを塗るのを忘れがちな場所だ。

一緒に行った女の子が塗り忘れていたら、教えてやるといいぞ。

「ボクが塗ってあげる」は相手が引くぞ。

気持ちは分かるが、お前はまだ高1なんだからわきまえろ。

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(5)女子は意外と無茶する男を嫌う

無茶するヤツはその場だけは話題の中心になるので、注目を浴びて

いいなと思うかもしれないが、実は女子は内心では馬鹿にしているのだ。

今の時代、先を読む能力はどんな場面でも必要とされる。

念入りに日焼け止めを塗るお前に、

「用意周到で頼りになる」と思う女子はいても、

「細かくて女々しい」と思う女子はいないはずだ。

グループの女子の好感度を一身に集めたら、その後の展開はお前次第だ。

小僧ども、健闘を祈る。