Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

ガサガサかかと、削ってみたら?

こんにちは、ルーペちゃんです。
いやー、春来ましたね。

来週の今頃はお花見の話題でもちきりでしょう。
私が花粉でズビズバしている間に、世間では着々と春の準備が進められていたようです。
気づけば娘も今日が修了式。
年明けから始まった塾にあたふたしている間に、もう学年も変わろうとしています。

春って私は昔からあまり好きじゃないんですよね。
なんだかハフハフしませんか。
新生活に向けてキラキラしている人がたくさんいるので、それを見て焦ったり落ち着かなくなったり自分を省みて落ち込んだり。
「お前は変わらなくていいのか―?」と問われているようで心臓がキュッとします。
娘が進級して成長していくのも嬉しいことですが、一方「いつまで一緒に遊んでくれるんだろう」と不安になる気持ちもあったりして。あー子離れできるか心配!

●とはいえ季節は進んでいく

・・・のですよ。
春が来たからには夏もまもなくってこと。
女性にとって夏の準備といえば、1に体型、2にムダ毛、3,4がなくて5にUV対策、というところでしょうか。
忘れがちですが8くらいに「かかとのお手入れ」なんてのも入れたいですね。
うっかり忘れると、「今年初めてサンダル履いちゃおう♡」という日に玄関先で悲鳴をあげることになります。

美容的な側面のほか、衛生的な面でも気になります。
私は通販番組を見るでもなく流しっぱなしにするのが好きなのですが(変な趣味だな)、季節柄最近よく紹介されているのが高機能掃除機。
芸能人などの部屋を掃除して最後にホコリを積み上げて、「ほーらこんなに」ってやる、例のアレです。
そのときたまたま見ていた番組では布団に掃除機をかけていました。
すると驚くべきことに、1人分の布団から出たホコリと、部屋を掃除して出たホコリの量が同じくらいだったんですよ!ε=ε=ε=ヾ(;≧Д≦)ノぎゃあぁあっ!!
ちなみに布団のホコリって、人間の皮膚がほとんどらしいですね。。。(ぞ~)
ガサガサかかとからどれだけの皮膚が擦り落とされているか、想像するのもイヤだ。。。

●ドイツの職人技をあなたのかかとにも

私も乾燥肌族の一員として、毎年見事なガサガサかかとを完成させています。
ひび割れる人、岩石のように固くなる人、いろいろありますが私は大根おろし型です。
かかと一面に小さいトゲが生えたように鋭い突起が現れます。
裸足でじゅうたんの上をあるくと、「バリッ、バリッ」とイヤな音が。
靴下のかかとはすぐ薄くなるし、薄いストッキングなんか履いた瞬間にダメになるくらい。


数年前、ネットでコーンプレーンという道具を見つけました。
コーンプレーン、日本語で言うと角質削り器です。
薄いカミソリの刃で固いかかとや魚の目を削るという、人に言ったら引かれそうな道具。
ただ、Amazonのレビューが尋常じゃない高評価なんですよ。
42件のレビューがついて☆が平均4.6(現時点)。
買った人たちはとにかく大絶賛。
本体はちょっとお高くて3000円強しますが、これだけの高評価なら何かがあるはず、と思って購入してみました。

ツヴィリングヘンケルス社・ドイツ製。
主婦には包丁やハサミで有名なメーカーです。
持った感触はしっかりとしていてシリコンの滑り止めもついており、握りやすい。
作りは単純で、スケバンが持っていたような(イメージ古っ)カミソリ刃を器具の先に挟み、野菜のピーラーのようにかかとを削ります。

といっても絶妙に計算されたカーブとほそーい隙間のおかげでべろんとむけることはありません。
たとえるなら岩塩を削るようにジャッジャッと粉が出てきます。

人間の皮膚を削る、と聞くだけで拒否反応を感じる方もいるかもしれませんが、フットケアサロンや医療機関でも行われる治療法ではあります。
かかとを固いままで放置しておくとヒビがひどくなったり、水虫になったりすることもあるそうなので、このように手軽で効果のある方法が家庭でできるのはありがたいです。

●使ってみた実感

結論から言うと、「買ってよかった使ってよかった」。
全く痛くないので、軽石でこするのとそれほど気持ちの上で差はありません。
少しずつしか削れないので私の場合は20分ほど削り続ける必要があります。
角砂糖1個分ほどの粉が出ましたよ。。。お見せできないのが本当に残念です。

しかもこれのすごいところは、固くないところは削れないようになっているところ。
やっていると気持ちよくなってついやりすぎてしまいがち。
ですが、どういう仕組みかわからないけれど、固くない普通の皮膚の部分は、刃がひっかかって削れないのです。
すごいぞ、ドイツの職人技!

ネット上ではお風呂上がりにやるべきという意見と、お風呂上がりはNG、という全く反対の意見があります。
個人的にはお風呂上がりにやると削りすぎてしまって痛い目にあうことがあったので、乾燥しているときに削るようにしています。

これを使ったからといってすぐに「すべすべふわふわ赤ちゃんのようなかかと」になるわけではありません。
乾燥しきってあとは剥がれ落ちるのを待つばかりの皮膚のターンオーバーを助ける、くらいの気持ちです。
なによりじゅうたんの「バリッ」がなくなるだけでもかなりストレスが軽くなります。
自分のかかとでじぶんの足をひっかいて「痛っ」とやっていたりしましたからねえ。
頻度はそれほど多くなく、一回やると数ヶ月もちます。
なのでひと冬に2,3回ほどでしょうか。

替刃10枚つき。両刃なのでこれだけあれば何十年ももつはず。

ガサガサかかとは小さいながらもストレスがたまるものです。
ストレスだけでなく、ひび割れがひどくなると歩くのも辛くなります。
この器具は特に技術もコツも要らず、簡単に効果的なお手入れができるので、お悩みの方は一考の価値ありと思いますよ。

ルーペちゃんでした。

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