Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

病気の発見と治療について~シリーズ第三弾~

2016年初のブログとなります、本年もよろしくお願いします、梨子ちゃんです。
新年早々、実は首を痛めました。
友人と年明け早速飲みに行ったものの梨子ちゃん首痛い、その友人風邪ひいた。。。
ということで結局グズグズな飲みになってしまいました。
(そんな時に無理すんなや、って皆さん突っ込んで下さい笑)

『体調万全にしてまた飲みにいこう』と言っているもののまだ体調が戻らない友人の心配をしつつ、自分の首の痛みを少しでも取り払おうとマッサージに通う日々。
波乱の幕開け?となった2016年。
良くない波もあればいい波もある!と言い聞かせながら、やはり今年も『美味しくお酒が飲める』かが健康のバロメーターになりそうな梨子ちゃんです。

●女性特有の病気

早いものでこのシリーズも第三弾となりました。
なんて、独断でシリーズ化しているだけですが汗

さて今回は、このどこから見てもって皆さんお分かりにはなりませんよね。
でも見た目女性にしては大柄で健康そうな梨子ちゃん。
その梨子ちゃんの抱える持病について、膝の話に続き書かせて頂きます。

女性特有の病気についてなので男性には分かりにくいこともあるかもしれませんが、ご家族やパートナーがもし。。。なんていう場合もあるかもしれませんのでご参考までに読んで頂けたらと思います。

以前、献血について書かせて頂いた時に梨子ちゃん、服用している薬があることを載せましたが、実はこの薬『子宮内膜症』の治療のためのものなんです。
学生の頃から生理痛がひどく排卵痛、体のだるさなど月経困難症との闘い。。。
一か月のうちで調子が良いのは一週間くらいでした。
四捨五入して40になるくらいには一番強いと病院にて処方される鎮痛剤すらも効かなくなってしまい、もう限界。と思い受診したところ『子宮内膜症』と診断されました。

そこで治療を勧められたのは『ホルモン療法』
ルナベル配合錠LD

lunabell
といういわゆる低用量ピルを服用する治療です。
これは子宮内膜症の治療に使われている一般的なお薬。
ピルと聞いて梨子ちゃんも最初は戸惑いましたが、辛い症状が和らぐのであればと服用を決めました。
排卵を抑制し子宮内膜を厚くしないというのが主な効果。
月経困難症と言われる症状が、このことにより緩和されるのです。

飲み始めて2年半ほど経ちますがこのお薬のおかげで本当に楽になり痛みもほとんどなくなり、鎮痛剤ともおさらばすることが出来て快適。
思い切って治療に踏み切って良かったと思っています。

●心配なこと

快適な生活ではあるもののこの薬を服用するに当たり一番気をつけなくてはならないのが副作用。
注意書きにもあるのですが
・足の痛み、腫れ、しびれ
・手足の脱力、麻痺
・息切れ、胸の痛み
・頭痛、舌のもつれ
・視覚障害

などの症状が出ることがあります。
lunabells
​幸い梨子ちゃんはこれらの症状が出ることはなく服用を無事に開始することが出来ました。

そして
飲み続けることで起こる可能性があるもの。。。
一番怖いのが血栓症です。
ピルを服用することで起こりやすくなると言われています。

主治医の先生から注意されていることは
・血栓が出来ないように水分を多く摂取すること
・血圧のチェックは欠かさない
ということです。

先日も定期受診があったのですがいつもより血圧が少し高めだった梨子ちゃん。
主治医の先生に『血圧が高くなってしまうとこの薬を使えなくなります。』と言われてしまいました。
せっかくの治療が出来ないのは嫌なので日々いろいろなことに気を付けながら生活しています。

その他、
・定期的な受診と血液検査の実施
・乳癌になりやすいとの見解もあり、乳癌健診を欠かさないこと
など、服用を続けるにあたって欠かすことが出来ないことがあります。

●治療のために、正しい知識と正しい服用

lunabell3
一ヶ月の周期で梨子ちゃんが飲んでいるこのルナベル。
三週間、一日一錠。
一週間はお薬をお休みするというサイクルで忘れず地道に?頑張って飲んでいます。

辛い症状があればなんとかそれを和らげたいものです。
治療出来るのであればなんとか良くなるように出来る限りのことはしたいものです。
薬を服用するということはその症状を緩和したり完治させたりすることが可能な一方で、体に及ぼす副作用などの影響があります。

病気の種類、発見時期、治療方法などは様々で全てに当てはまるわけではありませんが、治療に当たりどの方法が一番良いのか熟考する必要があります。
でも治療する選択肢があるのならばお医者様や、また家族の方たちと相談し少しでも快適な生活を送るために、イメージや一部の情報だけにとらわれずに、治療方法や薬について正しい知識と正しい服用で体への負担も最小限に抑えながら治療することが可能になるのではないでしょうか。

病気にならないのが一番。
でももし自分が、大切な家族がなってしまったら。
そんないざという時に慌てず冷静に対応できるようこのブログの記事が少しでも皆さんのお役に立てたらと思い、実はあまり周囲にも話していない内容でしたが書かせて頂きました。
でもご心配なく。
梨子ちゃんは、元気です☆

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