Dr.LOUPE Blog_

ドクタールーペスタッフ、ルーペちゃんがお届けする健康と生活にまつわるブログ

梨子ちゃん、睡眠について考える~そして自己紹介

先日友人とのやり取りで、自分のことを「アラフォー」と言ったつもりが何を思ったのか、「アラサー」と言っていた梨子ちゃん。
友人に「アラサー?え?アラサー?アラフォーじゃなくて???」と突っ込まれまくり。。。
そうだよ、気持ちは永遠のアラサー!どんどん若返ってるんだよ!と適当なことを言いごまかしました。。。お恥ずかしい間違いではありますが、何事も前向き、気持ちは常に若々しく!と思うことは大切と、間違いをプラスに捉える最近の梨子ちゃんです。

●自己紹介

今回2回目の登場梨子ちゃんの自己紹介を少しさせて頂きます。
山梨在住の『アラフォー』、中3の娘と中1の息子を育てるシングルマザーです。
幼少期に父の転勤にて都内生活を送った経験あり、その為今でも東京に住みたいという密かな願望を抱いております。
とは言っても現実問題それは無理なので、山梨生活をのんびりゆったり楽しんでいこうと思っています。

家のベランダからはほんの少し、ですが富士山が見え、甲府盆地が見渡せます。


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それを眺めながらベランダにてお酒を飲むことが最近の休日のお楽しみ。
お酒に合うおつまみを料理することも大好きです。
その為カレーライスやオムライスなど子供が好きなメニューがほとんど食卓に上がらないちょっと珍しい我が家です。。。
(子供達もそれが当たり前なので一切文句は言いません。て単に梨子ちゃんがそう仕向けた?だけですね。。。)

また、ずっとバスケットボールを続けていましたが、子供達と自分の生活を優先に考え引退。
新たな趣味として最近昔習っていたエレクトーンを始めました。

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ブランク約27年。。。それをどう埋めていくか。
楽しみながら続けていけたらと思っています。
こんな梨子ちゃんですが皆様よろしくお願いします。

●眠い、のに眠れない

近頃、寝ている時に腰の痛みで寝返りが打てない、一度目が覚めるとあれこれいろいろ考え始め目が冴える、気が付くと枕がずれていて朝起きると肩、首に激痛があり起き上がれない、といった状態があり、とっても不快感を覚えていた梨子ちゃん。

通勤は車にて45分ほどの距離を運転するのですが、その間に正直かなりひどい眠気が襲ってくることがあり、ひやっとしたことが何度もありました。

これはまずい!
眠っているつもりでも実はほとんど眠れていないのではないか?と考えるようになり、何かこれを打破するきっかけはないだうろかと考え。。。
市川三郷町というところにある睡眠工房おざわさんに行って来ました。

●睡眠に関するカウンセリング

睡眠時の悩みを解決してくれると友人に紹介してもらいいざお店へ。
元々は寝具を扱うお店ですが、睡眠に関してとても熱心に学ばれています。
ご家族で経営されていて、お店の方は睡眠環境アドバイザーという資格を持っていたり、山梨県内ではどこも扱っていない寝具(IWATA)を扱っていたりします。

まずは梨子ちゃんの睡眠環境についてのカウンセリングを行って頂きました。
睡眠時間、生活状況、睡眠時の姿勢(上向き、横向き、うつ伏せなど)、寝るときに着ているもの、その素材、寝具の様子(枕の材質、高さ、大きさ、敷き・掛け布団の材質、使用年数、布団の掛け方、など)をかなり細かく聞かれました。
その結果、特に睡眠時の姿勢と枕の状態が良くない為、確実に不眠を引き起こす要素があるとの診断結果でした。

●良い睡眠とは

良質な睡眠というのには3つ条件があるそうなんです。

1.体温が約1℃下がる
2.発汗する(一晩で約180㏄)
3.寝返りをする(一晩で約30回~40回)

これを考えるとやはり、横になった時の寝具に身を包む環境がとても大切なのが一目瞭然です。
特に梨子ちゃんが興味深かったのは寝返りのお話。
人は寝ている時に何度も寝返りをすることによって、活動時に詰まったりずれたりしてしまった頸椎や脊椎の間隔を元に戻す、修正を行う、んだそうです。
なので、意識的に向きを変えることは寝返りとは言わず、眠っている時に無意識にやるのが寝返りで、それがしっかり出来ていることが大切だということです。

寝返りの定義とは

無意識な寝返りであれば、首を動かすだけでも寝返りと言う。
そして自然な寝返りとは首を動かす→次に上半身→最後に下半身 が動く

要するに首がきっかけになり上半身と下半身が順にターンするように、後から付いていくような動きとのこと。
寝返り一つとっても、なんて面白くて深いんだ!と感動しました。

●寝具の見直し

今の睡眠時の不快感をなくすためには寝具を見直すことが必要だと痛切に感じ、まず枕について見て頂きました。
今現在使用している梨子ちゃん枕。
寝ている間に上にずれて気が付くと頭のてっぺんのみ乗っている状態。
それでは首も肩も痛いに決まっていますよね。
枕も洋服と同じ『試着』しないとこの人に合った枕は選べないそうで、実際に横になって何種類か枕を当ててもらいました。

高すぎても低すぎてもダメ。
目安としては、リラックスして直立している状態がそのまま横になっていることが理想。
また、頸椎がきれいなS字になることも大切なんだとか。

実際に横になって枕を当ててもらいましたが、なんということでしょう!!!
上向きが苦手で横向きでばかり寝ている梨子ちゃん、目からうろこ、上を向いて横になるってなんて気持ちがいいんだろう!と。

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その他枕についてのポイントとして、
・当て方は、首の後ろの一番出っ張っている骨のところが枕の下のラインと平行になるようにする。
・枕の幅は、寝返りをすることを考えて肩幅よりも少し広いもの
を選ぶことが重要です。

●天然素材が一番

長い時間肌に触れる寝具。
パジャマやシーツなど、もちろん綿や麻などの天然素材を使用したものが一番。
中でも素材として枕や敷布団でおすすめして頂いたもの。。。
それがなんとラクダの毛

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砂漠地帯で生活すラクダ。
昼間は40℃を超え朝晩には氷点下40℃にもなる寒暖の差が激しい砂漠で、ラクダは自分の毛で体温調節をします。
昼間暑い中かいた汗を気温が下がる夕方には取り除かねばなりません。
それが出来なければ自分の毛に含まれている水分で凍え死んでしまいます。
ですからその水分をいち早く取り除ける速乾性のある毛。
また氷点下にも耐えられる保温性のある毛。
枕や布団には最適な素材です。

そして、枝毛が一切ないまっすぐな毛でからまないので、しずみがなく固くならずしっかり頭や体を支えてくれるそうです。
過酷な自然環境が生んだ最高の寝具素材ですね。

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●まとめ

『睡眠は体のメンテナンス時間』
お店の方に言われて一番印象に残った言葉です。

人は体の調子が悪くなると、薬やサプリメント、整体など、外からのもので何とかしようとする傾向にある気がします。
でもまず、しっかりと質の良い睡眠を取ることで基礎代謝の向上そして本来自分の持っている自然治癒力を向上させることが出来るそうです。
まずは自分の持っているものを向上させて健康に過ごす、これが一番です。

梨子ちゃん、現在枕と敷きパッドを一週間レンタルさせてもらい使用中。

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嘘みたいによく眠れ、昼間の眠気も無くなって体も軽く快適です!
ここで皆さんも、睡眠時間について、見直す機会を作ってみてはいかがでしょうか。

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山梨から、梨子ちゃんでした!

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