ディープ・バイトの矯正中です。
こんにちは、この冬はほぼイネスの言いなりに過ごしているルーペちゃんです。
イネスとは、今季ユニクロとコラボしているおフランスの素敵なモデルさん。
イネスのコラボ商品がベーシックで品良く使い勝手もよく、エフォートレス・シックっていうんですかね?気に入っているのです。ファンも多いよう。ネット上ではイネスの新商品が出る度に大人買いしたという報告多数。。。私も何着買ったか分かりません。
●ディープ・バイトな娘
過去記事「危険な「ポカン口」は今すぐ治そう」で登場したS医師に、「ちょっと噛み合わせで気になることがあるから一度診察においで」と言われていたうちの娘。去年の秋、溝の口にあるS医師の歯科医院で診てもらったらやはり問題がありました。
「うん、やっぱりディープ・バイトだね」。
ディープ・バイト(過蓋咬合)とは、上の前歯が下の前歯の前に過剰にかぶさってしまっている状態のこと。大人になったとき、前歯が正常に機能せず奥歯に負担がかかったり、出っ歯になったりするそうです。
これがディープ・バイト。上の歯に隠れて下の歯の根本がかろうじて見える程度。
私自身が歯並びで苦労した経験がないことや、娘も現在素人が見る分には何の問題もなさそうなことから、「え~ホントに矯正が必要なの~そのうち自然に治るんじゃないの~」と懐疑的でしたが。。。
自然には治らず悪化する一方だということ、また大人になってから治そうとすると子供の10倍ほどの時間と費用がかかる場合があることなどを聞いたルーペちゃん、
「やりましょう!」と孫正義ばりの返事をしたのでした。
●小学2年生のディープ・バイト矯正
歯科矯正というと、ルーペちゃんが子供の頃よく見たのは、友達の口の中に針金がうねうねと絡まっているアレ。
「食べる度に歯磨きして面倒だし、だんだんきつくするので痛くて夜眠れなかった」などという話を聞いていたので、娘も苦労するんだろうなぁ、かわいそうに、と思っていたらさすが21世紀、矯正も進化していました。
あれ?針金じゃないぞ。
この矯正はシリコン製のマウスピースをガボッと咥えるだけでOKなのです。
口いっぱいにほおばる感じなので、これを入れていると喋れない&よだれダラダラになります。娘は毎晩これを口に入れて寝ます。
ただもちろん、そのままではこのように口が開いてしまいますので、メディカルテープで唇を閉じます。
ぷぷぷっこの顔。。。クイズでお手つきした人か!と最初は笑ってしまいました。
ですが、寝るとき口を開けないので、風邪を引かない、いびきをかかない、というメリットもあります。いびきに悩んでいる大人も唇をこのテープでとめて寝ると治るそうです。
このテープ、不織布製の分厚い強力なものなので、一度とめるとびくともしません。
なので、とめた後に娘が何か用があって話したいときは、iPadの手書きメモアプリで筆談しています。だいたいは「のどかわいた」とかしょーもないことばっかりですが。それはテープを取るしかないじゃないか。
●乾燥と鼻づまり防止にはあの油
冬場は乾燥したり鼻が詰まったりしやすいので、この油を鼻の穴に1滴ずつ垂らします。
顔にも体にも髪にも、そして鼻の穴にも使える。馬油って万能だなあ。でもちょっと匂いがあるので、子供は嫌がります。
娘が風邪を引いたとき、鼻が詰まるのでしばらくマウスピースを休んだことがあるのですが、それをS医師に伝えると「マウスピースをつけたほうが鼻が通る」と言われました。
内側から鼻孔が開くので、何もしないよりもずっと鼻が通りやすいんだとか。
●何よりも「あいうべー体操」を最優先で
S医師が言うには「夜の10時間よりも昼間の1時間、昼間の1時間よりも30回のあいうベー体操」とのこと。
マウスピースは寝ているときよりも、起きているときに1時間でもつけた方が効く、そしてマウスピースをつけるよりもあいうべー体操を続けることが何よりも重要、だそうです。
(あいうベー体操について詳しくは過去記事「危険な「ポカン口」は今すぐ治そう」で!)
つまりは骨格というよりも顔の筋肉を矯正しているのですね。
S医師に、あいうべー体操を続けるのにいい方法があると教わりました。
「きらきら星」を歌いながらやるのです。
「き・ら・き・ら・ひ・か・るー」を
「あ・あ・い・い・う・う・べー」に変えて最後まで歌います。
3回を1セットとして、1日2セットから3セット。歌に乗せて体操すると、自然に回数がこなせます。
そもそもは数を数えられない小さい子にあいうべー体操をやってもらうために考えたそうです。
それ以来私も思い出しては「あ・あ・い・い」と歌っていますし、娘とお風呂に入ったときは必ず1セットやることにしています。
いびきとほうれい線が治りますように。
●真面目にやれば3ヶ月で改善する
娘が矯正を初めてからすでに2ヶ月経過・・・が、年末年始を挟んで1ヶ月くらいごそっとサボってしまったので、思うような結果は出ていません。
娘はまだ小2の8歳ですが、S医師によると「残された時間は少ない」とのこと。
永久歯が次々と顔を出している娘が、このやり方で治せる時期はもう終わりに近づいているのです。
これでダメだったらもっと費用と時間がかかる次の方法に移ることに?いやあァァァ!
ええ、かあさん本気出します。春までにきっちり結果が出るように、これから鬼となって娘の口にマウスピースをはめ込んでまいりますよ!
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